スプレー攻撃をくらうがいい……
うさぎさんがある程度成長すると、おしっこをまき散らす「スプレー行為」をするようになったりもします。
では、これをやめさせる方法はあるのか? ということで、本記事ではつぎのことをお話しします。
- うさぎのスプレー行為とは?
- うさぎのスプレー行為対策(7選)
- うさぎがスプレー行為をやめるまでの経過
結論からいうと、うさぎさんのスプレー行為をやめさせられるかどうかは、そのうさぎさんにもよるようです。
ですから、完全に解決できるかどうかは、おうちのうさぎさんの性格も関係してきます。
とはいえ、私も解決できたように、
スプレー行為をやめさせる方法はたしかに存在するので、まだあきらめないでください。
ひとつずつ対策をためしていけば、きっと、なにかしら「うまくいく」方法は見つかると思いますよ。
ではさっそく、スプレー行為の解決策を見ていきましょう!
この記事に登場するうさぎ
- ミニレッキスのイブスター店長
- 2016年11月生まれのオス(現在7歳)
- やや詳しいプロフィールはこちら
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うさぎのスプレー行為とは
まずは「スプレー行為とはなにか?」から見ていきましょう。
ウサギのスプレー行為とは、
ジャンプして体をひねったりしながらおしっこを広範囲にまき散らす
という、うさぎさんが使うなかなか危険なワザです。
スプレーされたおしっこ(押すと開きます)
(ちなみにこれは極小範囲で、本気のスプレーはこんなものじゃないです)
もともと自然界では、オスのうさぎさんは、縄張りを守る“本能的な”役割を持っていました。
それで、その縄張りを主張するものというのが、
自分のおしっこのニオイ。
つまり、うさぎさんはおしっこを飛ばしてマーキングをし、自分の縄張り(優位性)を主張していたのです。
求愛行動としてもみられるそうですが、お部屋へのおしっこ飛ばしは、これ(縄張りの主張)が真の目的でしょう。
うさぎさんがスプレー行為をする理由は、自身のテリトリーにかかわる本能にあったのです。
ちなみにスプレー行為はオスのウサギによくみられる行動ですが、メスでもすることはあります。またスプレー行為をしないうさぎさんもいて、このへんも性格によるようです。
スプレー行為のしつけは可能なのか?
では、このスプレー行為自体をしつけることはできるのか?
というと、残念ながらこれは、むずかしい話でもあるようです。
前述のとおりで、うさぎさんのスプレー行為は「本能的な行動」だからです。
そうさせない方法はたしかにありますが、
怒ってしつけようとしても、あまり意味はない(効果は見込めない)と思われます。
ですから、そういった「しつけ」は、個人的にもおすすめできません。
それに、怒られたうさぎさんからしても、
なんで怒られないといけないんだ……
と、わけがわからないと思うので、“しかる”のはやめておいたほうがいいでしょう。
「散歩中の犬が電柱におしっこをしていく」
というのと、おなじような話です。
無理にしつけようとすれば、うさぎさんとの関係が悪化してしまうおそれもあります。
最低でもいちどは「直撃」をくらうと思いますが、まあこれは、笑ってゆるしてあげましょう。
私もスプレー直撃は何度かくらいました(笑)
うさぎのスプレー行為はいつからいつまで?
で、そのスプレーとやらはいつから始まるんだ?
うさぎのスプレー行為は、いつからはじまっていつ終わるのか?
せっかくなので、これもあわせて確認しておきましょう。
このスプレー行為は、
うさぎさんが「性成熟」をむかえてからみられるようになる
と、一般的にはされています。
思春期(やんちゃになる)の始まりでもあるな
性成熟とは、うさぎさんが子どもをつくれる体になることで、その年齢は以下のとおり。
- オス:6~8か月くらい
- メス:4~6か月くらい
ただし、小型のうさぎさんなどは、性成熟(思春期)がもっと早まることもあります。
したがって、「スプレー行為はいつから?」に関しては、
生後4~6か月くらいから(またはそれ以降に)はじまる
と、考えておくのがいいかもしれません。
ちなみに、いつまでつづくかですが、
うさぎさんの思春期が「1歳~1歳半くらい」にはおわり、その後は性格も落ち着いていく傾向があるので、
スプレー行為も1歳から1歳半くらいまでにおわる可能性がある
と、いうことはできます。
もっとも、これもうさぎさんによる(その後もつづく場合もある)ので、一概にはいえないのですよね。
するもしないも、やめるもやめないも、すべてはうさぎさんの性格しだい……。
それもあってハッキリしたことがいえず、だからこそ、この「スプレー問題」はやっかいなのです。
うさぎのスプレー行為対策(7選)
ここまでの話で、うさぎさんのスプレー行為は「なかなかむずかしい問題」だとわかりました。
とはいえ、直撃をくらっていたような私でも解決できたので、改善できる可能性はおおいにあります。
ということで、
ここからは本題の「うさぎにスプレー行為をやめさせる対策方法」を見ていきましょう。
今回ご紹介する方法は以下の7つ。
- プラダンなどで壁を保護する
- おしっこはキッチリ消臭する
- 遊べる範囲をせばめる
- ホリホリができるものを撤去する
- おしっこをしてから遊ぶようにする
- 時がくる(思春期がおわる)のを待つ
- 去勢手術を検討する
最終手段は「去勢手術」ですが、それをせずに私は解決できたので、どの方法も参考になるかと思います。
ぜひ最後までごらんいただき、うさぎさんのスプレー行為対策にお役立てください。
ではスタートだ!
1. プラダンなどで壁を保護する
まず対策として導入しておきたいのが、うさぎさんのスプレー攻撃から壁を保護するものです。
うさぎさんが放つスプレーおしっこは、1~2mくらいは余裕で飛んだりもします。
私たちの肩の高さくらいまで壁がよごれてしまうこともあるなど、掃除が大変になるわけですよね。
しかもウサギのおしっこは……
カルシウム分が多くふくまれているせいか、染みにもなりやすいというおまけつき。
ケージからだしてあげる → スプレー行為 → 掃除……。
毎日これのくりかえしとなると、うさぎさんをケージからだしてあげるのも、正直おっくうになってもきます……。
その気持ち、わかります……
そこで、プラダン(プラスチックのダンボール)などで壁を保護し、掃除の手間をはぶくと!
以下のものを使って壁を保護しておけば、あらどうでしょう。
- プラダン
- ダンボール
- ビニールシート
サッと拭くだけまたは捨ててしまえばいいだけなので、スプレー行為のダメージもすくなくてすむのです。
頑丈なプラダンなら、両面テープなどを使って壁に貼っておくだけ。
よごれても掃除すれば使いつづけられるので、まずはこういったもので掃除をラクにしておきましょう。
100均にも似たような「プラスチックの板」は売っているので、そういうもので代用するもありですよ。
ケージの中からのスプレー行為もあるので、最低でもケージのまわりはガードしておきましょう。ここは「よごれたらポイ」できるふつうのダンボールがおすすめです。
2. おしっこはキッチリ消臭する
(うさぎにも使える消臭剤/カンファペット)
つづいての方法はこちら。
うさぎさんが放ったスプレーは、きっちり消臭するという対策です。
うさぎさんのスプレーおしっこは、部屋の壁にまで余裕でとどいたりもしますよね。
では、それが壁にニオイとしてのこってしまえばどうなるか?
見えない「縄張り」がそこにできてしまい、縄張りの拡大を進行させてしまう危険性がでてきます。
加えて、リスキーなのが、
とくに賃貸物件の場合、壁紙にニオイがついて取れなくなってしまうと、
退去時に壁紙は全張り替えになる(=高額な費用を請求される場合がある)
という事態になってしまうケースもあるということ。
ですから、できることなら、スプレー行為によるおしっこは「消臭剤を使って」掃除したほうがいいです。
私は水拭きだけで掃除をしていたところ、いろんなところについたニオイが取れなくなってしまいました。
- 壁を保護する
- ニオイは消臭する
こうすることで、うさぎさんのスプレー行為から部屋の内装は守れるので、消臭もしておいたほうがいいですよ。
フローリングなどの床についたおしっこもおなじ話。
水拭きだけでニオイがついていくと、
ここでおしっこをしてもいいんだな(ニヤリ)
と、トイレではない場所でおしっこをするようにもなってしまうので注意しましょう。
消臭なしでもスプレー問題を解決できる場合はあります。
でも、あとのことを考えると、やはり消臭はしておいたほうがいいですよ!
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3. 遊べる範囲をせばめる
(ペットフェンスなどで遊べる範囲を制限!)
うさぎさんの遊べる範囲をせばめるのは、かなりの有効打になる可能性があります。
ということで、これもくわしく見ていきましょう
うさぎさんを部屋のなかで散歩させてあげるとき、
そのほうがよろこんでくれるので、
範囲を制限しないで自由にさせてあげたくなりますよね。
私も以前まではそのようにしていて、居間(自分の生活スペース)のほうまで来れるようにしていました。
では、その結果どうなったのかというと、つぎのようにして「縄張りの拡大」が進行していってしまったのです。
- 最初はじゅうたんの上でもおとなしくしていた
- しばらくすると、これまでしなかった「じゅうたんの上で」うんちをするように
- その後はじゅうたんの上でおしっこもするようになり、部屋じゅうが縄張りと化してしまった
うさぎにとって自分のニオイがついている場所、それは自分の縄張りです。
スプレー行為はそういったものを主張する行動なので、
縄張りが広がれば広がるだけスプレー行為も激化していく……
という話でもあるのです。
なので、うさぎさんの主張をおさえるためにも、
遊べる範囲をせばめて「縄張りを縮小させる」と。
具体的な方法としては、以下のとおり。
- ペットフェンスを使って居間のほうまでは来れないようにする
- ペットサークルを使って散歩はそのなかでしてもらうようにする
こうすることで、スプレー行為をされても被害をおさえられますし、それ以上の縄張りの拡大も食い止められます。
移動できる範囲が制限されていれば、うさぎさんも自分のエリアを拡大しようとはしなくなります。
ということは、それだけスプレー行為を「する必要がなくなる」という話でもありますよね?
だから効果的な方法になりうる、と
私はペットフェンスから使いはじめ、遊べる範囲をせばめていきました。
またペットサークルなら、うさぎが部屋の壁をかじる問題もいっしょに解決することができます。
サークルの使い方は以下の関連記事にも書いてあるので、こちらもあわせてどうぞ!
ペットサークルの使い方
4. ホリホリができるものを撤去する
ケージのなか・散歩できる場所にホリホリできるものがあるなら、これを撤去するのも有効です。
なぜかというと、うさぎさんは「このホリホリで興奮して」スプレー行為をすることもあるからですね。
うさぎさんはもともと地中に穴を掘って生活してきたので、モノを掘る習性があります。
それで、このホリホリ行為ですが、
ホリホリ行為 → スプレー行為
と、本能の刺激かただの興奮か、掘れるものがスプレー行為を誘発することがあるのです。
なので、掘れるモノは撤去すると
うさぎさんのホリホリ行為は、伸びつづける爪を短くするのに、ひと役買っているようでもあります。
とはいえ、うさぎの爪切りはこちらでしてあげられるので、掘れるものはなくても問題はありません。
ようするに、だな
「ホリホリ→スプレー」の連携技がみられたときは、掘れるものを撤去です。
うさぎさんが興奮する機会を減らすことで、スプレー行為をやめさせていくことができますよ。
5. おしっこをしてから遊ぶようにする
これは難易度がやや高いのですが、うさぎさんが「おしっこをしてから遊ぶようにする」手段があります。
うさぎさんのスプレー行為がひどいときは、ケージからだした瞬間にすると思います。
ケージから出られた → うれしい → 興奮してスプレー行為
ということなのかもしれませんが、この場合、うさぎさんのスプレー行為をふせぐ手はほぼありません。
ただ、ひとつだけ方法があるんですよね
そう、それこそが、うさぎさんがトイレでおしっこをしたのを「確認してから」遊ぶようにする方法です。
そもそもの話、スプレー行為ができるのは、膀胱におしっこがたまっているからこそです。
トイレでおしっこをしたあとなら、
ストックを消費していることになるので、
それだけスプレー攻撃もされにくくなる(またはできなくなる)と。
ただし、この方法には以下のデメリットがあって、
- うさぎさんはスプレー行為をしたいのか、トイレでおしっこをしてくれないときがある
おしっこをするのを待っていると「ずっとケージからだせなくなる」なんてこともあります。
さらにいうと、
スプレー行為 → 小屋にもどして掃除 → スプレー行為
と、おしっこをしてもストックを全消費していない……なんてことも。
ですから、これはできたらでいいと思います。
できるだけトイレでおしっこをしたあとにケージからだしてあげることで、スプレー行為をされにくくなりますよ。
6. 時がくる(思春期がおわる)のを待つ
結局は「これ待ち」の部分も大きいのですが、思春期がおわるのを根気よく待つのも効果大です。
うさぎさんは思春期に入ると、気性があらくなり、つねにテンションが高くなったりもします。
酒を飲んでどんちゃん騒ぎをする若者、といったところか
それもあるので、とくにこの時期(4か月~1歳半くらい)は、スプレー行為もはげしくなると思うのです。
ただ、ここで知っておきたいのが、
思春期がおわれば、うさぎさんの性格も落ち着いていく
ということ。
私たち人間もそうであるように、年をとれば心も成長していき、落ち着きはしぜんと身についていきます。
ようは、うさぎさんも年をとれば、「ケージからでてきた瞬間にスプレー」とかはしなくなってくれたりもすると。
イブスター店長もそうでした
スプレー行為をやめさせる、というか、「やめてくれるのを待つ」という話です。
時間が解決してくれることもあります。
1歳半~2歳くらいまでは、ここまでの対策を打つなどして、ようすをみてあげるのもありですよ。
7. 去勢手術を検討する
- スプレー行為がどうにもならない
- あまりにもひどくて世話ができない
こういった場合、去勢手術(メスは避妊手術)をすることで、問題が解決する場合があります。
去勢・避妊手術をすることで性ホルモンが分泌されなくなり、
それによって攻撃的な行動などの抑制が期待できる
という理由があるからです。
ただし、この去勢・避妊手術には以下の注意点もあって、
- 手術をしてもスプレー行為はおさまらない場合がある
- 去勢・避妊手術は全身麻酔のリスクがある
- 生後6か月~1歳くらいがいいとされるタイムリミットがある
手術をしたから問題が解決するか、というと、これもハッキリとしたことはいえないようです。
ですから、これまで見てきた対策をためしてみて、それでもきびしいときは、
信頼できる病院を見つけて、まずは獣医師と相談してみる
というのがいいのではないかと思います。
思春期がおわるのを待っていると、好機を逃してしまう……
これもあるので、スプレー行為対策は早めに打ったほうがいいでしょう。
そうすれば、去勢・避妊手術の検討も、早い段階から動けるのではないかと思いますよ。
うさぎのスプレー行為をやめさせることはできたか
(縄張り拡大中だったころのイブスター店長)
うさぎのスプレー行為対策は以上となりますが、
じっさいにスプレー行為をやめさせることはできたのか?
ということで、最後に、これらの対策を打ったあとの経過をお話しします。
ミニレッキスのイブスター店長の場合、
スプレー行為がはじまったのは1歳よりもまえのことで、だいたいつぎのような状況でした。
- じゅうたんの上に乗ったらおしっこ
- ケージからでてきた瞬間にスプレー
- 散歩中にテンションが上がってスプレー
- 縄張りにホリホリできるものがあったら興奮してスプレー
- ひざの上に乗って(私の)ズボンをホリホリ+おしっこまたはスプレー
スプレー行為をするのは、テンションと動きでわかるレベル。
そこで、ここまで紹介してきた対策を打ったところ、つぎのような効果がみられていき、
- 遊べる範囲をせばめる → 居間のほうではおしっこをされなくなった
- ホリホリを撤去 → 縄張り内でのホリホリ+スプレーはしなくなった
- おしっこをしてから遊ぶ → おしっこをしたあとなら、ひざの上に乗せてもセーフに
- 時がくるのを待つ → 縄張り内を散歩中でもスプレー行為はしなくなった
2歳くらいまでには思春期のテンションも落ち着いて(性格も)おだやかに。
みごとスプレー行為もやめてくれるようになりました!
ペットフェンスで遊べる範囲はせまくなってしまいましたが、
それでもこのとおりで満足です。
それ以上に縄張りを拡大しようとはしなくなり、自分のスペースで遊ぶようになってくれましたよ。
床の消臭が足りず、おしっこのニオイがついてしまっていたためか、
その後はケージからだすと、トイレ以外の場所でおしっこをしてしまう
なんてこともありました。
しかしこれも、引っ越すことになったのでペットサークルを導入したところ、ぶじに解決できたのです!
スプレーはこのくらいで勘弁してやるか
ということでイブスター店長の場合、ここまでの対策で、スプレー問題をなんとかすることができました。
最終的には時間が解決してくれた部分もあったので、対策を打ちながら「時を待つ」のもありかもしれません。
今回のまとめ
- うさぎのスプレー行為は本能的な行動
- 具体的な対策を打っていけば解決できる場合もある
- 「遊べる範囲をせばめる→時を待つ」のがいちばん有効かも
うさぎのスプレー行為は、本能的な行動なので、やめさせられるかはむずかしい問題です。
ただ、対策を打っていけば改善することはあるので、ぜひできることからトライしてみてほしいと思います。
それから、対策してもどうにもならない場合ですが、
これの原因は、じつは「飼い方」にある可能性も捨てきれません。
たとえば私の場合、よかれと思って(甘やかして)、遊べる範囲を自由にするなどしていました。
しかしこういった甘やかしは、うさぎさんに「自分がいちばんエライ」と思わせることにもつながりますから、
スプレー行為での「優位性の主張」を助長させてしまう
なんていうことにもなってしまうわけです。
(※うさぎのスプレー行為が飼い主さんに向けられる場合も、これがひとつの原因として考えられます)
だからこそ、「遊べる範囲はココまで」と決めてあげるなど、自由を制限するのはとくに必要だと感じます。
どっちが上なのかの上下関係をはっきりさせる。
こうした根本的な部分のしつけをすることで、治らないスプレー行為が改善することもあるかと思います。
- うさぎさんの要望に全部こたえている
- 家(群れ)のなかのボスはうさぎさんだ
とか、ふだんの飼い方に原因がありそうなときは、それを見直していくことでもうまくいくかもしれません!
うさぎにも使えるサークル詳細
うさぎに上下関係をしつける方法
トイレ以外でのおしっこ対策まとめ
コメント(確認後に反映/少々お時間をいただきます)