【賢い】ミニレッキスの性格・体重・体長などの特徴とうさぎの歴史を紹介

数ある品種のなかでも短毛種に分類されるミニレッキス。そんな彼らの特徴を、うさぎさんの歴史とあわせてご紹介します。

うさぎさんの品種のなかでも、一度なでたら忘れられないともいわれる短毛種特有の手触り感を持ち、親ゆずりのようなものである賢い性格から、初心者の方でも飼いやすいと評判のミニレッキス。

私が実際に飼っていて、当サイトでも活躍しているイブスター店長というウサギもこの品種なのですが、そもそも、ミニレッキスという品種はなにが「ミニ」で、いったいどこから来たうさぎさんなのか、というのも気にはならないでしょうか?

いや、これからお迎えを考えている方は、きっと性格などの代表的なものはもちろんのこと、そういった品種が持つ、固有の歴史や背景も気になるところでしょう。

そこで、そんな疑問を解決するため、今回はうさぎさんたちの長い歴史を振り返りながら、ミニレッキスという品種の起源をふまえ、その性格・体重・体長といった、彼らが持つ特徴(個性)について、お迎えに役立つ情報とあわせてご紹介していきたいと思います。

なぞのベールにつつまれたうさぎさんと、短毛種の世界を、いっしょに見ていきましょう。

ミニレッキスという品種の起源と基本情報

うさぎさんの種類にもいろいろとあるのですが、そんな数ある種類のなかでも、毛が短い短毛種という種類に分類されている「ミニレッキス」。

このミニレッキスは、フランス原産で中型の「レッキス種」を、オランダに起源を持つ小型の品種である「ネザーランドドワーフ」と交配することで誕生した小型の品種で、短くて均一、そして密度の濃い、ビロードのようなつややかな毛並みと、ちぢれたヒゲが特徴のうさぎさんです。

品種が誕生したのは1984年のことで、アメリカのテキサス州生まれ。その後の1988年には「ARBA」という協会によって公認品種となりました。

原産国のアメリカではブリードが活発で、体形や毛並みの美しさを競うコンテストによく出場していることでも知られています(ARBAのコンペティションでは、ミニレッキスはつねに1~2位のトップエントリーとのこと)。

なお、レッキス種が認定されたのは1924年のことなので、ミニレッキスは比較的新しい品種ということができます。

毛色・値段・寿命など

つづいて、お迎えのお役立ち情報についても確認しておきましょう。

ミニレッキスの毛色は、ブラック(黒)、ブルー(うすい黒)、キャスター(茶色っぽい)、オパール(グレーに近い)、ブロークンブラック(白黒のぶちぶち)、ブルーアイドホワイト(体は白くて目は青い)など、カラーバリエーションはひじょうに豊富。

毛色がちがうと、同じ品種のうさぎさんでも、まったくちがう品種のようにも見えてきたりするものです。こういったカラーも、そのうさぎさんが持つ個性の1つということができるでしょう。

また、お迎えの値段(価格)に関しては、これは販売店によっても大きく異なることがあるので一概にはいえませんが、私個人の感覚では、ペットショップは3万~4万円ほど、うさぎ専門店は8万~9万円前後が相場となっているように感じます。

ペットショップとうさぎ専門店で値段に開きがある(うさぎ専門店が高い)理由は、血統書の有無(純血種なのか雑種のミニうさぎなのかがはっきりしている)や、うさぎさんの体調管理(ペットショップはケージに複数、うさぎ専門店はケージにひとり)など、そういった「安心感」という部分にあると考えておけばまちがいはないと思います。

寿命は7~8年と一般的なうさぎさんと同じくらいですが、10年以上長生きしてくれることもあります。うさぎさん自身の生命力や、飼い主さんの飼い方によっても変わってくるということですね。

レッキス種の特徴とミニレッキスとの違い

さきほど、ミニレッキスは「レッキス × ネザーランドドワーフ」ということをお話ししましたが、このレッキスといううさぎさんも重要なので確認しておきましょう。

ミニレッキスの親のような位置にいるレッキス種は、フランスで偶然発見された野生のアナウサギの、突然変異体を起源とする品種。筋肉質な体型とベルベットのような光沢のある毛並みが美しく、ウサギらしいシルエットをしています。

体重は3~5kg程度と、カイウサギのなかでは大型のウサギであり、ウサギのなかでは最も賢い品種ともいわれることがあるほどに、おだやかな性格で人によくなつき、人といっしょに遊ぶのが特徴的なうさぎさんです。

なお、レッキス種はほかの品種のウサギとちがい、ヒゲが退化していてちぢれているのですが、この特徴は、短毛で美しい毛並みを重視して改良されたことによるものだと考えられています。

イブスター店長
イブスター店長

ようするにミニレッキスの「ミニ」は、レッキスに対しての「ミニ」ということか

ウサギの種類とその祖先「アナウサギとカイウサギ」

さて、ミニレッキスの基本的な特徴と、ミニレッキスの親にあたるのはレッキスということがわかりましたが、それでは、レッキスの親にあたるのはナニウサギなの? と今度は気になってますよね。

わたしたち人間にもさまざまな人種がいるように、うさぎさんにもいろいろな種類がいます。少しうさぎさんのルーツについても見てみましょう。

日本でも広く基準とされる、アメリカうさぎブリーダー協会(ARBA:American Rabbit Breeders Association)の認定によると、現在ウサギの品種は、体重1kg以下のネザーランドドワーフという小型種から、体重が10kgを超えるフレミッシュジャイアントという大型種まで、約50種類にもおよびます。

これらはすべて、じつは飼育されたウサギを品種改良したものなのですが、飼育ウサギのすべてをさかのぼると、「ヨーロッパアナウサギ」というたった1種類の野生のウサギにたどりつきます。

アナウサギは、穴掘りが得意な丸い体が特徴のうさぎさんで、ヨーロッパアナウサギは、もともとヨーロッパのイベリア半島とその近辺に生息していたのですが、古代ローマ時代から家畜化が始まり、15~16世紀ごろにヨーロッパ各地に広がっていったといわれています。

その後、ヨーロッパアナウサギからさまざまな品種が誕生していくのですが、この家畜化されたウサギのことをカイウサギ(飼兎)というのです。

usagi
イブスター店長

穴掘りは先祖代々受け継がれてきた技術だ

日本のカイウサギ

うさぎさんはもともとヨーロッパにいたので、日本にはカイウサギの祖先であるアナウサギは生息しておらず、カイウサギが日本に入ってきたのは戦国時代のころだったといわれています。

さらに江戸時代になると、当時の書籍でカイウサギを「良く慣れる」と紹介しているものも発見されるなど、そのころにはすでに、うさぎさんは一般的に知られるようになっていたようです。

ところが、明治時代に入ると、ウサギの輸入量が増えたことで人気が過熱し、ウサギは投機の対象として価格が高騰したり、兎税がかけられたりするなど、社会問題を引き起こしました。

ウサギブームはその後も何度かあったようですが、数々の一時的なブームを経るなどしてしだいに安定していき、そして、うさぎさんたちは現在の、すっかりと定着したカイウサギ(ペット)の地位を確立したのです。

usagi
イブスター店長

ウサギブームに乗り遅れるな!

ミニレッキスの性格・体重・体長など

(出典:うさぎと仲よく暮らす本 新星出版社)

それでは話を戻して、ここからはミニレッキスについてご紹介していきます。

ミニレッキスの性格は、基本的にはレッキスの性格を引き継いでいて、あまりあばれれたりせずおだやかで、人になでられたり、いっしょに遊ぶことが大好きになる人なつっこい性格です。

トイレをおぼえたり、呼ばれた自分の名前をおぼえたりするなど、レッキスゆずりの賢さを持ち、レッキスよりも活発で物怖じしない、すばらしいペットになるといわれています。

体重は1.4~2.0kg程度、体長は35cmほどになるのが一般的とされています。ただし、これは個体差がかなりあると思われるので、あくまでも参考程度に考えておいたほうがいいかもしれません。

また、オスは成長するにつれて縄張り意識が強くなり、おしっこを飛ばすなどしてマーキングをするようになることもあるのですが(スプレー行為といいます)、マーキングに関してはミニレッキスにかぎった話ではなく、縄張り意識の強いオスのウサギによく見られる行動です。

関連記事

ミニレッキスの性格や習性の詳細はこちら
【うさぎ飼いは見た!】ミニレッキスの性格、習性、本能行動など詳細

ミニレッキスの大人の大きさ

小型の品種のなかでは大きい部類に入り、中型に分類されることもあるミニレッキスですが、実際に大人に成長すると、どれくらいの大きさになるのかは気になるところです。

もちろんそれには個体差があるので、一概にはなんともいえないのですが、参考までにということで、ここでは当ブログで活躍するイブスター店長の場合を、彼のプロフィールとともにご紹介しましょう。

大人のミニレッキス

名前イブスター店長
性別オス
生年月日2016年12月
出身地台湾
体長約40cm
体重2.6kg

イブスター店長は台湾生まれで、すでに立派な大人のウサギです。

かかりつけの獣医の先生いわく、骨格がかなりしっかりとしているとのことで、餌を少しあげすぎていたこともあり、体重は2.6kgと、平均的なミニレッキスよりも大きくなりました(現在は減量して2.3kgほど)。

また、体の大きさ、つまり体長に関しては、これは測り方にもよるので、うさぎさんの体長の測り方についても少しお話ししておきます。

うさぎの体長の測り方と実測値

うさぎさんの体長の測り方についてですが、じつはこれに関しては、明確な決まりはないようです。

というのも、さきほども出てきたアメリカうさぎブリーダー協会(ARBA)が開催するラビットショーでは、うさぎの体重やそれぞれの部位の美しさ、全体のバランスが審査基準となるため、体長に関してはとくに規定はないらしく、そういったこともあってか、大手のペットショップではうさぎの体長を、体重と体高(動物が立った時の足から頭頂までの高さ)を目安に設定しています。

うさぎの本(飼育書)でも、体長に関しては記載がなく、体重が大きさの目安として記載されていることもめずらしいことではありません。

そのため、こういったことから考えるに、うさぎさんの体長については、どこからどこまでといった明確な測り方はとくにないと思われるのです。

ただし、1つの目安として、動物学でいうところの「頭胴長」というものがあります。

これは、哺乳類の体の長さを測定する際、動物を水平にした状態での「頭の先から尾の先までの長さである『全長』から尾の長さ『尾長』を引いた直線状の長さ」を計測の指標とするもの。

これにならって、うさぎさんの体長の測り方も、座っているときの頭の先から、お尻あたりまでを1つの目安と考えていいのではないかとも私は思います。

それに、座っているときのほうが測りやすいですからね。

横になったミニレッキス

ちなみに、こちらがイブスター店長の体長です。だいたい長さは40cmほど。

ミニレッキスの体長(頭胴長)

上から見るとよりわかりやすく、ザ・ウサギというフォルムをしています。

足を伸ばしたミニレッキス

頭の先から足の先までだと、だいたい60cmほどになります。

体の長さもそうですが、体重から見ても、イブスター店長は平均的なミニレッキスよりも大きくなったのです。

子ウサギの耳

ちなみに、これは余談ですが、子ウサギのころから耳が大きいうさぎさんは、成長後も体が大きくなる可能性があるとされ、耳の大きさを見ることで、大人になったあとの大きさをある程度予測することができるともいわれています。

イブスター店長の子どものころの耳を見るに、やはりこのころから巨大化する予兆はあったのかもしれません。ミニレッキスのイブスター店長は、巨大化するべくして巨大化したのです。

今回のまとめ

・ミニレッキスは賢く、おとなしく、人になつく
・ウサギの祖先はヨーロッパにいた
・子どものころの耳が大きいと巨大化するらしい

私たち人間と同じで、誰ひとりとして同じ人はいないように、うさぎさんもそれぞれの体の大きさや性格など、そのうさぎさんだけの個性を持っています。

とくに体の大きさに関しては、これはミニレッキスにかぎった話ではないのですが、一般的にいわれているより大きくなることも少なくはないと思うので、そうなった場合はそれも立派な個性ということで、大事にしてあげましょう。

ミニレッキスを飼うためのケージや備品などに関しては、実際に使用しているもの・使用していたものを、以下の関連記事にも書いてあります。よろしければ、こちらもご参考にしてみてください。

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Comment

  1. れくちゃん

    うちの子も台湾出身で、イブスター店長さんとそっくりな(ミニ?)レッキスです!!
    ポーズもそっくり✲*゚お腹に入った一本の線も似ています。
    もしかして親族なのかも知れませんね(*^^*)

  2. 投稿作成者

    コメントありがとうございます!
    お腹の一本線は腹巻きしてるみたいで何とも言えない良さがありますよね(笑)

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