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【250記事】ブログの全記事リライトは革新の第2ラウンドに突入しました

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この時のために着々と準備を整えてきました。そして時は満ちたのです……。全記事リライトは、第2ラウンドに突入だ!

数か月前に2週間もの時間を要し、途中で作業は泥沼と化すも、なんとか過去記事のほぼすべての書き直しは完遂。これでもう大丈夫かと思われたのですが、このたび、再びリライト作業を行うことにしました。

しかも今回は、前回のような中途半端な作業ではなく、膨大な時間を費やす覚悟を決めた革新のフルリライト。

やると決めたらやるしかない。そして準備はもう整った。全記事リライト作業は、第2ラウンドの幕開けだ!!

目次

今回のリライト作業でやること

当ブログの記事数は250記事を超え、現在はさらなる高みを目指しながらまい進しているところですが、このたび、全記事リライトの準備が整ったので、第2ラウンドの幕開けをここにお知らせします。

そして、気になる今回のリライト作業の全容は……これだ!

  • 漢字とひらがなの使い分け
  • 感嘆符、疑問符のあとにスペース
  • 記号の半角と全角の使い分け
  • 必要に応じて全体的な書き直し

漢字とひらがなの使い分け

前々から漢字とひらがなの使い分けについては思うところがあるも、きっちりとルールを決めて表記を書き分けることはせずに、良く言えば自分の感覚、悪く言えばなんとなくで済ませてきていたのですが、そんなあやふやな時代は終わりを告げました。

そう、私は以下の武器を手に入れ、武装を済ませたからです!

日本語表記ルールブック

まずはこちら、日本エディタースクール編集の『日本語表記ルールブック』第2版。

本書は一般的な刊行物の表記法についてまとめられたもので、縦書きと横書きの違いも含め、基本的な表記の仕方が記されたルールブック。

漢字とひらがなの具体的な使い分けはそこまで言及されていないのですが、一読の価値はあります。これで表記ルールのベースはOK!

記者ハンドブック

続いてこちら、共同通信社編集の『記者ハンドブック』第13版。

本書は漢字とひらがなの使い分けが具体的にまとめられた「用字用語集」を中心に、新聞記事の書き方を示したベストセラー。新聞、通信、放送だけでなく、社会一般の文章表記にも役立つ情報が満載!

文章を書く際のルールも記されているので、これが一冊あればだいたいのことは解決すると思います。

日本語の正しい表記と用語の辞典

そしてこちらは、講談社校閲局編集の『日本語の正しい表記と用語の辞典』。

漢字とひらがなの使い分けを示した「用字用語集」は、記者ハンドブックよりもボリュームは少ないのですが、各社が出版している類書のなかでも、本書はひらがな率が高いような気がするため、漢字を「開く(かな書きに直す)」作業の選択肢が増えます。

とくに「いっさい/一切、しだいに/次第に、たとえば/例えば」などの副詞の開き方がかなり参考になるため、補足的な使い方で実力を発揮すると思います。

日本語表記のルールももちろん記されているので、こちらもオススメの一冊。これで武装は完了だ!

マイルールを作成

これらの「用字用語集」に加え、小説などの刊行物を読みながら漢字の開き具合を確認していき、私はマイルールを作成することにしました。

基本的には以下のとおりです。

  • 常用漢字表にない字・音訓のものは基本開く
  • 形式名詞(うち、ことなど)、補助用言(という、してくださいなど)は開く
  • 副詞はだいたい開く
  • 文脈によってはわかりにくい漢字(方:あちらのほう、あちらのかたなど)は一部の読みを開く
  • 一般的に開かれることが多い漢字も、ものによっては開く

ただし、多くの文章に触れたり、自分で書いていくことによって、このマイルールは少しずつ変化していく、というかすでに日々変化してきているので、これはまた落ち着いたときにでもどこかに残しておこうと思います。

感嘆符、疑問符のあとにスペース

日本語表記のルールには、感嘆符(!)疑問符(?)のあとにはいくつかの例外はありますが、全角の空きを入れる決まりがあります。

じつはこれに関してはもともと知ってはいたのですが、まぁいいかとしばらく放置して空けない方針でやってきたところ、やっぱりどうしようかと考えだしたころには時すでに遅しとなってしまっていたのです。

途中から変えるのもなんだかなと思い、そのままズルズルと来てしまいましたが、今回のリライト作業でこれも統一することにしました。

また、この「ビックリハテナ・スペース問題」については、いろいろとお話ししたいこともあるのですが、それをするとかなり長くなってしまうので、ひとまずここでは結論だけ。

  • タイトルは空けない
  • 地の文は半角スペースを空ける

なぜタイトルは空けないのか? なぜ地の文は空けるのか!? という話は、これもまた落ち着いたときにでも!

記号の半角と全角の使い分け

基本的にかっこなどの記号は全角、数字やアルファベットなどは半角で使い分けていたのですが、使用することが多い「+(プラス)、-(マイナス)、=(イコール)、/(スラッシュ)、%(パーセント)、&(アンパサンド)」などは、半角と全角が混ざっていたりすることがあったため、これも統一することにしました。

これも結論だけ言うと、

  • 半角文字(英数字など)に付く記号は半角
  • 全角文字(漢字やひらがななど)に付く記号は全角

だいたいこのような基準で統一していくことに決定。一部例外も出てくるとは思いますが、それはそれで統一してしまえば問題ないかなと思っています。とにかく「統一感」が大事なのです。

必要に応じて全体的な書き直し

おかしい部分があれば、必要に応じて手直ししていくという方法をとることにしますが、なかには焦りに駆られて訳のわからないことを書いていたり、すぐに終わるような時事ネタに走った記事などもあるため、そういったものは全体的に書き直していくことにしました。

時事ネタなんかも、やりようによっては生命を吹き返すこともあるはず。お前に魂があるのなら……答えろ!

前回からの反省点と今回の作業手順

さて、私は年に1回は1週間くらいの休みをとって海外旅行に出かけたりするのが趣味なのですが、今回はコロナ禍によって旅行は行けなくなってしまい、1週間の休みはなんの予定もありませんでした。

しかし、日本語表記のルールが突然気になりだし、そういった問題を1つずつ解決していくなかで、私は思ったのです。

これは、全記事リライト第2ラウンドを開始せよという天啓だと……!

私はすでに取得した休みに間に合うように準備を進めます。そして、なんとか間に合わせることができたのです……が、ここでひとつ問題が。

前回のリライト作業では、ほとんどまともに食事も取らず、長時間の作業で手首を痛め、疲れで頭は回らないなかでの苦しい作業となりました。作業の後半は疲れのせいで泥沼と化し、何度も同じ記事を書き直すという始末でした。

そして、前回もそうでしたが、1記事のリライト作業にかかる時間は早くても30分、いくつかの書き直しが必要となると1時間以上は平気でかかります。

つまり、今回の作業は250記事はあるため、最低でも120時間以上は確定。間違いなくそれ以上かかることは目に見えていたのです。

これを1週間の休みで一気に終わらせることは、どう考えても不可能。よって、私は毎日少しずつ進めていくことにし、1日2~3記事、3~4か月の長期で決着を目指すことにしました。

以前まではリライト+新着記事の作成などという器用なまねはできなかったので、前回の反省はしっかりと生かされていると思います。私はひっそりと、しかしながら大きな成長を遂げたのです……!

ある程度は割り切る覚悟を決めた

じつを言うと、この記事を書く前からリライト作業は少しずつ始めていたのですが、先ほども述べたように、記事をリライトしていくうちに新しいことに気がつくと(漢字とひらがなの使い分けルールが変化すると)、私は再び出発地点に強制送還されていました。

5記事のリライト作業が完了して次でマイルールが変化すれば、1記事目からやり直し。10記事のリライト作業が完了して次で新しいことに気づけば、再び1記事目へ。

それはまるで、死んでしまえばすべてのアイテムを失ってダンジョンの1階に戻るゲームで、途中であれが違う、これが違うと自害し、いっこうに先に進まないエンドレスの自害ループに入っているようなものでした。

そこで、突然ですが、私は問いたい。皆さんはもう成人されましたか? と。

20年という歳月はあっという間だったと思います。そこから先はもっと早くなるといい、たしかにそれは間違ってはいないとも思います。では、それを踏まえたうえで少し考えてみてほしいのですが、この生きてきた年月×1セットの時間は、あとどれくらい私たちに残されているのでしょうか?

日本人の平均寿命は男女で異なりますが、だいたい84歳くらいだそうです。現在が20歳であれば、残り3セット以上。30歳であれば、2セットはもうない。40歳であれば、1セットちょっとです。

私は、一定の年齢を超えてくると、残された時間との戦いになってくると感じています。私たちは不老不死の究極生物ではなく、寿命がある生きものなので、終わる時は必ず来る。そして一度終わってしまえば(転生があるとすれば話は別ですが)、その先はもうないからです。

そんななか、はたして、強すぎるこだわりにとらわれ、いっこうに先に進めないままスタート地点から身動きが取れない、なんてことをしている時間はあるのか? と私は思ったのです。

私は諦めが悪く、かなり几帳面な性格なので、直せるものを放っておくということができません。ブログはいつでも手直しができるという性質上、やろうと思えばいつだって「時間をかければ」手直しができてしまうのです。

しかし、そんなことを続けていれば、いつまで経っても先に進むことはできません。信念や美学とともに死んでいくのは美しいことでしょう。けれども、死が目前に迫ってきたとき、本当にそれでよかったと言えるのかは私にはわかりません。

だからこそ、ギリギリ許せる範囲で、ある程度は妥協し、割り切る覚悟を私は決めました。

確認できたサンプルは少ないですが、プロの作家でも初期のころと後半とでは、漢字の開き具合が異なっているということも珍しいことではないと思います。それに、1記事の中で表記が統一されているのであれば、それはギリセーフだろうと。

私は過去を振り返らない。いや、リライト作業をするので振り返るのですが、一度終わらせたものはそれでもう完了とし、次に進むことを決めました。でなければ、私はなにも成し遂げられないまま終わってしまうかもしれないから。

今回のまとめ

・一気にやってしまうのは逆に効率が悪い
・リライト作業はある程度の割り切りは必要
・過去記事に生命を吹き込んでやる!

そもそもの話、そこまでして全記事リライトをする必要性はあるのかということについては、前回のリライト記事でもお話ししたように、中途半端なものを公開しておくわけにはいかないという私のポリシーによるものなので、これは致し方ない。

ただ、前回はどうも計測データに自分のアクセスも含まれていたくさく、今回もかける時間のわりにはたいした結果は出なさそうなんですよね……。

まぁ、作業が終わったらこちらの記事で結果報告だけはしておこうと思うので、数か月後にでもお会いしましょう。それではまた。

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