バニーセレクションのメンテナンスをもう少し安く入手したい……。そんな時は、メンテナンス6.5kgタイプを試すべし!
うさぎさんが日々食べる主食の牧草だけでは不足する栄養を、効率的に補ってくれる副食のペレット。
ペレットには様々な物がありますが、うさぎさんが毎日食べる物であり、健康にも大きく関わってくるものなので、できればいい物を選んであげたいところです。
そこで、うさぎ飼いから絶大な信頼を寄せられ、「バニセレ」の愛称で親しまれているイースター社のバニーセレクションシリーズを私も愛用していているのですが、なんと今回、大人ウサギ用の「メンテナンス」に6.5kgの大容量タイプがあるのを発見!
試しに購入してみたので、今回はメンテナンス6.5kgについてご紹介しよう!
大容量の6.5kgはメンテナンスだけ
イースター株式会社が販売するバニーセレクションシリーズは、獣医師やウサギ専門店の協力によって開発された、高品質牧草を主原料としたペレット。
ラインナップは子ウサギ用の「グロース」、大人ウサギ用の「メンテナンス」、高齢・超高齢ウサギ用の「シニア・スーパーシニア」をメインに、換毛期用の「ヘアボールコントロール」や、ネザーランドドワーフ専用、ロップイヤー専用といったうさぎさんの品種専用の展開まである素晴らしいペレットです。
そこで私はミニレッキスのイブスター店長の食事に「メンテナンス」の3.5kgをまとめ買いをして普段から使用しているのですが、どうも年々値段が上がってきているような気がしたのでもう少し安く購入できる方法はないものかと模索していたところ、バニーセレクションのメンテナンスには6.5kgの大容量タイプがあることを発見。
どうやらこの6.5kgタイプはメンテナンスのみの商品展開らしく、発見時点では1kgあたりの値段が3.5kgをまとめ買いするよりも安かったので、試しに購入してみることにしたのです。
果たしてメンテナンス大箱の実力やいかに……。
メンテナンス6.5kgの詳細
残っていたペレットがなくなるまでは箱に入れたまま保存していたのですが、まとめ買いをしていた3.5kgが切れたので、いよいよ開封の時は訪れました。
バニーセレクションシリーズ最大級の容量、メンテナンス6.5kgはこれだ!
床に鎮座する巨大なバニセレダンボール。この中に6.5kgのペレットが入っています。
箱を開けてみるとこの通り。
パッケージは光を通さず、湿気り、酸化、香りの飛びなどを防いでくれるアルミ包装のパッケージを採用。このアルミ包装は1.5kg/3.5kgも一緒ですが、6.5kgのものは気持ち柔らかいような気がします。
ダンボールから袋を出してみると袋に印刷などはなく、業務用感が迸る……!6.5kgもあるのでパッケージは結構重く、そしてかなり大きいぞ!
ワンランク下のサイズの3.5kgと比べてみるとその大きさは一目瞭然。6.5kgタイプは3.5kgの大体2倍くらいの大きさです。
ただ、ここで1つ問題が。
バニーセレクションのペレットの袋は全て保存に適したジップ(チャック)が袋の上部についているのですが、メンテナンス6.5kgに限ってはジップがついていないので、このまま使用すると時間の経過と共にペレットの鮮度が落ちてしまうのです。
そこで、この問題をクリアするために必要なのがこれ!先ほども出てきたメンテナンス3.5kgの空いた袋です。
私は直前になくなった1袋と、何かのためにと取っておいたその前の1袋があったので問題なかったのですが、もし詰め替える袋がない場合はジップロックなどを別に用意しておいた方がいいと思います。
ジップロックであればフリーザーパックのLサイズが約27×約27cmと大きく、沢山入るのでお勧めだ!
ペレットの詰め替え作業
それでは早速、詰め替えの作業に移るために袋を開封していきます。
袋の中はこのようになっていて、外側と内側では袋の色や質感が異なっていますが、同じ商品なのでペレットの色や大きさはいつもの通り。
ただ、開封時に漂ってくる香りが1.5kgや3.5kgと比べて明らかに弱い。
これはパッケージングされてから時間が経っていたからなのか(しかし賞味期限は16か月先)、6.5kgは全てそうなのかは不明なのですが、香りはかなりマイルドに感じました。
そこで、偶然にも先ほどのメンテナンスの空き袋がここでも効力を発揮!ペレットの空き袋は直近のものであれば香りがかなり残っているので、同じメンテナンスであれば6.5kgの香りの弱さをある程度緩和することができるのです。
メンテナンス6.5kgに関しては香りづけという目的でも、あれば空いたペレットの袋に保存した方がいいかもしれません(袋自体の劣化もあるので、使用するにしても一度限りにしておいた方が無難)。
そしてペレットの詰め替えですが、これは袋を持って一気に流し込む方法が手っ取り早いのですが、しくじってしまうと床がペレットまみれの大惨事になってしまうので、一先ずは計量カップを使って移していきます。
ある程度移し終えたら一気に流し込むが良し!
その後無事にペレットの詰め替えは完了。3.5kgの空き袋ちょうど2つ分ほどです。
ちなみに、これもメンテナンス6.5kgに限ってなのですが、袋の中に酸化を防ぐ脱酸素剤が入っていないので、これを使用する場合は普段使っている牧草やペレットの脱酸素剤も捨てずにいくつか取っておいた方がいいと思います。
ちょっとの異変があるとグルメアニマルのうさぎさんは餌を食べなくなってしまったりすることもあるので、普段からメンテナンスを使用しているのであれば脱酸素剤と空き袋、この2つは取っておいた方がいいかもしれません。
うさぎの食いつきはどうか
詰め替え作業も完了したのでそろそろイブスター店長に夕食をあげよう。そう思っていると、何処からともなく忍び寄る白と黒の影。
ダンボールブレイカーの二つ名を持つイブスター店長だ!
頑張ってダンボールに自分のにおいをつけています。
しかし、ここでも1つ違和感が……。

なんか画質上がってないか……?
そう、実はどうでもいい話、撮影に使用しているカメラの性能がこれまでのものよりも少し上がったのだ。
まるで子ウサギの頃に戻ったかのようにも見える、高画質のイブスター店長。
性能が高いカメラは、ウサギを退化させる能力まで有しているというのか……?

そんなことはどうでもいいから早く餌をくれ!
これはまずい、お腹が空きすぎたウサギはダンボールイーターへと進化してしまうのだ!早く夕食の餌をあげなければ!
さて、袋から出したてのペレットをあげてみると、やはり香りの弱さに気付いたのか、最初は少し警戒しながら食べていたのですが、すぐに普段と同じものであると分かったようで、後はいつもの通り沢山食べていました。
なので、香りに関しては特に大きな問題もなく、また、いつもこの6.5kgタイプを使用する場合はそれがスタンダードの香りにもなるので、そこまで気にする必要はないのかもしれません。
ただ、初期の状態では長期保存に適したものが揃っていないので、バニーセレクションの6.5kgタイプを使用する場合は、保管用品は揃えておく必要はあるでしょう!
今回のまとめ
・ジップ無し、脱酸素剤無しなので保管用品が必要
・香りはそこまで気にしなくても大丈夫かもしれない
バニーセレクションメンテナンスの6.5kgは、1.5kg/3.5kgと比べて1kgあたりの値段は安いのですが(2020/5 時点)、その分ジップと脱酸素剤がないので、使用する場合はジップロックなどの密閉容器のコストがかかってしまいます。
ただ、一般的には初期のパッケージよりもキャニスター、ジップロックなどの密閉容器の方が保存効果は高いとされていて、ジップロックであれば1枚20円ちょっととこれも安いので、保管用品代を考えてもやはり6.5kgの方がコストは低いと言うことができるでしょう。
香りの強さに差があったのは謎ですが、私の場合は一応問題はなかったので、これもさほど気にする必要もないのかもしれません。
バニーセレクションメンテナンスを普段から使用していて、毎月のコストを少しでも下げたい。そんな時は、大容量の6.5kgを試してみるのもありだ。
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