
うさぎのペレットにはシニア用があるらしいな
うさぎさんが毎日食べるペレットは、あたえるものが成長段階でわけられていることが多いです。
そこで気になるのが、高齢ウサギ用の「シニア」にはいつから切り替えればいいのか? ということですよね。
この記事ではそんな疑問を、シニア用ペレットの役割などとあわせて解決・紹介します。
- シニア用ペレットの役割・メリット
- うさぎのペレットをシニアに変えるのはいつから?
- うさぎのペレット(シニア)のおすすめ品6選
結論からいうと、うさぎのペレットをシニアに変えるのは、4~6歳以上の健康が気になってきたときです。
ただし変えなくてもいい場合もあります。



かなりアバウトなんですけど、
なぜアバウトなのか、獣医師から聞けた話や専門店の意見などもまじえて、本文でくわしくお話ししていきます。
またシニア用ペレットのおすすめ品もあわせて紹介しておきます。
いつも食べていたものを突然食べなくなった、よりいいものをあげたくなった
とか、いろいろとあると思うので、こちらも参考にしてくださいね。


この記事に登場するうさぎ
- ミニレッキスのイブスター店長
- 2016年11月生まれのオス(現在7歳)
- やや詳しいプロフィールはこちら
うさぎのペレット(シニア用)の役割


まずは、これを知っておかないとなので、チェックしておきましょう。
うさぎのペレット(シニア用)には、どういう役割・メリットがあるのか?



で、なんなんだ?
そもそもの話、うさぎのペレットになぜシニア用があるのかというと、うさぎさんも老いるからです。
たとえば、以下のような変化があって、
- 食事の量が減った(=食欲が落ちた、痩せてきた)
- 散歩や動く時間が減った、あまり動かなくなってきた(=太りやすくなる場合も)
- 毛並みや皮膚にツヤがなくなってきた
- 足腰・関節が弱くなってきた
- 自分で毛づくろいをするのが難しくなってきた(=毛を飲み込みやすくなる場合も)
維持期(大人ウサギ)とおなじ食事内容では、健康を維持するのがむずかしくなることもあるのですね。



そこでシニア用ペレットです
- 食べられる量がすくなくても「カロリーUP」で元気に
- 抵抗力UPが期待できる「アガリクス」などの成分を配合
- 関節や被毛の健康のために「グルコサミンやコラーゲン」を配合
などなど、シニア用ペレットは、いわば高齢ウサギのための特別製フードです。
うさぎさんの健康を適切にサポートしてくれる内容になっていて、健康維持にプラスのメリットがあるのです。
うさぎさんがいつまでも健康でいられるために、毎日を元気で過ごせるために!
まとめるとシニア用ペレットは、高齢ウサギの生活を、食事で快適にサポートするためにあります。
その役割は「高齢期に配慮した健康維持」にある、ということですね。



しかもウマいところがまたスゴイんだよな
うさぎのペレットをシニアに変えるのはいつから?


それでは、シニア用ペレットの役割がわかったところで、本題に進みましょう。



うさぎのペレットをシニアに変えるのはいつからですか?
これは冒頭のとおりで、「4~6歳以上の健康が気になってきたら(※ただし変えなくていい場合もある)」です。
そのアバウトなところを、ここでは補足していきます。
対象年齢は「4~6歳以上」などメーカーで異なる


まず、シニア用ペレットをあたえる年齢が4~6歳以上とバラつきがある理由から見ていきましょう。
これは単純な話で、メーカーによって対象年齢が異なるからです。
ペレットには、おおきく以下の2種類があります。
- 対象は「子ウサギ、大人ウサギ、高齢ウサギ」にわかれている
- 対象は「全年齢」
一般的なペレットは、うさぎさんの成長段階にあわせて、
子ウサギ用の「グロース」、大人ウサギ用の「メンテナンス」、高齢ウサギ用の「シニア」
など、使うものがわけられていますが、



なんでシニアは4~6歳と幅が広いんだ?
というと、メーカーによって、シニア用の「何歳以上」が異なるからなのですね。



これはあとで「おすすめ品」でも紹介しますが、
たとえば、つぎのような感じで、メーカーによってあたえる年齢にはバラつきがあります。
- SANKOのラビットプラス・シニア:4歳以上から
- イースターのバニーセレクション・シニア:5歳以上から
- ハイペットの恵・シニア:6歳以上から
一般的にうさぎの高齢期は5~6歳以降といわれています。
近年は6~7歳以降といわれることのほうが多いようです。これはエサの改良などによって、平均寿命(7~8年とされる)が伸びてきているからではないかと思います。
そのため、シニア用のペレットも5歳以上からが多いですが、なかには4歳以上からのものもあります。
そういった「メーカーが指定する年齢」が、シニア用ペレットによってちがうので、あたえる時期にバラつきがでてくるのです。
まとめると、
シニアはいつから?
の答えが4~6歳以上というのは、メーカーによって「何歳以上がちがうから」という理由があります。
ペレットを変えなくてもいい場合もある


つづいて、「ただし変えなくてもいい場合もある」を見ていきましょう。
これはそのまま使えるモノもあるからです。
ペレットは成長段階でわけられているものが多いですが、なかには「全年齢対象」のものもあります。
これは子ウサギ~高齢ウサギまで使えるものとなっています。
いいかえると、子ウサギ用であり、大人ウサギ用でもあり、高齢ウサギ用でもある、ということですよね。



ということは……?
いま使っているペレットの対象が全年齢なら、高齢ウサギにもそのままそのペレットが使える
となるわけで、ペレットを変えなくてもいい場合もでてくるのです。
使っているペレットが全年齢対象なら、ほかのメーカーのシニア用に変えなくても、そのまま使えます。



高齢のグランドウサギ用に、なにか特別なやつがほしいのよ
そんなときはべつのペレットに変えるのもいいですが、とくに理由がなければ変えなくてもいいと思いますよ。
じつは「健康が気になってきたら」でもOK


ここまで「4~6歳以上の理由」と「変えなくてもいい場合」を見てきました。
でも、シニアに変えるのはいつから? には、じつはもうひとつ重要なポイントがあります。
それが、うさぎさんの「健康が気になってきたら」です。



くわしく聞こうか
ひとつめの理由で見てきたように、シニア用のペレットに変えるのは、メーカーによる指標があります。
しかしこれは、4~6歳を超えたからといって、その瞬間に、かならず変えないといけないものではありません。
- 老後を考えていい食事に切り替えたい
- 以前よりも元気がなくなってきた感を感じる
とか、ペレットをシニア用に変えるのは、4~6歳を超えて“健康が気になってきたら”でもじつはOKなのです。



それで、そう言う根拠ですが、
まずは、うさぎ専門店の「うさぎのしっぽ」さんでも、この件についてつぎのように述べています。
何歳になったから、シニア用フードでなければいけないという事では実はないのですよ。ペレットの切り替える時期の目安には、年齢などが全てではなくてうさぎさんのその時の体重など体格に問題があるときや、体調にトラブルがありより摂取する栄養を管理しなければいけないなど、ペレットを変える必要性が生まれたときといえるのです。
いつからシニアに変更したらいいですか?-うさぎの飼い方Q&A
私たちもそうだと思うのですが、年齢というのは、結局のところ「目安」でしかないんですよね。
重視すべきは年齢ではなく、そのときの状態なのだというわけです。
またこの件は、かかりつけの獣医の先生に聞いたときにも、おなじような回答が返ってきました。



もうすぐ5歳なんだが、ペレットはシニアに変えたほうがいいのか?



そうですね、特別な成分が配合されたりしているので、変えるのもいいですよ



でもすぐに変えないといけないということもないので、様子をみながら切り替えてみてください
やはり「何歳を超えたらすぐに変えましょう」とかいう話ではありませんでした。
さらにいうと、



気づいたら7歳を超えてて、そこでシニア用に変えたんですけど、うさぎさんは元気です!
なんて飼い主さんもいますし、私が愛用しているバニーセレクション・シリーズでは、
5歳以上の“健康が気になる”高齢ウサギの主食(シニア)
と、健康が気にならなければ大人用のメンテナンスでもいい(?)ともとれる表現になっています。



そんなわけで、
以上のことからまとめると、「うさぎのペレットをシニアに変えるのはいつから?」は、以下のようにいうことができるでしょう。
- うさぎが4~6歳以上(メーカーによる)になって、
- 健康が気になる、または早めにそなえておきたいとき
- ただし使っているペレットが全年齢対象なら変えなくてもいい(そのまま使える)
私の場合は、まとめ買いしていた大人用(メンテナンス)がなくなったタイミングで切り替えました。



あれは……5歳半くらいじゃったな
そんな感じで、買い置きしていたものがなくなったタイミングで変えてあげるのもいいと思います。
とにかく、シニア用ペレットは、そのときがきたら「あせって変えないといけない」ということはありません。
- 買い置きがまだある
- 全然うさぎさんが元気
とか、いろいろあると思うので、様子をみながら時期を見はからってみてください。



ただ高齢化で、毛のツヤがなくなってきたり、足腰が弱ってきたりはするので、
使っているペレットにシニア用があるのなら、メーカーがいう「何歳以上」になったどこかで変えてあげるのがおすすめですよ。
うさぎのシニア用ペレットでのおすすめ品6選


うさぎのシニア用ペレットの役割や、変えるタイミングなんかは、ここまでの話でOKだと思います。
- いま使っているペレットにシニア用があるならそれに切り替える
- 対象が全年齢ならそれを使いつづける
など、ペレットの表記を確認するなどしながら、切り替える場合はシニア用に変えてあげましょう。
ただ、うさぎさんの好みの問題で、これまで食べていたペレットを突然食べなくなることがあります。
そのほかでいえば、



いいものがあるなら、うさちゃんの健康のために変えてみようかしら?
と、うさぎさんの健康を考えて、よりいいものをあげたくなることもあると思います。
そこで最後に、うさぎのシニア用ペレットでのおすすめ品を6つ紹介しておきます。
各メーカーが開発した高齢うさぎのための特製フードです。ぜひこちらも参考にしてくださいね。



では見ていこう!
1. ハイペット 恵 シニア
粗たん白質:14.0~16.0%、粗脂肪:2.5~3.5%、粗繊維:22.0~26.0%、粗灰分:4.0~6.0%、水分:10.0%以下、カルシウム:0.3~0.5%、約250kcal/100g
牧草(チモシー)、小麦粉、きな粉、脱脂大豆粉、アミノ酸(リジン、メチオニン)、タウリン、グルコサミン、ビタミン類、食塩、ミネラル類、オリゴ糖、乳酸菌EC-12(殺菌処理)
対象年齢:6歳以上
ハイペットの恵(めぐみ)シリーズは、新形状のロングタイプペレットが採用された、獣医師との共同開発品です。
その特徴はつぎのとおりで、
- 前歯の使用をうながして不正咬合をケア
- ツヤやかな毛並み、抵抗力の維持のためにアミノ酸類を配合
- 乳酸菌でおなかの健康にも配慮
なかでもペレットが「棒状」なのが、他社メーカーとは大きくちがいます。
シニアではタウリンや、関節にいいグルコサミンが配合されたことに加え、
- たんぱく質:13.0~15.0% → 14.0~16.0%
- 脂肪:2.0~3.0% → 2.5~3.5%
- カロリー:約240kcal/100g → 約250kcal/100g
と、大人ウサギ用のメンテナンスとくらべてエネルギーがアップ!
量を食べられなくなってきたうさぎさんの、体型維持にも役立ってくれますよ。
またワンランク上の「うさぎの極(きわみ)」もあって、こちらは消化にやさしい小麦不使用です。



小麦に含まれる「グルテン」が消化しにくくて、それがケアされているんだな
「極」は全年齢が対象となっているので、よりおなかの調子に配慮してあげたいときは、こちらもおすすめです。
2. SANKO ラビットプラス シニア・サポート
粗タンパク質:15.0%以上、粗脂肪:2.5%以上、粗繊維:23.0%以下、粗灰分:10.0%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:0.7%以上、250kcal以上/100g
チモシーミール、小麦粉、アルファルファミール、小麦ふすま、グルテンフィード、脱脂大豆、セルロース、ビール酵母、オーツ麦、タンポポ粉末、コラーゲンペプチド、オオバコ粉末、植物抽出発酵エキス、グルコサミン、乳酸菌、コンドロイチン、ミネラル類、ビタミン類、甘味料(ソーマチン)
対象年齢:4歳以上
SANKOのラビットプラス・シリーズは、低カロリーが特徴のペレットですが、シニアだけはちがいます。
- シニア期にそなえた計画的な体づくり
- シニア期の栄養摂取・健康維持をサポート
と、早い段階からの準備にも対応したプレミアムフードです。
大人用のメンテナンスとのちがいはつぎのとおりで、
- たんぱく質:13.0% → 15.0%
- 繊維質:22.0% → 23.0%
- カルシウム:0.6% → 0.7%
- カロリー:240kcal以上/100g → 250kcal以上/100g
関節のために「グルコサミン・コンドロイチン」、骨格のために「コラーゲンペプチド」が配合されています。
またうさぎさんは、うんちを食べる(※)ことでも栄養補給をします。



でも高齢になると、これがうまくできなくなることがあるんですね
それを想定して、シニア・サポートでは、盲腸便に多くふくまれるビタミンB12を強化配合!
シニア期に必要な栄養を、いろんな面からサポートしてくれるのがポイントです。
また同シリーズの「ダイエット・ライト」は、運動量が減って肥満気味になってきた高齢ウサギにも使えます。
シニアのペレットは栄養補給(痩せる対策)を目的としたものも多いので、ダイエット用があるのは強みですね。
3. 日本全薬工業 コンフィデンスプレミアム
水分:10.0%以下、粗たんぱく質:13.0~16.0%、粗脂肪:2.0~4.0%、粗繊維:18.0~22.0%、粗灰分:7.0~9.0%、カルシウム:0.6~0.8%、リン:0.3~0.5%、260kcal/100g
アルファルファ、あわ糠、大豆皮、とうもろこし、ビートパルプ、小麦粉、脱脂大豆、ふすま、はちみつ、ビール酵母、食塩、プロポリス、ユッカ抽出物、乳酸菌、枯草菌発酵抽出物、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類(メチオニン、リジン)
対象年齢:全年齢
コンフィデンスプレミアムは、ペットフードの研究所が臨床獣医師と共同開発した、療法食ともいえるペレット「コンフィデンス」の上位版です。
もともとは動物病院専用で、獣医師からもおすすめされるペレットです。
対象は全年齢なのですが、高齢ウサギにやさしいペレットとなっていて、その特徴はつぎのとおり。
- 食べやすい硬さとサイズ
- 吸水性が高い
フードが割れやすく、サイズも小さくなっているので、食欲がないうさぎや高齢ウサギも食べやすい。
そして吸水性が高いので、流動食を短時間でつくることができます。
流動食を想定しているペレットはあまりないので、これも大きな強みだといえるでしょう。
通常版コンフィデンスとは、以下の点もちがっていて、
- たんぱく質:14.0~17.0% → 13.0%~16.0%
- 繊維質:16.0~19.0% → 18.0~22.0%
- 祖灰分:6.0~8.0% → 7.0~9.0%
- カロリー:280kcal/100g → 260kcal/100g
繊維質がアップし、カロリーはややひかえめになっているのもうれしいところです。



ベースがアルファルファ&ハチミツ配合で食いつきがいい(嗜好性が高い)のもポイントだな
4. イースター プレミアムレシピ・シニア
たんぱく質:13.5%以上、脂質:2.5%以上、粗繊維:21.0%以下、灰分:9.0%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:0.6%以上、リン:0.3%以上、260kcal以上/100g
チモシーミール、えん麦、脱脂大豆、乾燥おから、米糠、タピオカ澱粉粕、ビール酵母、脱脂米糠、ビートパルプ、ゼオライト、ブドウ糖、植物抽出発酵エキス、アガリクス(β-グルカン源)、たんぽぽ粉末、おおばこ粉末、乾燥カモミール、乾燥ローズマリー、殺菌処理乳酸菌、ミネラル類、アミノ酸類、ビタミン類
対象年齢:5歳以上
イースターのプレミアムレシピ・シリーズは、うさぎさんの消化・うっ滞に配慮しての小麦不使用が特徴のペレットです。
- 尿臭に配慮したダブル消臭成分を配合
- 健康維持に乳酸菌・野草・ハーブを配合
などに加え、シニアでは「アガリクス」が配合され、うさぎさんの免疫維持もサポートしてくれます。
これも獣医師との共同開発品なので、信頼度は高いといえるでしょう。
おなかのなかでものが詰まる「うっ滞」は、体力の消耗もはげしい危険な病気です。



ペレットには消化しにくい小麦が使われるのが一般的ですが、
プレミアムレシピはそこがフリーなので、うさぎさんのおなかに気をつかってあげることができますよ。
大人ウサギ用のメンテナンスとのちがいは以下のとおりで、
- たんぱく質:12.0%以上 → 13.5%以上
- 脂質:2.0%以上 → 2.5%以上
- カルシウム:0.6% → 0.7%
- カロリー:255kcal以上/100g → 260kcal以上/100g
エネルギーがややアップしているのも要チェックです!
5. スマック ウィズラビット・シニア
たんぱく質:13.0%以上、脂質:3.0%以上、粗繊維:22.0%以下、灰分:9.0%以下、水分:10.0%以下、240kcal/100g
牧草類(チモシーミール、アルファルファミール)、豆類、小麦粉、タピオカ澱粉、果実類(アップルファイバー、パパイヤ粉末、イチゴ粉末、パイナップル粉末、バナナ粉末、メロン粉末)、ビール酵母、野草パウダー(クコの実粉末、ナツメ粉末、枇杷の葉粉末、タンポポ粉末)、オリゴ糖、植物発酵抽出エキス、殺菌乳酸菌、ミネラル類、ビタミン類、抗酸化剤(ローズマリー抽出物)
対象年齢:5歳以上
スマック(いなば食品の子会社)からでている、プロフェッショナル用に開発されたウィズラビット・シリーズも見ておきましょう。
ウィズラビットの特徴はつぎのとおりで、
- 4種の野草と乳酸菌で健康と免疫力を維持
- 果物の繊維で排泄をサポート
- ペレットは特殊なエクスパンド製法で、消化吸収によく適度なかたさ
4種のハーブに加え、果物の成分が6つも配合されています。



フルーティーでうまそうだな
野菜や果物が好きなうさぎさんは、とくに気に入ってくれるかもしれないですね。
大人用のメンテナンスとのちがいは、以下のようになっていて、
- たんぱく質:14.0%以上 → 13.0%以上
- 脂質:4.0%以上 → 3.0%以上
- カロリー:250kcal/100g → 240kcal/100g
主原料にはエネルギーや嗜好性の高いアルファルファも配合されていますが、それでいてヘルシーなところもイイ!
うさぎさんの体重が気になるときにも使えますし、グルメなうさぎさんにもよさそうです。
6. イースター バニーセレクション・シニア
たんぱく質:13.0%以上、脂質:2.0%以上、粗繊維:22.0%以下、灰分11.0%以下、水分:10.0%以下、カルシウム:0.6%以上、リン:0. 4%以上、235kcal以上/100g
チモシーミール、小麦粉、アルファルファミール、小麦ふすま、脱脂大豆、ホミニーフィード、小麦胚芽、植物抽出発酵エキス、アガリクス(β-グルカン源)、殺菌処理乳酸菌、ミネラル類、アミノ酸類、ビタミン類、甘味料(ソーマチン)
対象年齢:5歳以上
最後に紹介するのは、イースターのバニーセレクション・シニアです。
バニーセレクション・シリーズは、獣医師とウサギ専門店の協力によって開発された、高品質総合栄養フードです。
その品質の高さから愛用者は多く、ユーザーからは「バニセレ」の愛称で親しまれています。



ちなみに私もバニセレです
そんなバニーセレクション・シニアの特徴はつぎのとおりで、
- 高繊維質がおなかの調子と排泄をサポート、歯にもいい
- 適切なカルシウム量が健康を維持
- ペレットは小粒で食べやすく、香りもいい
すべてのバランスがちょうどいい!
シニアには「アガリクス」も配合され、免疫維持に配慮もされていますよ。
成分は大人ウサギ用のメンテナンスと一緒で、切り替えはスムーズにいくところもポイントですが、



さらにチェックしておきたいのは……
バニーセレクションには、対象が7歳以上の「スーパーシニア」まである、ということでしょう。
スーパーシニアになると、
- コエンザイムQ10配合で健康な細胞をサポート
- 関節に配慮してグルコサミンを配合
- みずみずしい皮膚・被毛のためにコラーゲンを配合
と、このように、いうなればここからがシニア用の本領発揮です。
バニーセレクション・シニアは、そんな特製のスーパーシニアの、準備としても使えるわけですね。
うさぎさんが7歳以上になったら、他社メーカーから、スーパーシニアに変えるのもありだと思います。
超高齢用のペレットはほか(他社)にはないので、そこも決め手になるでしょう。バニセレもイチオシです!
今回のまとめ
- うさぎのペレット(シニア用)は老後をサポートしてくれる
- ペレットをシニアに変えるときは「年齢・健康状態・対象」をチェック
- 各メーカーの強みをもとにベストなシニア用ペレットを選んであげよう
うさぎのシニア用ペレットには、関節・被毛への配慮など、老後をサポートしてくれるメリットがあります。
メーカーが指定する年齢を超えたらすぐに変えないといけないことはありませんが、



やっぱりうさぎさんも老いていきます
ですから、健康に配慮してあげるためにも、どこかのタイミングで切り替えるのがおすすめですよ。
また本記事で紹介したシニア用ペレットの特徴も、最後にまとめておきます。
メーカー | 製品名(シニア) | 対象年齢 | 特徴 |
ハイペット | うさぎの恵 | 6歳以上 | 棒状で前歯にいい、上位版のきわみはグルテンフリー |
SANKO | ラビットプラス | 4歳以上 | 老後にそなえて計画的な体づくり、ビタミンB12を強化配合 |
日本全薬工業 | コンフィデンスプレミアム | 全年齢 | 動物病院でもおすすめされる、流動食にもいい |
イースター | プレミアムレシピ | 5歳以上 | 小麦不使用のグルテンフリー、消化・うっ滞に配慮 |
スマック | ウィズラビット | 5歳以上 | 4種の野草と6種の果物を配合、エクスパンド製法で消化吸収にいい |
イースター | バニーセレクション | 5歳以上 | 高繊維質で低カルシウム、アガリクス配合、7歳以上のスーパーシニアもおすすめ |
どのメーカーのモノも、それぞれの強み・よさがあるので、シニア用ペレット選びの参考にしてください。
年齢にはバラつきがありますが、基本的には「5歳前後」になったら考えてあげるのがいいでしょう。
流動食もできるコンフィデンスプレミアムや、7歳以上のスーパーシニアは、超高齢ウサギにもおすすめですよ。
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