韓国カジノで負けてお金がなくなった私は、観光で最後の日を消化しようとしていました。
まず向かったのは「景福宮」で、そこを出たところに博物館があったので、そこにも入ってみることにしたのです。
ところが……です
その博物館(国立民俗博物館)を出たところで、私は、とんでもないモノを発見してしまったのです。
それはまるで……「ムカデ人間」。
多少はマシになってきていた気分は、これのせいで、まあ台無しになりました。
私は制作者に意図を聞きたい。「なんなんだ、この、ふざけた少年のオブジェはよ!?」
韓国カジノ旅行2nd(5日目・中編)
朝鮮王朝時代の宮殿「景福宮」を出たところで、私は「国立民俗博物館」というミュージアムを発見。
ツアー客にまぎれてなかに入ってみると、ここは無料で見学できることがわかりました。
韓国人の生活文化を研究・展示・教育・保存している文化空間
とのことで、常設展示がメインとなっているようです。
開館時間は以下のとおりで、
- 3月~10月:9時~18時
- 11月~2月:9時~17時
- 6月~8月の日祝:19時まで/水・土曜:21時まで
19時~21時まで開いていることもあるそうですが、基本は18時くらいまでとなっていました。
このときはまだ昼すぎだったので余裕です。
私はさっそく、常設展示会場へとむかいました。
韓国の国立民俗博物館を見学
さて、国立民俗博物館に入ってみると、なかはこのようになっていました。
いわゆる一般的な博物館で、歩きながら展示物を見学できるようになっています。
展示物の説明は英語や韓国語がメインで、日本語表記はほぼなかった気がします。
なので、よくわからないものもありました
ただ全体的にクオリティは高く、見ているだけでも楽しめました。
それから、以下のように見る順序はありましたが、
①韓国人の一日→ ②韓国人の日常→ ③韓国人の一生
このときはツアー客でけっこう混んでいたので、私は逆順で見ていくことにしました。
そんなわけで、韓国人の勉強のようすです。
これはなにかの儀式でしょうか?
つづいて書物のコーナー。
メガネとかもありました。
こんな感じで、こういった展示がつづいていきます。
韓国人の日常生活
いろいろと見ながら、常設展示会場を進んでいきます。
囲碁とかの遊ぶものや、
琴などの楽器、
船のような神輿(?)なども展示されていました。
服やミシンなど、このへんは日常生活で使うものでしょう。
左側には電子レンジが。
これは道具の近代化をあらわしているものと思われます。
ダイビングスーツとレコード?
これは「チャンスン」とか「将軍票」などとよばれる木彫りの柱。
おもに村で利用されるものらしく、魔除けなど、守護神的な役割があるそうです。
こちらは農耕のコーナー。
農作業で使われるのであろう道具たち。
これも農耕具でしょうか?
ハンマーやギザギザの刃物など、ハードなものが展示されていました。
常設展示室を一周する
ここまでで「③一生→ ②日常」と見てきたので、最後に「①韓国人の一日」を見ておきます。
これは一日にやること(スケジュール的なもの)でしょうか。
川で洗濯をします。
ふたたび農耕具。
これはモノづくりのようす。
完成した木箱(棚)のようなものは、ほかにも展示されていました。
タッチパネル式の、現代的な展示品もありました。
国立民俗博物館の常設展示は、だいたいこんな感じで終了です。
国立民俗博物館の「野外展示場」へ
博物館、けっこう良かったな
正直いって、2500円くらい払ったCOEX水族館よりも、こちらのほうがクオリティは高く感じました。
なんてったって入館料は無料! 満足した私は出口のほうへ。
出口までは「野外展示場」となっていました。
伝統的な村のようすや、近現代の街並みが再現されていて、これらも一見の価値ありです。
石像とか、
さきほどのチャンスン(木像)、
石積みでつくられた塔などがありました。
近現代の街エリアでは、昔の映画のポスターがはられていたり。
これは本物でしょうか?
カジノで戦った「死亡遊戯(倍プッシュ作戦)」が思い出されます。
「景福宮 → 民俗博物館」は正解だったな
そう思いながら、外にでたときでした。
私は、とんでもないものを、出口で見つけてしまったのです。
…………。
……………………。
…………なんだこれ。
博物館の出口(正門)で見た少年像
…………。
……は?
おかしいだろ、それは。
……なんだこれはと。
いや、まったく意味がわからん……。
しかもこの表情です。
マジで、なにがしてえんだよ……。
……くっそ。なんか、むしょうにムカついてきた。
クソガキめ…………。
ハァーーー
……カデか?
……ムカデ人間かテメェはよぉぉぉぉ!??
(参考:ムカデ人間)
まっさきに、なかなか不快な映画「ムカデ人間」が思い出されました。
(※1作目はおもしろかったのですが、2以降は不快なだけでした)
これは、有名観光地のすぐそばにあっていいオブジェではないでしょう。
見方によってはあまりにもグロテスク、見方によっては極度に卑わいな少年の連結像。
先頭の少年の顔とか腹とか、最後尾の少年のケツとか……すべてが下品としかいいようがない!
博物館の農耕具コーナーからハンマーを取ってきて、ただちに、ぶっ壊したくなるレベルでした。
いやー、これはないな
もちろん、私がカジノでこっぴどくやられて、気が立っていたのもあったでしょう。
しかし、それを抜きにしても、この少年像は「ちょっといただけないな」と私には感じられたのです。
私の心がけがれていたから?
いいや、ちがうね。このオブジェを見れば、きっとおなじことを感じるでしょう。
正直、今旅でいちばんムカついたよ、少年!
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