プラグインていうのは何だ? どれを使えばいいんだ?
WordPressには「プラグイン」というアプリのようなものが用意されています。
この記事では、WordPressで最低限入れておきたいおすすめのプラグインを紹介していきます。
- 最初から入っている不要なプラグインの消し方
- WordPressで最低限入れておきたいおすすめのプラグイン9選
- 逆におすすめしないプラグインや、あると便利なプラグイン
WordPressのプラグインとは、ブログに必要な機能を簡単に追加できるものです
基本すべて無料で使えて、最初からブログにはない機能をおぎなってくれます。
最低限入れておきたい「これだけあればOK!」なものを紹介していくので、記事を見ながら導入していってみてください。
ちなみにWordPressインストール後の初期状態では、不要なプラグインもいくつか入っているんだ
そういった必要のないプラグインの整理(削除)の仕方も解説します。
必須といわれるものでも実際はいらないものもあるので、逆に不要な「おすすめでないプラグイン」等もあわせてお話しします。
ミナト
ブログ歴7年目の兼業ブロガー。月間PVは最高11万、ブログ収益は月20万円を達成。ブログで夢を叶えるのを目標に日々まい進中。ひとりでも多くの「うだつの上がらない生活から抜け出したい」と思う方のお役に立ちたいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
WordPressのプラグインは最低限にすべき理由
WordPressには、ブログに標準で用意されていない機能を追加できる「プラグイン」があります。
まずはこのプラグインを、入れるのは必要最低限にしておく理由から解説します。
プラグインを必要最低限にしておく理由は、「入れすぎるとサイトが重くなるから」です
プラグインには便利なものがたくさんあるので、「あれもこれも……」となってしまいがちです。
しかしプラグインには、簡単に機能を追加できるメリットがある一方で、入れすぎるとサイトが重くなるデメリットもあります。
サイトが重くなれば、どうなるのか?
つぎのことが起きてしまうようになります。
このサイト重いなあ……。もういいや、ほかのサイト見よ(離脱)
ユーザーは待たされるのがキライなので、重いサイトはそれだけで離脱率が上がります。
アクセス数の減少にもつながるので、だからプラグインは必要最小限なのですね。
サイトが重いと離脱率はこれだけ上がる!
Googleはサイト読み込み速度とユーザーの離脱率の関係をしらべ、つぎのとおり公表しています。
(出典:モバイルページ速度に関する新しい業界ベンチマークとの比較〔英語〕)
ページ読み込み時間が1~3秒の場合、ユーザーの離脱率は32%増加するとわかりました。
読み込み時間がさらに長くなれば、ユーザーの離脱率もそのぶん上がっていくことがわかりました。
- 1~5秒:90%増加
- 1~6秒:106%増加
- 1~10秒:123%増加
このことから、Webサイトの読み込み時間は短ければ短いほどいいことがわかります。
重いサイトはそれだけで避けられてしまうということです。
Cocoonはそもそも機能性が高いから、そんなにプラグインを使う必要はないぞ
この記事のタイトル(おすすめ9選)のとおりで、プラグインは20個も30個も入れるものではありません。
テーマになく、自力でも実装できないような機能をもったものを、必要なだけ使うようにしましょう。
WordPressに初期で入っている不要プラグインの削除方法
ここまでの話で、WordPressのプラグインは必要最低限とわかりました。
が、じつは初期状態で、不要なものがいくつかあります
これは最初に消してしまっていいものなので、必要なプラグインを見ていくまえに、整理整頓からやっていきましょう。
以下の手順を参考に、不要なプラグインを消すところから設定をスタートさせてください。
WordPressのプラグインは、「プラグイン → インストール済みプラグイン」と進んだつぎの画面で確認できます。
まずはこちらを押してください。
「プラグイン」の画面が表示されたら、ここで不要なものを削除していきます。
WordPressをインストールした初期状態では、以下の3つが入っていると思います
- Akismet Anti-Spam
- Hello Dolly
- Site Kit by Google
この3つはなくていいので、この時点で削除してしまいましょう。
プラグインの削除は、以下のようにしておこないます。
- 有効化されているプラグイン:無効化して削除を押す
- 有効化されていないプラグイン:そのまま削除を押すだけ
初期状態ではどれも無効化されていると思うので、削除を押すだけで大丈夫です。
ちなみに、これらのプラグインが不要だとする理由は以下のとおりだ
- Akismet:スパムコメントへの対策プラグイン。無料では商用利用ができない(有料版を使う必要がある)ため、スパム対策はほかで代用する
- Hello Dolly:管理画面の右上に英語の歌詞が表示されるだけの(お遊び的な)プラグインなので、消してしまってOK
- Site Kit:グーグルの計測ツールのデータを確認できるプラグイン。しかし集計は計測ツール自体で確認できるので不要
スパム対策プラグインの「Akismet」は、機能は高いですが、無料版だと商用利用は不可です。
ブログに広告を張ると無料では使えない(規約に違反する)ので、ほかのプラグインを使うのがおすすめです。
不要なプラグインの削除ができたら、以下のようなプラグインがのこるはずです。
- SiteGuard WP Plugin(セキュリティ系)
- WP Multibyte Patch(日本語環境のバグ修正)
- LiteSpeed Cache(サイト高速化)
これらはのこしておいてください。
「SiteGuard WP Plugin」は最初から入っていないかもしれませんが、以降で説明していくので、なければひとまずそのままで大丈夫です。
WordPress(Cocoon)の必須プラグイン9選
初期状態から入っているプラグインの整理はできましたか?
それができたらここからが本題で、WordPressに入れるべき9つのプラグインを紹介していきます。
解説を見ながらプラグインのインストールもやってみてください。
プラグインの入れ方
プラグインのインストールは、以下のようにしておこないます。
プラグインの項目から「新規追加」を押します。
入れたいプラグインの名前を検索窓に入力すると、一覧にそのプラグインがでてきます。
あとはそのプラグインの「今すぐインストール」ボタンを押せばOKです。
紹介するのは、Cocoon公式サイトでもおすすめされているプラグインです
それをふまえたうえで、じっさいに私も使っているものを見ていくので、ぜひ参考にしてください。
(参考:Cocoonテーマとあわせて使用するのにお勧めなプラグインまとめ-Cocoon公式)
1. WP Multibyte Patch
WordPressに最初から入っている「WP Multibyte Patch」は、日本語強化プラグインです。
英語圏でつくられたWordPressを、日本語環境で使用するさいに役立ちます。
おもに文字化けなどへの対策として使われているぞ
このプラグインは不要とする説もありますが、
WP Multibyte Patchなしの状態で全角スペースをふくめてサイト内検索をかけるとエラーが起きる
といった話も以前ありました。
みんな使っているので、これは入れておいたほうがいいですよ。
2. Category Order and Taxonomy Terms Order
「Category Order and Taxonomy Terms Order」は、カテゴリーの順番の並び替えができるプラグインです。
WordPressではつぎのように、カテゴリーを表示させられるわけですが、
- ブログ運営
- ワードプレス
- プラグイン
- ブログの始め方
カテゴリーの順番を並び替える機能が、あらかじめ実装されていません。
そこで同プラグインを入れて、カテゴリーの並び替えをできるようにします
カテゴリーがすくないうちはまだいいですが、増えてくると絶対に並べ替えたくなるので、さきに入れておきましょう。
3. Edit Author Slug
「Edit Author Slug」は、ユーザー名がバレるのをふせいでくれるプラグインです。
WordPressのユーザー名(ログインID)は、なにも対策していないとすぐにバレてしまうものなんだ
どれだけ複雑なものにしていても、ユーザー名を表示させられる方法があるからです。
しかし同プラグインを使えば、ユーザー名を隠せるので、不正ログインなどの被害を未然にふせぐことができますよ。
くわしいことは以下の記事に書いてあります。
Edit Author Slugの設定方法も紹介しているので、あわせて確認してみてください。
ユーザー名がバレる問題
4. SiteGuard WP Plugin(またはWordfence Security)
「SiteGuard WP Plugin」や「Wordfence Security」は、ブログのセキュリティを高めるプラグインです。
ブログはアクセス数が増えてくると、おもに海外から攻撃を受けるようになります。
そういった攻撃からブログを守ってくれるのが、セキュリティ系のプラグインだ
セキュリティ系はつぎの2つがおすすめで、使うのはどちらか片方だけで大丈夫です。
SiteGuard WP Plugin | 国産のセキュリティ対策プラグイン。ログインページを変更できるのがおもな機能 |
---|---|
Wordfence Security(オススメ) | ファイアウォールでブログを守ってくれるなど敵からの攻撃に強い。二段階認証でログインのセキュリティも高められる |
おすすめなのは、後者の「Wordfence Security」です
以前私は「SiteGuard WP Plugin」を使っていましたが、セキュリティ機能が高いので乗りかえました。
じっさいに両方使ってみて「Wordfence Security」のほうがいいなと感じるので、私はこちらをおすすめします。
ちなみにログインページは、URLの末尾に「/wp-admin」や「/wp-login.php」を加えて検索をかければアクセスできるようになっています。SiteGuard WP Pluginでは、それらの方法でログイン画面にアクセスされるのをふせげます。
5. Throws SPAM Away
「Throws SPAM Away」は、スパム対策として使えるプラグインです。
ブログはコメント欄を解放していると、スパムコメント(※)が届くようになります。
そういったスパムコメントを自動で捨ててくれるのが同プラグインの特徴です。
スパム対策プラグインは、最初から入っている「Akismet」が有名です
しかしお話ししたとおりで、Akismetは無料版では商用利用ができません。
そこでAkismetの代役として、無料で使える「Throws SPAM Away」を使います。
Throws SPAM Awayは、機能性もじゅうぶん高いぞ
設定するだけでスパムコメントを見なくてすむようにできます。
導入はあとからでも大丈夫ですが、さきに入れるだけ入れておくのがおすすめですよ。
6. UpdraftPlus
「UpdraftPlus」は、WordPressのバックアッププラグインです。
- データのバックアップ
- データの復元(バックアップした時点に戻す)
同プラグインを使うことで、こういったことがワンタッチでできるようになります。
WordPressは頻繫に更新されるのですが、最新版ではなにかしらのエラーが起きることはよくあります
そんなとき、バックアップから復元すれば、WordPressを以前のバージョンにもどせます。
またテーマや重要なファイルをいじるさい、なにかしらのミスをしてしまうことはあります。
しかし事前にバックアップを取っておけば、エラーが起きてしまっても、すぐに作業前の状態にもどすことができるわけです。
バックアップしたデータは、DropboxとかGoogleドライブとかのオンラインストレージに保存しておけるぞ
バックアップ系のプラグインはいくつかありますが、個人的にはこれが使いやすいと感じているのでおすすめです。
7. XML Sitemap & Google News
「XML Sitemap & Google News」は、Google(検索エンジン)にブログや記事の存在を伝えられるプラグインです。
ブログで公開された記事は、クローラーという巡回ロボットに発見されることで、Googleに登録される仕組みとなっています
そのさい、サイトマップというブログの全体像をしめした「地図」のようなものがあると、クローラーは記事を発見しやすくなります。
その「地図」を自動で作成してくれるのが、同プラグインというわけです。
WordPressは5.5というバージョンから、サイトマップを自動で生成する機能が実装されました。
しかし機能や使いやすさから考えて、サイトマップはプラグインを使っておくのがおすすめです。
サイトマップのプラグインは、「XML Sitemaps」というものが有名なんだが、ちょっとこれはいろいろあったんだよな
XML Sitemaps(現XML Sitemap Generator for Google)は、以前までは「サイトマップといえばコレ!」なプラグインでした。
けれども、つぎのようなことがあり、
- 開発者が変わった(あとで戻った?)
- 更新後にエラー頻出でまともに使えない
- その後プラグインは公開停止(現在は名前を変えて復活)
安定感の点でいうと、ちょっとどうかなと思う部分があります。
私も以前までは「XML Sitemaps」を使っていましたが、現在は「XML Sitemap & Google News」です。
安定感があるので、こちらのほうがおすすめです。
(※ちなみに標準サイトマップの自動生成を無効化するのは、以下のコードを「functions.php」というファイルに書き込めばできますが、XML Sitemap & Google Newsを設定すれば自動で無効化されます)
add_filter( 'wp_sitemaps_enabled', '__return_false' );
8. Contact Form 7(またはWPForms)
「Contact Form 7」や「WPForms」は、お問い合わせのページをブログにつくれるプラグインです。
お問い合わせのページって必要なんですか?
と思われるかもしれませんが、ブログにお問い合わせのページは必須です。
- Googleアドセンス(収益化)の利用に必要
- ASPといって広告代理店から掲載のお誘いがくる
- 記事作成などの仕事の依頼がくることもある
など、ブログの収益化にはなくてはならないものでもあるからです。
お問い合わせフォームのプラグインはつぎの2つが有名で、どちらでも好きなほうでいいと思います。
Contact Form 7 | 国産プラグインの安心感がある |
---|---|
WPForms | 直感的な操作で設定できるのでわかりやすい |
おすすめなのは、設定が簡単な「WPForms」です
「Contact Form 7」よりもわかりやすく、機能性も高いので、私は「WPForms」をおすすめしますよ。
9. LiteSpeed Cache
「LiteSpeed Cache」は、サイトを高速化させるキャッシュ系のプラグインです。
キャッシュというのは、いちど表示されたWebページの情報を、一時的に保存できる仕組みのことだな
同プラグインはこの仕組みを利用するなどして、ブログの表示速度を大幅に改善してくれます。
以前まで私は、ムダに自力にこだわったりしていて、キャッシュ系のプラグインは避けていました。
しかし導入してみたところ、いまではブログの速度スコアは100点をだせています。
PageSpeed Insightsという、ブログの表示速度を点数でだしてくれるサイトでのものです。
よくないときは30~40点台、よくて60点台でしたが、100点までいけるようになりました。
テーマを有料のSWELLに変えたのも高速化できた理由のひとつです。
WordPressのインストール時にLiteSpeed Cacheもついてきたなら、そのまま使っていこう
ブログの表示速度はアクセス数にも大きくかかわるので、これは入れて(入れたままにして)おきましょう。
WordPress(Cocoon)でおすすめではないプラグイン
WordPressの必須プラグインは以上です。
ただ、いくつか補足的な話もしておきたいので、余力があれば読んでみてください
ここではこれまでとは反対に、(Cocoonに)入れなくてもいい不要なプラグインを確認しておきます。
WordPressは時代とともに進化していて、機能もどんどん変わっていっているんだ
テーマもおなじく、ですね。
それで、以前までは必須といわれていたものでも、不要になったプラグインはいくつかあります。
知らずに入れてしまうとエラーの原因になったりもするので、ザッと見ておきましょう。
機能が重複するもの
まずはCocoonに入れると機能が重複するものです。
以下のプラグインは使う必要はありません。
Classic Editor | 記事を書く「エディター」をひと昔前に主流だったクラシックに変えられるプラグイン。しかしCocoonには同様の機能が最初からある |
---|---|
Table of Contents Plus | 目次を生成できるプラグイン。Cocoonにはあらかじめ目次生成の機能があるため不要 |
All In One SEO | SEO対策プラグイン。Cocoonには最低限のSEO対策機能がそなわっており、なおかつAll In One SEOは重いので使わなくていい |
それぞれ補足しておきます
WordPressで記事を作成するのは、現在はブロックエディタ(直感的に操作できる)がデフォルトです。
「Classic Editor」は、そのエディターを従来のものにもどせるものですが、Cocoonにその機能はあります。
それに現在はブロックエディタが主流なので、わざわざ以前のものを使う必要はありません。
ブロックエディタがでてきた当初は、正直いうとかなり使いにくかったです。
それでエディターを従来のものにもどすために、Classic Editorは重宝されていたのですが、いまではクラシックのほうが使いづらいです。
現在はブロックエディタの時代なので、ふつうにこっちを使いましょう。
「Table of Contents Plus」は、記事に目次を生成できるプラグインだな
テーマによっては目次の生成機能がないので、このプラグインがあるのですが、Cocoonには目次機能が最初から入っています。
「All In One SEO」は、ブログのSEO対策(※)がまるっとできるプラグインです。
しかしAll In One SEOは、機能が多すぎるなど、以前から「重い」といわれています。
Cocoonには必要最低限のSEO対策ができる機能が入っているので、それでじゅうぶんやれますよ。
現在は不要になったもの
以前は推奨されていたプラグインで、現在は不要になったものです。
以下のプラグインもインストールする必要はありません。
AddQuicktag | 記事作成時、文章を装飾するタグを保存できるプラグイン。クラシックエディタ利用時はあったほうがよかった |
---|---|
Advanced Editor Tools (旧TinyMCE Advanced) | クラシックエディタの機能を拡張できるプラグイン。ブロックエディタが主流になり必要はなくなった |
WordPress Ping Optimaizer | 「Ping」という更新通知の設定ができたプラグイン。セキュリティ上の問題により2024年1月にプラグインは公開停止 |
これもそれぞれ補足しておこう
「AddQuicktag」は、文章を装飾するなどのタグを保存して、ワンクリックでよびだせるものです。
しかし使うのはクラシックエディタでの話で、ブロックエディタが主流の現在は使いません。
「Advanced Editor Tools」も、おなじくクラシックエディタの機能拡張プラグインで、いまは不要です。
「WordPress Ping Optimaizer」は、ブログの更新通知(Ping)を設定できたプラグインです
しかしこの「Ping」という更新通知は、そもそも設定が不要という意見のほうが強いと感じます。
おまけに同プラグインは、セキュリティ上の問題で現在はインストールできません。
今後復活することがあっても入れる必要はないと思うので、おぼえておきましょう。
ワードプレスのPing送信について
WordPressに入れておくと便利なプラグイン
ここまでの話でプラグインはバッチリだと思いますが、最後にもうひとつだけ。
知っておくとあとで役に立つ、WordPressで便利なプラグインをいくつか紹介しておきます。
いますぐ入れる必要はないが、「こういうものもあるんだな」と、知っておいてほしい!
1. Rinker
「Rinker」は、Amazon・楽天市場・Yahooショッピングなどをまとめて紹介できるツールです。
ブログを収益化するにあたって、物販アフィリエイトにも挑戦していくなら、まずRinkerを使うことを考えてみましょう。
私は以前、「カエレバ」というツールを使わせてもらっていたのですが、その後に知ったRinkerに乗りかえました
そのさい、かなりの数があったアフィリエイトリンクを、すべて手作業で張り替えることになってしまったんですよね。
ブログは「こういうやり方もあるんだな」を知らないと、膨大な時間を消費することになります。
知っていれば時間を節約できることはじっさい多いぞ
いますぐ必要にならないことでも、今後必要になりそうなことは、頭の片隅にでも置いておきましょう。
物販アフィリエイトに手を出すときは、最初からRinkerのプラグインを使うのがおすすめですよ。
2. Search Regex
「Search Regex」は、記事のリンクなどの一括置換ができるプラグインです。
複数の記事でおなじ文字列を修正したいとき、同プラグインを使えば編集作業は一気におわります。
例:複数の記事に「ABC」という文字列がある → ワンタッチで全記事の「ABC」を「DEF」に変えられる。
これもまた同様の話で、私は以前、記事の修正は全部手作業でやっていました
ちょっとしたリンクだけの変更でもひとつひとつ修正していました。
やはり当時は、そうするしか方法がないと思っていたからですが、時間を節約できる便利な方法は結局あったわけですよね。
Search Regexは、最初はとくに必要はないだろう
けれども記事が増えてくると、一括で編集したくなる機会は増えてきます。
とくにリンクの(大量)修正に役立つので、このプラグインの存在もおぼえておくといいですよ。
ただ、使い方にはちょっとした注意点もあるので、きちんと確認してから使うようにしてください。
Search Regexの使い方と注意点
今回のまとめ
- プラグインの入れすぎはサイトが重くなるから注意
- 必須プラグインはひとまず全部入れておこう(設定はあとからでOK)
- 便利なプラグインは知るだけ知っておくとあとで役に立つ
WordPressのプラグインは、活用することで便利な機能を簡単に実装できます。
しかし入れすぎはサイトが重くなるなど、逆効果となってしまうこともあります。
テーマの機能が高ければ、そこまで入れる必要もないので、いるものだけを使うようにしましょう。
またプラグインは、インストール後に設定が必要です
インストール&有効化しただけでOKなものもありますが、基本は設定もしなければなりません。
ただ、これからすぐに全部の設定はしなくて大丈夫です。
プラグインを入れて、それから全部の設定をして……とか、正直ムリだと思うんだよな
たぶんそれをすると、ブログが楽しくなくなると思います。
プラグインの設定は、設定すべきタイミングになってからでいいと思います。
ひとまず今回の作業では、インストールだけおわらせておき、まだ使わないプラグインの設定は後回しにするのがおすすめです。
必須プラグインのふり返り
必須プラグイン | 設定のタイミング |
---|---|
WP Multibyte Patch | 設定不要/有効化するだけ |
Category Order and Taxonomy Terms Order | 設定不要/カテゴリーが増えたら並び替えるだけ |
Edit Author Slug | ユーザー名がバレる問題の対策と同時にやっておくのがオススメ |
SiteGuard WP Plugin(またはWordfence Security) | ブログを公開していく前段階あたりでいいと思う |
Throws SPAM Away | 記事を書き始めてスパムコメントがくるようになってからでも全然いい |
UpdraftPlus | ひとまずブログが完成したら設定&バックアップを取っておく |
XML Sitemap & Google News | これから記事を書いていく、という段階になったら |
Contact Form 7(またはWPForms) | お問い合わせのページをつくるとき |
LiteSpeed Cache | これから記事を書いていく、という段階になったら |
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