インド人街「リトル・インディア」の探索と、消えた友人の捜索

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リトルインディアの看板とスリヴィーラマカリアマン寺院

シンガポール旅行4日目はついに本来の目的であった現地の友人と合流!しかし私はまさかの友人とはぐれてしまうことに……。

3日目はあまり上手くいかないことも多い一日でしたが、最後には何とか挽回することができ、シンガポール旅行は後半戦の4日目に突入!

この日はそもそもシンガポールに来ることの目的であった友人と会う日です。

「何年ぶりだったかな……」

しかし、旧友とは会うまでの間にどれだけ長い時間が経っていたとしても、ついこの間も会ったような気分になるもの。私は友人との会合に心を躍らせ待ち合わせ場所へ。

3日目はこちら↓
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目次

シンガポール旅行(4日目・前編)

シンガポールへの旅行は元々現地で駐在員として勤務していた友人と会うために企画されたものでしたが、友人は仕事の関係でシンガポール駐在以来多忙を極めた一週間を過ごしていたようで、週末の土曜日(4日目のこの日)だけ会うことになっていました。

待ち合わせ場所は私が泊まっていたホテルのロビーになったので、友人が到着するまで暫く待機。

友人
友人

着いたぞ!

湊
ミナト

いやいや、久しぶり!元気そうだな!

10代を共に過ごした友人とはいつ会っても、ついこの間も話したような不思議な気分にさせてくれます。しかも久々の再会は海外というこのシチュエーション。最高の再開だ!

人生初の海外一人旅でやはり心細さを感じる部分もあった私は、海外で知り合いと、さらには久々に旧友と会ったことでやたらと口が回りますが、いつまでもホテルのロビーにいても仕方がないのでまずはお昼を食べに行くことにしました。

バナナ・リーフ・アポロ

これまでシンガポールを代表するグルメは「ラクサ」「バクテー」「チリクラブ」と食べ進めてきましたが、シンガポールにはリトル・インディアというインド人街があり、そこのカレーが美味しいと聞いていたので、この日のお昼はカレーに決定!

私は友人の案内でお勧めのカレー屋へ。

リトルインディアのバナナリーフアポロ

ホテルからリトルインディアまで車で移動し、友人一押しのカレー屋に到着。

ここは「バナナ・リーフ・アポロ」という、白身魚の頭を野菜や香辛料で煮込んだ「フィッシュヘッドカレー」で知られる有名店。

バナナリーフアポロの食器とバナナの葉

バナナリーフでは店名の通り食器の上にバナナの葉っぱが敷かれていて、その上に料理を盛って頂くという南インドの伝統方式で食事を楽しむことができます。

普段からバナナの葉っぱを見る機会がない私からすればこの時点で既にアツい!

バナナリーフのチーズナンとタンドリーチキン

まずは鉄板のチーズナンとタンドリーチキンをつまみにタイガービールで喉を潤します。モチモチのチーズが最高!

バナナリーフのビリヤニとチキンカレー

続いてメインはビリヤニ(スパイスと肉の炊き込みご飯)とチキンのカレー。

ビリヤニはそのままでも美味しく、カレーと一緒に食べるとさらに美味しいという、一度で二度美味しい絶品!

バナナリーフのフィッシュヘッドカレー

そしてせっかくなのでフィッシュヘッドカレーも注文。

具材で隠れていますが魚の頭が丸ごと一個入っているのでかなりのインパクト。野菜と魚のスープカレーのような感じで、サッパリしていてこちらもグッド!ただ個人的にはビリヤニに付いていたチキンカレーの方が美味しかった!

シンガポールに来てから色々あったので(特に3日目)これまであったことを友人にあれこれ話しながら食事をしていると話は弾むわ、食事は進むわであっという間に時間が過ぎていきました。

一人旅は自分の好き放題にできるので気楽でいいですが、やはり食事は一人で食べるよりも誰かと一緒に食べた方が美味しいなと身に染みたひと時でした。

バナナリーフが獲得した賞

また出口には様々な賞状が飾られていて、これらからもバナナリーフの人気を窺うことができます。

お会計は注文した量もかなり多かったので2人で102SGD(約8,160円)!昼からやりすぎた感は否めないですが、美味しかったので良しとしよう!

【バナナ・リーフ・アポロ】
(料金)チーズナン:5SGD/ビリヤニ&カレー:11SGD/フィッシュヘッドカレー:24SGD(+消費税7%、サービス料10%)
(営業時間)10:30~22:30

リトルインディアを散策

お昼を済ませた私はリトルインディアも観光したい場所だったので、友人に付き合ってもらいそのまま散策してみることにしました。

リトルインディアはインドからの移住者が築き上げた極彩色のエキゾチックタウンで、寺院やインド人向けの生鮮食品、雑貨、衣料品などのマーケットが集まっています。

リトルインディアの街並み

インドには行ったことはないのでよくわかりませんが、何となくインドっぽい気配が漂っているぞ。

スリ・ヴィーラマカリアマン寺院

街並みを眺めながらプラプラ歩いていると何やら凄そうな寺院を発見。

リトルインディアの看板とスリヴィーラマカリアマン寺院

ここはインドの神々が彫刻された18mに及ぶ塔門が異彩を放つヒンドゥ寺院「スリ・ヴィーラマカリアマン寺院」。

シンガポール最古のヒンドゥー寺院の一つで、邪悪なものを破壊する女神を祀っている、リトルインディアのシンボルとして有名な寺院です。

残念ながら午後は暫くの間閉門となっていて中に入ることはできませんでしたが、外からでも十分に神々しさを感じることができる寺院でした。異形の神々のゴープラム(塔門)は一見の価値あり。

【スリ・ヴィーラマカリアマン寺院】
(料金)無料
(見学時間)5:30~12:00、16:00~21:00
(備考)土足厳禁、毎日4回行われる祈りの儀式中は神聖な時間なので撮影は控えよう!

アブドゥル・ガフール・モスク

リトルインディアの壁に描かれた絵

どうやらリトルインディアには他にも有名な寺院やモスクがあるようで、モスクの方は午後も見学することができたので、私たちはリアルインドの街並みを見ながらそちらに行ってみることにしました。

アブドゥルガフールモスクの入り口

少し歩いた所で目的のモスクに到着。

ここは「アブドゥル・ガフール・モスク」というお城のような造形が特徴的な、歴史あるモスク(イスラム教徒が礼拝をおこなうための施設)です。入り口で靴を脱いでから中に入っていきます。

アブドゥルガフールモスクの正面

アブドゥルガフールモスクは南インドとヨーロッパの様式を融合した建物で、緑とクリーム色の色彩や、星と月の装飾も美しく、正面に設置された日時計も印象的。

アブドゥルガフールモスクの事務所

またモスク内の見学は自由に行うことができますが、中は敬虔なイスラム教徒の祈りの場のため過度な肌の露出はNGとなっています。

露出の多い格好の場合は入り口の奥にある事務所で肌を隠すものを借りることができるそうなので、ここで羽織るものなどを借りて中に入るようにしましょう。

モスク内は外の喧噪とは打って変わって、静寂な空間が広がっていました。ファンタジーな外観に目を奪われること必至のモスクです。

【アブドゥル・ガフール・モスク】
(料金)無料
(見学時間)8:00~20:00(金は12:00~14:30の間は見学不可)
(備考)土足厳禁、肌の露出に注意

ムスタファセンター

ムスタファセンター

モスクを出た私は友人の勧めでムスタファセンターという、24時間営業の日本で言うところのドンキのようなお店で石鹸のお土産を買い、リトルインディアの探索はここで終了。

ムスタファセンターは後でもう一度行くので詳しくはまたその時にご紹介します。

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ムスタファセンターについてはこちら
【マーライオンクッキー】シンガポールのお土産探しはココでキメる!

また今回訪れたバナナリーフアポロ、スリ・ヴィーラマカリアマン寺院、アブドゥルガフールモスクは全て歩いて行ける距離にあるので、リトルインディアを訪れる際は要チェックの施設。

特にスリ・ヴィーラマカリアマン寺院は中を見学することができる午前中に訪れるのがおススメです。

まさかの友人とはぐれる事態

リトルインディアの観光を終えた私たちは、買ったお土産などを置くために友人が住んでいる家と私が宿泊しているホテルにそれぞれ一度戻ってから次の目的地に向かうことにしました。

リトルインディアから近いとのことだったので、先に友人の家に向かいます。

友人
友人

ロビーあんまり広くないんだけど、下のロビーで待っててくれ!

友人が住んでいるマンションはかなり大きく、まず駐車場からロビーに行くまでが既に怪しいレベルで広い。

湊
ミナト

ここでいいのか……?

駐車場から歩いて入居者専用らしきドアを開くとバタン!とドアが閉まり、オートロックがかかります。まぁ大丈夫でしょうということでそのまま通路を進んでいくと外に出たのですが、近くにマンションのロビーらしき所を発見。

確かに友人の言う通り2人座れるくらいの小さいロビーだったため、ここで合っているだろうと椅子に座って友人を待ちます。

そこから10分が経過。

湊
ミナト

ここからが今日の本番だな

さらに10分が経過……。

湊
ミナト

友人来るの遅いな、風呂でも入ってんのかな?

そしてさらに10分が経過……!

湊
ミナト

いや、これ完全に待ち合わせ場所間違えてるわ……

私はここで気付いたのです。間違いなく自分が待ち合わせ場所ではない変な所に来てしまっていると……!

友人も私のことを探しているだろうと思われたので、急いで友人に連絡を取ろうとしますが……

湊
ミナト

いや、そうなんだよ。今回Wi-Fiレンタルしなかったんだよ……

そう、実は今回の旅行は一人旅だし必要ないかと思い、Wi-Fiをレンタルしてこなかったのです!

このままだと友人とはぐれたままお互い身動きが取れないという最悪の状況に陥ってしまうため、私はWi-Fiが使えそうな場所を探しますが……

間違った待ち合わせ場所

なんとなくWi-Fiが使えそうな気配、なし!

湊
ミナト

詰んだろこれ……。どうするかなほんと……

しかし事態はここでまさかの急転直下!

駐車場の管理室

さっきまでいなかった駐車場の管理室から人が出てきたではないか!この機を逃したら終わるということで私は急いで管理室へ!

湊
ミナト

すみません、実は友人が上に住んでいるんですが(たぶんここには住んでいない)、連絡が取れなくなってしまって、Wi-Fi使わせてもらえませんか!?

管理人
管理人

う~ん、OK!

湊
ミナト

助かった……

結局のところ私が違う場所に行ってしまっていたようで、連絡が繋がったことで無事に友人と合流することができましたが、この時ほど海外におけるWi-Fiの必要性を感じたことはないかもしれません。Wi-Fiはレンタルしておくに越したことはない!

シンガポールでおススメのWi-Fi

海外は空港では無料でWi-Fiが使えたり、飲食店などでも無料で使えることも多いですが、特に今回の私のような人と待ち合わせがある時などはWi-Fiがないと死活問題になる場合があるので、Wi-Fiは事前に予約しておくに越したことはありません。

シンガポール旅行でおススメのWi-Fiは以前も利用したことがあるイモトのWiFiがおススメ。イモトのWi-Fiはシンガポールでの利用の場合3G回線であれば1日980円、渡航60日前に予約すれば早割20%が効いて1日780円で利用することができます。(Wifiは不課税)

待ち合わせなどの連絡はもちろん、現地で飲食店や観光スポットを調べることもできるのでやはりWi-Fiはレンタルしておいた方が無難です。私も今回の経験以降、海外旅行はWi-Fiをレンタルしていくことにしています。Wi-Fiを持ち歩いて快適な旅を楽しもう!

次回シンガポールスリング発祥のロングバーを目指し、ラッフルズホテルへ

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