【貧困層】年収200万円以下でも一人暮らしで生きていけることが判明した

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平均年収は400万円以上といわれるなかで、「アンダークラス」と呼ばれる下層階級が出現していたそうです。

日本人の平均年収は430万円前後。近年は上昇傾向にあり、毎年多少の変動はあるものの、だいたいこれくらいの数字となっています。

しかしその一方で、年収は平均の半分以下、下層階級を意味する「アンダークラス」と呼ばれることもある「年収200万円以下」の人が、じつはかなり増えてきているというのはご存じでしょうか?

会社にしばられる生活が嫌だ、自由に生きていたい、お金よりもやりたいことを重視したい、という考え方を持ち、みずからそのような生活を選択する人が増えてきている、というのもその背景にはあるようです。が、ここで問題となるのは、それで生きていけるのか? という話でしょう。

とくに家賃が発生する一人暮らしの場合は、もはや不可能としか思えないようにも考えられますが、しかし実際に年収200万円以下に突入してみると、これが意外となんとかなるものだということが判明。

今回は、私が年収200万円以下になった理由と、その年収でどうすればやっていけるのか、という生活の一部をご紹介したいと思います。

目次

意外と多い年収200万以下の貧困層

現代社会に突如として現れたとされる下層階級「アンダークラス」。非正規雇用者を中心に構成され(パート主婦、専門・管理職は除く)、平均年収は200万円を下回る186万円。その数は約930万人にも及び、今後はさらに増えていくだろうとみられています。

また、国税庁によっておこなわれた「民間給与実態統計調査(令和元年/2019年)」によれば、1年を通じて勤務した5225万人のうち、年収100万円以下は全体の8.7%、年収100万円超~200万円以下は全体の14.2%と、全体の22.9%(約1200万人)が年収200万円以下ということが判明。

そう、意外と年収200万円以下の人は多いのです。

かくいう私もその1人。冒頭でふれたような理由と、当ブログの運営作業のため、長年続けてきた仕事を1つ辞め、みずから年収200万円以下になることを選択しました。

そもそも辞める前から貯蓄はほとんどない状態だったというのに、仕事を辞めたあとにいろいろとあったことで、わずかばかりの貯蓄もゼロに。当ブログから発生する収入もスズメの涙のような状態でしたから、こんな年収で生活していけるわけがない、完全に終わった、と当時は思っていました。

ところがどうでしょう、お金がないならないでなんとかなるもので、年収200万円以下でも、しかも賃貸の一人暮らしでも、ふつうに生きていけるということがわかったのです!

人間の適応能力は高い。なければないで生活していくことは可能。まずは、私がそのように適応した過程からご紹介しましょう。

逆境の中でもやるしかないと思っていたらいけた

アンダークラスの平均年収は186万円で、そこから税金等が引かれると、手元に残るお金、つまり手取りは13万円前後となります。

実際私の場合、それよりももうちょっと少ないですが、そこから家賃、光熱費、通信費、食費など、生活にかかるお金のすべてをまかなわなければなりません。もちろん最初は、こんなことは不可能だろうと思っていました。

しかし、ここであきらめてしまえば、なんのために長年続けてきた仕事をやめたのかわからなくなってしまう。当ブログの運営作業のために仕事を辞めたというのに、お金を稼ぎに外に(夜も)働きに出れば、またしても当ブログは放置状態に逆戻りになってしまう。

私に残された「本末転倒」という最悪の結末を回避する方法は、逆境に置かれていたとしてもやるしかない、というものだけだったのです。

ところで、かつてアパルトヘイト(人種隔離政策)という強大な敵と戦い続け、反逆罪による27年間の獄中生活を経てもなおあきらめず、ついには自由を勝ち取ることに成功した南アフリカ共和国の元大統領、ネルソンマンデラの言葉にこのようなものがあります。

「何事も成功するまでは不可能に思えることである」ネルソン・マンデラ

なにをするにしても、始める前から不可能だと思っていれば、それが可能になることはない。

不可能としか思えないようなことでも、そこにいちるの望みを見いだすことができ、そして可能性を信じ続けることができたのであれば、成功をつかむことはできるということです。

崖っぷちだろうが、どん底だろうが、可能性を信じ、後ろは向かず、そして腐らず、前に進むだけ。そう思っていたら、自分でもよくわからないうちにふつうに生活していけるようになり、いまでは逆に、「いままでなににお金を使っていたんだ?」とまで考えるようになりました。

人生というものは、意外とそんなものなのかもしれません。

年収200万以下の節約生活とやりくり

年収200万以下での一人暮らしは、もちろん居住エリアや家賃、収入などにもよると思いますが、生活の水準を落とせば不可能ではありません。たしかにぜいたくやお金を使った息抜きはあまりできなくなってしまいますが、「生きていく」ことは可能といえるでしょう。

ただ、なにかあったときにお金が足りなくなる可能性はおおいにあるように思われ、たいていはギリギリの生活になるのではないかとも思うので、この生活を一生続けていくというのは少しむずかしい話だとも思います。

この生活はなにかをなしとげるための、あくまで一時的なもの。私はそのように考えています。といっても、すでに2年くらいはこのような生活が続いていますが……。

さて、前置きはこのくらいにして、ここからは、私が現在の生活を維持するために削ったものや、削らなかったものなど、この生活の節約・やりくりについてお話ししたいと思います。

1. 生活の拠点(家賃)

じつは、手取りの半分以上が家賃で消えています。

家賃は収入(月収)の3分の1、などとよくいわれますが、私の場合は、2分の1どころか、下手すると6割くらいが家賃です。

なぜそんなところに住み続けているのかというと、出るときの修繕費用や、引っ越しするためのお金がないから動けない、としかいいようがありません。

もちろんその家が気に入っているからという理由もありますが、動くにもけっして安くはないお金がかかるわけで、そんなお金があるはずもなく、家賃に関しては、削るに削れない状態となっています。

2. お酒(生ビールから発泡酒)

以前は、発泡酒なんてニセモノだ、こんなものは酒じゃない、などとほざいていましたが、いまでは完全に発泡酒ユーザーになりました。

たしかに味は落ちますが、慣れてしまえばなんのことはないですし、それにこの生活になってから、ありがたみに勝る調味料はないとも思うようになりました。

味もサッパリとしているので、自宅で食事をしながらビールを飲むときは、逆に発泡酒のほうが合うような気もします。

3. 水(ウォーターサーバーからペットボトルを経て水道水)

以前まで私はウォーターサーバーを愛用し、飲料水はウォーターサーバーの水を飲んでいたのですが、残念ながらこれは手放すことにし、水は市販のペットボトルに変更することにしました。

しかし、それすらもあきらめざるをえなくなり、飲料水は無料の(といってもいちおうお金はかかりますが)水道水に2ランクダウン!

水道水も浄水器をかませて冷やせば、まぁふつうに飲めますよ。

4. 運動(ジムから路上)

トレーニングがしたかったのと、ほかにもいくつか理由があって、私は24時間営業のジムにもともとかよっていました。

ただ、そこは月会費が約8000円と高く、ひんぱんには行けないこともあって前々からどうするかは考えていたので、年収が200万円以下となったこの機に、ジムは解約することにしました。

現在は路上でランニングをしています。路上ランニングは無料!

5. うさぎの暮らし(維持+α)

私はウサギを飼っていて、毎月の餌代や、空調費用など、うさぎさんの生活を維持するためにそこそこのお金がかかっているのですが、これは維持、というかつねにいいものをと考えているので、以前よりもお金をかけているような気もします。

うさぎのイブスター店長には、最善の暮らしを提供したいと思っているので、これはいくらお金がかかろうとも変える気はなく、もしかすると、彼は飼い主よりもいい生活をしているかもしれません。

動物には年収なんて概念はないですし、飼い主の年収なんてものも関係ないですから、こちらの年収が下がったとしても、そこだけは削ってはいけないというものでしょう。動物には健康に暮らしてもらいたいものです。

今回のまとめ

・年収200万円以下でも一人暮らしは可能
・金がなければないで適応することができる
・可能性を信じ、腐らず、前に進むだけ

現在の生活は私が望んでやっていることであり、すべては自身の意思で選択した結果によるものなので、社会のせいだとか、誰が悪いとか、誰かがこうすべきだとかは思っていませんし、そういったことがいいたいわけでもありません。

私がいいたいのは、希望と信念さえあれば、自分の持つ可能性だけで人生は逆転させることができるということ。あきらめなければ、どん底からでも希望は叶えることができるということです。

当記事でもそうですし、当ブログでも何度かいっているように、私にはやりたいことが山ほどあるので、現在の生活をこのまま延々と続けていく気はありません。この生活は、目標の通過点でしかないと考えています。

年収200万円以下の貧困生活は(といってもそこまで不自由しているわけではないですが)、そこから脱却するための一時的なもの。それを私自身が体現・証明し、人に「やろうと思えばだいたいのことはなんとかなる」ということを伝えたいのが当ブログを運営している目的の1つでもあります。

自身の可能性を信じ、腐らず、前に進み続けていれば、いくらでも「クラスアップ」はできるということです。

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