【寂しいと死ぬは嘘か!?】うさぎにまつわる噂の真相と由来について

そろそろ解き明かさなければならない時が来たようだ。うさぎさんにまつわる様々な噂、その真相を……

「うさぎは寂しいと死んでしまう」

これはうさぎさんを飼っている方でも、そうでない方でも一度は聞いたことがあるフレーズだと思います。特にうさぎ飼いの方の中には「寂しいと死んじゃうんですか?」という質問を「またそれか!」と思うくらいされている、という方もいるかもしれません。

そこで、今回はうさぎにまつわる数々の噂や、気になるその真相、そしてその由来などについても究明していきたいと思う。果たして噂はデマなのか、それとも……!?

うさぎは寂しいと死ぬの真相

まずはうさぎは寂しいと死んでしまうという噂について。

これはうさぎさんを飼っている方であればご存知の方も多いと思うのですが、事の真相は1993年に大ヒットを記録したフジテレビのトレンディドラマ『ひとつ屋根の下』に隠されています。

特に注目すべきは12話の最終回(以下劇中名)。

鑑別所上がりの弟和也は元々つるんでいた不良グループの陰謀により、真面目に働いていた仕事をクビになってしまい、再び不良グループの元へ戻ってしまう。が、弟の事情を知った姉小雪は和也を不良グループから取り返すため、包丁を片手に不良たちの溜まり場、ガレージへと乗り込んだ。

「和也を返して」

包丁を握りしめ、不良グループと相対する姉小雪。

しかし、できない、今更抜けられないと差し出された手を振り払う和也。それに対して、小雪はこう言い放ったのです……

小雪
小雪

うさぎって寂しいと死んじゃうんだから!

イブスター店長
イブスター店長

…………!??

不良グループのリーダーに果敢に立ち向かっていく姉を見た和也は目を覚まし、姉を先に逃がしてガレージのシャッターを閉める。そして、彼はリーダーと対峙するのです……

イブスター店長
イブスター店長

(これ、この台詞言いたかっただけじゃないか……?)

そう、つまるところ「うさぎは寂しいと死ぬ」という噂の真相は、実はドラマの演出、台詞の1つであって、それがフジテレビ歴代最高視聴率を記録したドラマの、それもクライマックスに近いシーンで発せられた台詞であったことからも、多くの視聴者によって語り継がれ、現在もそのインパクトが生き続けている、と言ったところでしょう。

よって、寂しいと死ぬというのは何の根拠もない嘘……ということになるのですが、実はこれ、あながち嘘とは言い切れない部分もあるのです。

CHECK

ドラマ『ひとつ屋根の下』はフジテレビの動画配信サービス「FODプレミアム」で視聴できます。Amazon pay利用で初回2週間は無料でトライアルできるので、気になる方は要チェックだ!

寂しさが間接的に命を脅かすことも

例えばこれはミニレッキスのイブスター店長の場合。

イブスター店長は普段私が自宅にいる時間も帰宅していないと、餌をあまり食べていなかったりすることがあります。小屋から出したままうっかり私が眠ってしまったりすると、近くにいる癖に自分を放置して遊んでくれないと、スタンピング(足ダン)で不満をあらわにすることもたまにあります。

このような飼い主さんがいないといった「不安」、遊んでもらえないといった「不満」、その他にも、様々な事情から愛してもらえない場合は「悲しみ」をうさぎさんは抱くと思うのですが、それらはとどのつまり「寂しい」という感情に結びつくと思うのです。

そして、その寂しさが大きなストレスとなってしまい、うさぎさんが食欲不振などの体調不良に陥ってしまった場合、餌を食べないまま長時間に渡って放っておかれでもすれば、胃腸の活動の停止、腸内環境の乱れ、お腹の中での有害なガスの発生など、そのままうさぎさんは命を落としてしまう危険性もあるのです。なぜなら草食動物は絶食にとても弱い生き物だからです。

よって、うさぎさんは寂しいから死んでしまうということはないのですが、寂しさというストレスが命を脅かす原因となることはあるため、間接的には寂しさと死が関わっているとも言えるのです!

イブスター店長
イブスター店長

人間もストレスで体を壊したりするだろ?それと一緒だ

また、うさぎさんの歴史は長く、飼いうさぎが日本に来たのは戦国時代だと言われていますが、今と昔では飼育環境や認識にも大きな差があったことは確かなこと。

特に人が満足に食べる食糧もないような時代であれば、例えば戦か何かでウサギを飼っていたサムライが、十分な餌もなしに数日間家を留守にすることもあったかもしれません。餌がなくなったうさぎさんは、絶食状態が続いたことで命を落としてしまうこともあったかもしれないのです。

そして、こんなことを言ったかもしれない。

侍
サムライ

腹が減ったよのう、苦しかったよのう、寂しかったよのう……

また、こんなことを書き残したかもしれない!

侍
サムライ

(飼イウサギ、寂シサデ、死ス……

それは誰にもわからない。しかし、可能性はゼロじゃない。

というわけで、ドラマ以前からそういった話が出ていた可能性も無きにしも非ずですが、確かめられる現状で考えると、ドラマの影響で広まった噂というのが有力であり、デマと言えばデマですが、あながち嘘でもないといったところでしょう!

うさぎは水を飲まない説

皆さんはこんな話を聞いたことがあるだろうか。

「うさぎは水を飲まない」「うさぎに水を飲ませてはいけない」「うさぎは水を飲むと死んでしまう……

イブスター店長
イブスター店長

また死ぬのか……

現在では考えられないことで、どうすればそんな考えに辿りつけるのか見当もつかないとは思うのですが、実際にこう信じられていた時代がありました。

そこで、この謎を解き明かす鍵となるのは、戦前の昭和9年、1934年に発刊された『こんな有利な兎の飼ひ方と売り方』という、うさぎの飼育書。

この飼育書の中には、なんと「水を与えれば死んでしまうなどというのは非常識もはなはだしい」と書かれているそうで、このことから考えるに、少なくとも1937年以前の時代から、うさぎに水を与えると死んでしまうというのが常識として考えられていたということが伺えます。

それでは、なぜそんな訳の分からない話がまかり通っていたのでしょうか。その答えは、うさぎさんに与える食事の内容と飼育環境にありました。

現在は乾燥牧草や固形ペレットなど、うさぎさんの健康に配慮した便利な餌が沢山ありますが、一昔前にはそんな便利なものがあったはずもなく、うさぎさんの食事は野草や余った野菜など、水分の多いものが主食として与えられていたそうです。

飼育環境は外に木製の飼育小屋、床に干し草、水は皿に入れて置いておくというのが一般的だったようですが、水分量の多い主食に加え、さらに水を飲むことが原因だったのか。あるいは皿をひっくり返してこぼれた水が、夏場の高温多湿・雑菌の繁殖を招いたのか。はたまた冬場の冷え込みに加え、こぼれた水がうさぎさんの体温を奪ったのか。

その飼育環境ではうさぎさんは下痢をしてしまったり、皮膚病になってしまったりするなどして弱っていき、そのまま死んでしまうということも珍しくはなかったようなのです。

そして、そのような理由から当時の飼育者の間では、うさぎに水を与えると死んでしまうという話が広がっていき、遂には常識として定着してしまった。それがこの説の真相でしょう。

うさぎは水を飲まない説は、飼育環境によってはその方が良かったという時代も確かにあったのかもしれませんが、現代のうさぎさんの餌は乾燥したものが主なので、水をあげないと、飲み込んだ毛玉などがお腹の中で詰まったりする「胃腸うっ滞(毛球症)」という病気になる原因にもなってしまいます。

そう、現代では水を与えないとうさぎさんは死んでしまうのです!よって、しっかりと水はあげるようにしよう!

ミニウサギは結構デカいという噂

ミニウサギは様々な品種が混ざったうさぎさんの総称のことを指し、体格、毛の長さ、色などに大きな個体差がある、個性派ウサギのことを言います。

ただこのミニウサギ、小型種が増えた現在ではもはや「ミニ」とは言えない大きさになることが一般的で、体重は1.5~3.0kgと、結構デカくなることも多いのです。

ちなみにミニレッキスはもっと大きいレッキスといううさぎさんに対しての「ミニ」なのですが、それではミニウサギの「ミニ」は一体何に対しての「ミニ」なのかという話になってきますよね。

そこで、この謎を解き明かすのは……小学校にいたウサギだ!!

イブスター店長
イブスター店長

あの真っ白な仲間達か?

そう、小学校にいた白い毛に赤い目のウサギ。彼らは日本白色種(ジャパニーズホワイト)という品種のうさぎさんで、起源については諸説あるのですが、アメリカのニュージーランドホワイトという品種を改良、もしくは交配させて生まれた品種で、体重は3~6kgほどにもなる大型の品種。

また、秋田県で改良された秋田改良種という、体重は10kgほどにもなるさらに大きな大型種、通称「ジャンボうさぎ」もこの日本白色種の仲間で、こちらは毎年秋になると開催される「全国ジャンボうさぎフェスティバル」という品評会も行われるイベントでも知られています。

そこで、話を戻してミニウサギ。

皆さんも既にお気付きのことと思いますが、ミニウサギの「ミニ」とは……そう、この日本白色種に対しての「ミニ」ではないかと言われているのです!

日本で最も多く飼育されている日本白色種(ジャパニーズホワイト)よりも小さいということでミニウサギ。元々大きなうさぎさんに対しての「ミニ」なのであれば、結構デカくなるのも納得できるというもの。

よって、ミニウサギは大きくなる!なぜならジャパニーズホワイトがそれ以上に大きいからだ!

今回のまとめ

・うさぎは寂しいと死ぬは一理ある
・水を飲まないは飼育環境が違ったから
・ミニウサギは結構デカい

うさぎさんにまつわる噂の真相、そしてその由来。それらのいくつかは今回で究明することができたと思う。

ただ、実を言うと噂はまだこんなものだけでは終わらない。例えばうさぎと言えばニンジン。実はあれはあまり……

おっと、誰か来たようなのでその話はまた次回にしよう。第二弾の真相究明に期待だ!

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