【餌の切り替え】うさぎのペレットや牧草を新しいものに変える方法と注意点

うさぎさんに与えるペレットや牧草を別のもの、新しいものに変えたいときは、きちんとした方法で変えてあげましょう。

うさぎさんが子ウサギから大人ウサギへと成長するなどの年齢の変化や、健康を考えての変更、近場でいつも買っている餌が入手できなくなったなど、さまざまな理由から、うさぎさんの主食となる牧草やペレットを切り替えるときが出てくると思います。

しかし、いきなり餌を新しいものにゴッソリと変えてしまうというのは、あまりよくありません。

というのも、うさぎさんは警戒心が強い生きものなので、とくに食べものに関しての警戒は強く、餌自体を食べなくなってしまうことがあるからです。

うさぎさんが新しい餌(ペレットや牧草)を食べない、餌を変えたら食べなくなってしまった……その原因は、餌の切り替えかたにこそあったりもするので、今回は、うさぎさんがスムーズに新しい餌を食べてくれるよう、ペレットや牧草などの餌を変える方法をご紹介します。

ペレットや牧草などの餌を新しいものに変える準備

まず、これはうさぎさんの性格によってもそれぞれ異なると思うのですが、餌を完全に切り替えるまでの期間は、最低でも2週間、長ければ1か月ほどかかると考えておいてもいいと思います。

なぜそんなに長い時間が必要になるのかというと、冒頭のとおり、いきなり餌を替えても警戒して食べてくれないことのほうが多く、うさぎさんの警戒心を、ゆっくりと解いてあげる必要があるから。

そのため、餌を新しいものに変えようと思ったときは、いままであげていた餌がなくなってからでは「時すでに遅し」なので、最低でも2~3週間分の餌がのこっている状態で新しい餌を購入しておく必要があります。

また、うさぎさんはグルメなので、新しい餌を気に入ってくれるかというのもさだかではなく、場合によっては味が気に入らずに、まったく食べてくれないといったこともわりとよく起こります。

新しい餌を購入する場合は、ひとまずまとめ買いはせず、ためしにということで、あれば小さいサイズのものを購入してみるのがいいでしょう!

イブスター店長
イブスター店長

いくらたっても興味を示さなかった場合は、ひとくふうするという手もあるが……それはひとまず置いておこう

新しい「ペレット」への切り替え方

新しい餌を購入して準備がととのったら、さっそくその日から餌の切り替えを始めていきたいところですが、ペレットと牧草で微妙に方法が異なるので、さきにペレット、つづいて牧草の順番で切り替えかたを見ていくことにしましょう。

ペレットを新しいものに切り替える場合は、以下のような手順で進めていくと、スムーズに切り替えを完了させることができると思います。

  1. はじめは新しいほうのペレットはほんのわずかだけ
  2. 「1:9」「2:8」とペレットの割合を徐々に変えていく
  3. ペレットの割合を「10:0」にし、切り替え完了

それでは、これらの手順をより具体的に見ていきましょう!

1. はじめは新しいほうのペレットはほんのわずかだけ

うさぎさんはペレットや牧草、野菜などもそうですが、新しいものは匂いだけ嗅いで食べてくれないことも多いです。

まずは新しいペレットが食べても安全であることを知ってもらうため、食事の時間になったら、餌箱にほんのわずかだけ新しいペレットを入れておきましょう。

うさぎのペレットを切り替えるための分量

具体的な量はペレットの大きさにもよりますが、このように、10~20粒くらいを目安に、ふだんのペレットの上にふりかける程度の量を入れておきます。

はじめのうちは、うさぎさんは匂いだけを嗅いで新しいペレットは食べずに、ふだんのものだけを食べるか、場合によっては、すこしだけ新しいものを食べてくれることもあるかもしれません。

しかし、いずれの場合も、ふりかけた新しいペレットをすべて食べてくれるまではこの量を維持し、ようすを見てあげるようにしましょう。

CHECK

ふりかける新しいペレットの分量だけ、ふだんのペレットを減らすようにし、うさぎさんが太らないようにしてあげるとグッドです。

2.「1:9」「2:8」とペレットの割合を徐々に変えていく

うさぎさんの警戒心も解け、最初のふりかけた量をすべて食べてくれるようになったら、つぎの段階、新しいペレットの割合を増やしていく手順に進みます。

具体的な手順としては、「新しいペレット1:普段のペレット9」から始め、これもさきほどと同様、新しいペレットをすべて食べてくれたら、餌の割合を「新しい2:普段の8」などと変更していき、徐々に新しいペレットの割合を増やしていくといった感じ。

なお、このときのポイントとしては、以下の2点があり、

  • 1回の食事の総量は変えずにペレットの割合だけを変える(①とおなじ)
  • 新旧ペレットは混ぜ合わせずに普段のペレットは下、新しいペレットは上という順に入れておく

このようにしてあげると、ペレットの切り替えがはかどります。

おそらく最初は、うさぎさんは餌をかきわけて、ふだん食べているペレットから食べ、のこった新しいものはあとからしぶしぶ食べるような食べかたになると思うのですが、上にあるペレットは単純に食べやすい場所にあるので、それだけで食べてくれる可能性がアップする(慣れやすくなる)というわけです。

とにかくいそがずあせらず、うさぎさんが新しいペレットを食べきってくれるまではその配分を維持し、ゆっくりとペレットの切り替えを進めていくといいでしょう。

また途中、「新しい3:普段の7」では完食していたのに、「新しい4:普段の6」では新しいほうのペレットがのこってしまい、すべてを食べきってくれない、ということが起こることもあるかと思います。

そんなときは、無理に新しいペレットを全部食べさせようとはせず、ペレットの配分を「新しい3.5:普段の6.5」や「3:7」にもどすなどして、すべてのペレットを食べきってくれるように調整してあげるといいですよ。

イブスター店長
イブスター店長

すべてを食べきるまでご飯はおあずけ、というのはなしだ

3. ペレットの割合を「10:0」にし、切り替え完了

ペレットの割合が「新しい7:普段の3」や「新しい8:普段の2」あたりまでくれば、おそらくおなかをすかせたうさぎさんは、餌箱の上のほう、つまり新しいペレットから食べてくれるようにもなっているはず!

ここまでくれば、ペレットの切り替えはほぼ完了です。

あとは様子を見ながら、ペレットの割合を「新しい9:普段の1」、それから「10:0」と変えていき、うさぎさんがきちんとペレットを全部食べきっていることを確認したら、その後は新しいペレットだけをあげるようにすればOK!

切り替えが終わったペレットを食べるうさぎ

ミニレッキスのイブスター店長も、何度かペレットの切り替え経験があり、最初はあまり食べてくれないこともありましたが、現在は、切り替え後のペレットをとても気に入ってがっついていますよ。

イブスター店長
イブスター店長

健康志向のペレットがオススメだ!

新しい「牧草」への切り替え方

つづいて、うさぎさんの主食となる牧草ですが、これも基本的な方法はペレットを切り替えるときとおなじで、すこしずつ新しい牧草の割合を増やしていき、最終的にはすべて新しい牧草に替えてあげればOKです。

うさぎの牧草の切り替え方

具体的にはこのように、うさぎさんがよく食べる場所、食べやすい場所に新しい牧草を入れてあげ、のこりはふだんの牧草を入れるようにするといいでしょう。

牧草に関しては自然のものなので、おなじ製品でも品質にバラつきがあったり、ものがだいぶちがうといったこともわりとあります。が、それでもあまり関係なくふだんから食べてくれるうさぎさんであれば、牧草にかぎっていえば、とくに時間もかからず、スムーズに切り替えることもできると思います。

もっとも、これはうさぎさんによる部分も大きいと思いますし、とくに牧草はうさぎさんが食べることで歯を短く保ち、不正咬合(噛み合わせの異常)をふせぐ役割もある大切な主食なので、ペレット以上に気をつかってあげる必要があります。

牧草はそこまで選り好みしないうさぎさんであれば、切り替えはらくだとは思いますが、ペレット同様に時間をかけて、うさぎさんの様子を見ながら、餌を切り替えてあげてください。

イブスター店長
イブスター店長

ペレット同様全然ダメという場合は、ちがうメーカーのものも検討してみてくれ

うさぎの餌を新しいものに変える際の注意点

ペレットや牧草など、うさぎさんの餌を変えるさいには、

  • 餌のすべてを一気に切り替えない
  • 無理やりにでも食べさせようとしない

という大きな注意点が2つありますが、そのほかにももう1つ、うさぎさんに対するフェイク、つまりごまかすような餌の切り替え方には注意が必要となってきます。

新しいペレットを、ふだんのペレットの袋の中に入れて匂いをわからないようにしたり、新しいペレットに、ふだんのペレットの粉をまぶしたり、好物のおやつなどをくだいてふりかけたりするようなフェイク。

これ(匂いは好きなものなのに味がちがう)をつづけていると、そういった匂いがついているペレットしか食べなくなってしまったり、場合によっては、不信感からふだんから食べているペレットさえも食べなくなってしまうということが起こりうるのです。

ちなみに、これは餌の切り替え時ではない別件なのですが、そのようなフェイクをしかたない事情(投薬のため)があって何度か使用した結果、イブスター店長は、数日間牧草くらいしか食べなくなってしまったことがありました。

グルメアニマルのうさぎさんにフェイクは通用しません。ペレットを餌箱の中でミックスしても、うさぎさんはどうせ匂いで嗅ぎわけて食べたいほうから食べていくので、結局はふつうに切り替えていくのがいちばんだと思いますよ。

今回のまとめ

・餌を完全に切り替えるまでには2~4週間ほどかかる
・切り替えは少しずつおこない、徐々に割合を増やしていく
・フェイクを使うと餌を食べてくれなくなったりもするので注意!

うさぎさんの餌の切り替えは、基本的にはゆっくりと餌の配分を変えていくことで、ペレットも牧草も切り替えることができると思います。ただ、うさぎさんにもやはり好みがあるので、ものによってはまったく受け付けないということもあるでしょう。

そういった場合は、くりかえしになりますが、無理に食べさせようとすると、うさぎさんが体調をくずしてしまうおそれがあるため、これはダメだといさぎよくあきらめるか、より品質のよいものを検討してみるのもいいかもしれません。

もっとも、フェイクというか、ひとくふうしてみることでうさぎさんが新しい餌を食べても安全だと判断し、その後も食べてくれるようになる場合ももちろんあるので、全然ダメというときは最終手段として、そういったくふうをしてみるのもありだと思います。

ペレットや牧草をどんなものに替えればいいのかわからないという方は、以下の関連記事でおすすめのペレット&牧草をご紹介していますので、よろしければそちらもご参考にしてみてください。

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