初めて光回線を乗り換える場合、ルーターを使用していると若干詰むかもしれませんが、分かれば一瞬ですよ。
光回線をビッグローブから楽天ひかりに乗り換えることにしたのですが、いざ開通日になってみると、インターネットの接続方法がよく分からない。
乗り換えの場合、新しく契約した回線(楽天ひかり)が開通すると自動的に今まで使用していた回線(ビッグローブ)は解約となるらしく、ルーターを使用している場合はルーターの設定をいじる必要があるとのことだったのですが、これが難解を極めました。
しかし、色々といじっていたら無事にできたので、バッファロー製ルーターを使用している場合の光回線の切り替え方をここに残しておこうと思います。
楽天ひかりのインターネット接続方法
まず、楽天ひかりを契約すると、
- 接続IDやパスワードなどが記載されたアカウント情報
- 無料で取得できるメールアドレス(10個まで)の設定方法
- 初期設定などの電話・訪問サポートの案内(初回無料)
- インターネットの接続設定ガイド
などの書類が送られてくるのですが、インターネットの接続ガイドは「無線ルーターを使用しない場合」の方法しか記載されていません。
そこで、楽天ブロードバンドの会員サポートページにあるインターネット接続方法を確認してみたところ、既に他社プロバイダでフレッツ光(光回線)を利用していた場合はルーターやモデム自体はいじる必要はないとのことで、ブロードバンドルータ(ルーター)を利用している場合はルーターの管理画面にアクセスし、設定を行ってほしいとのことでした。
私が利用しているのはバッファロー製のルーターだったので、早速ルーターの説明書を確認。すると、管理画面へのアクセスの仕方は判明したのですが、肝心の回線を切り替える設定方法は記載されていませんでした。
しかし、続いてバッファローの公式サイトを調べていると「回線やプロバイダー変更後、インターネットに接続できません」というトラブルの対処法を発見!
正直言うとこれを見てもよくわからなかったのですが、一先ず「PPPoE」という接続方式を削除すればルーターの再設定ができそうだったのでいじっていると、見事楽天ひかりの接続に成功!
ということで以下、バッファロー製Wi-Fiルーターの再設定のやり方です。
BUFFARO製ルーターの再設定を行う
まずはブラウザの検索バー(アドレス欄)にルーターのIPアドレスを入力すると設定画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
IPアドレスはルーターによっても異なり、私の場合は「192.168.11.1」でしたが、その他にも「192.168.12.1/192.168.0.1」などがあります(説明書に記載)。
また、ユーザー名・パスワードもルーターの説明書に記載されていますが、分からない場合はこちらを参照してください。
ログインが完了するとこのような管理画面が表示されるのですが、右下に「詳細設定」という項目があるのでこちらをクリック。
すると、色々と選べる画面に移行するのですが、左上の「Internet」→「PPPoE」と選択すると「PPPoE接続先リスト」という項目が表示されるので、「接続先の編集」をクリックします。
続いて、表示された画面の一番下まで行くと「PPPoE接続先リストの表示/操作」という項目があるので、ここで「削除」をクリックします。
これにより、今まで使用していた光回線(私の場合はビッグローブ)との接続は解除された状態になります。
暫くすると最初の画面に自動的に戻ると思うのですが、右上にある地球儀のマークを見るとバツ印がつき、インターネットに接続されていない状態となっています。そして、この状態で地球儀のマークをクリック。
インターネットの回線を判別中。暫く放置。
そうすると、プロバイダー情報の設定という画面が表示されるので、この画面の「接続先ユーザー名/接続先パスワード」に新しい光回線(私の場合は楽天ひかり)のアカウント情報を入力!
接続を確認中……。
そして「接続成功です!」の画面が表示されればOK!
あとは設定完了をクリックし、ルーターの設定画面からログアウトするだけ。これで楽天ひかりの開通作業は終了です。
これで本当に開通作業は完了したのか!?
楽天ひかりのアカウントで光回線に接続できたのでこれで一件落着かと思われたのですが、念のためパソコンを再起動してIPアドレスとWhois情報(プロバイダなどがわかる)を確認してみると、IPアドレスは変わっていたものの事業者情報がなぜかビッグローブのまま。
そこで、楽天ひかりのカスタマーセンターに問い合わせてみたところ、

稀にIPアドレスが変わらないケースもあるようです。ただ、楽天ひかりには正常に接続できていることが確認できています
とのことで、一応プロバイダの切り替えは完了しているようでした。
確認のため、以前使用していたプロバイダ(ビッグローブ)のアカウント情報を新規で追加し、楽天ひかりを接続先リストから除外してみると、
インターネットに接続できない状態となっていたので、恐らく切り替えは正常に行われているようでした。
しかし、どうもプロバイダが乗り換え前のままになっているのが気になったのでビッグローブにも問い合わせてみたところ、「現時点では乗り換え先の他社(楽天)から事業者変更をしたという報告がきていない」との回答を得ることができたので、翌日まで待って再びIPアドレスを確認してみると無事楽天の回線に切り替わっていることを確認。
要するに、以前使用していたプロバイダへの連絡(解約)や、IPアドレスの更新などは乗り換え先のプロバイダで光回線を開通させてから少し待てばOKということでしょう!
以上でルーターを使用している場合の楽天ひかりへの乗り換えは完了!大変お疲れ様でした。
今回のまとめ
・開通後は暫く待つべし
・無料電話サポートは結局繋がらなかった
今回の光回線の切り替え方は楽天ひかりに限った話ではなく、その他の光コラボ事業者に乗り換えた際にも利用できると思うので、同じように困っている方は是非ご参考下さい。
また、同様にルーターを使用している場合はバッファロー以外でも大体は同じような手順になると思うので、バッファロー以外の方も眠っている説明書を引っ張り出して頑張ってみて下さい。
そして最後に、電話や訪問サポートも初回無料で利用できるのですが、私の場合結局繋がらなかったのでこれは別の機会に取っておきたいと思います。
メール設定はこちら
→【Windows10】楽天ブロードバンド(ひかり)で使えるメールの設定方法
楽天ひかりのキャンペーン情報などはこちら
→【早マルナ】光回線をキャンペーン利用で楽天ひかりに乗り換えた結果
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