うさぎはどこで買えるんだ?
すぐに思いつくのは「ペットショップ」だと思うのですが、じつは入手方法はほかにもあります。
しかし、それぞれの場所にはメリットだけでなく注意点もあって、そのことは知っておいたほうがいいのですね。
そこでこの記事では、「うさぎをお迎えする場所」についてくわしく解説していきます。
- うさぎを買う(飼う)場所6つ
- それぞれの場所が持つメリットと要チェックなポイント
さきにいうと、本記事で紹介するうさぎをお迎えできる場所は、以下の6つです。
- ペットショップ
- うさぎ専門店
- ブリーダー
- ホームセンター
- 保護団体・施設
- 里親募集
そう、売っている場所で「買う」以外に、「引き取る」方法もあるのですが、どれにも注意点はあります。
お店だから大丈夫でしょ?
と、思っていたらあとで問題が……、とかもありますし、引き取るのだって簡単なことではありません。
それでも注意点さえおさえておけば、安心して飼いはじめられると思いますよ。
最後まで読んでもらえれば、どこで飼うかは決まると思うので、いっしょにチェックしていきましょう。
この記事に登場するうさぎ
- ミニレッキスのイブスター店長
- 2016年11月生まれのオス(現在7歳)
- やや詳しいプロフィールはこちら
うさぎをお迎えする6つの場所とメリット&注意点
冒頭のとおりで、うさぎを入手する方法は、大きくわけて「買う・引き取る」の2つがあります。
それをこまかくわけると、つぎのように、計6つのお迎えする場所がでてきます。
- 買う
ペットショップ、うさぎ専門店、ブリーダー、ホームセンター
- 引き取る
保護団体・施設、里親募集
それで、それぞれの場所にはそれぞれのメリットがあるのですが、
それ以上に知っておきたいのが注意点のほうです。
なぜかというと、お迎えしたあとに問題が起きるパターンもすくなくはないからです。
ということで、ここからは、
- お迎えできる場所
- その場所でのメリット&注意点
この2つをセットにして、それぞれのお迎えできる場所の特徴を解説していきます。
とくに注意しておきたいことは、そのつど補足していくので、あわせてチェックしておいてくださいね。
では見ていこう!
1. ペットショップ
メリット | チェックポイント |
---|---|
気軽に行ける 価格はわりと良心的 | 従業員がいい加減なお店には注意 多頭飼いは病気のリスク 子ウサギが若すぎるのはやや危ない |
近所にだいたいあるペットショップは、気軽に行けるのが最大の魅力です。
買う気がなくてもウェルカムな雰囲気もあって、ここでお迎えするのがいちばん多くなるのではないかと思います。
うさぎさんの値段も1万円~3.5万円くらいと比較的安い!
ただ、気軽に行けるということは、人がたくさん来るわけです
そのため、ペットショップは、うさぎさんがストレスを感じやすい環境であるともいえます。
また、以下のような感じで、
抱っこしますか~? 抱っこだけでもいいですよ~
店員さんが抱っこをあおってくる(?)こともあって、それもうさぎさんからしたらストレスになるでしょう。
(※いろんな人に抱っこされることもあるからです)
子ウサギ同士でいっしょに寝ていたりと、案外うまくやっているのですが、うさぎさんは疲れやすい環境だといえるかもしれません。
そしてここでは、3つのポイントを補足しておきます。
従業員がいい加減なことを言うお店には注意
まず、残念なことに、従業員がいい加減なことを言うお店もなかにはあります。
- うさぎさんを飼うのは簡単ですよ
- 散歩は必要ないですよ
- 犬猫のように鳴かないので、ペット不可のマンションでもこっそり飼っている人は多いですよ
こうやって、購入をたきつけるようなことを言ったりする人もいるんですね。
それで、こういうことがあったらなんですが、
そのお店では、お迎えはいったん考えたほうがいいのかもしれません。
そんなことをお客さんに直接いうようなお店は、見えない部分(たとえば世話など)でも、いい加減な仕事をしているかもしれないからです。
このあとで見ていきますが、ペットの保護団体が存在するのは、無責任な飼い主さんがいるからです。
テキトーな仕事でもペットが売れていけば、すべてがいい加減になっていって、無責任な飼い主を増やすことにもつながる気がします。
ですから、そういったお店でうさぎさんをお迎えするのは、あまりおすすめはできません。
ちなみにいっておくと、うさぎを飼うのは簡単ではないぞ
散歩も必要で、ペット不可の物件でこっそり飼うと、退去時にとんでもない額を請求されるケースもあるので注意しましょう!
多頭飼いは病気のリスクもある
ペットショップで販売されているうさぎさんは、ひとつのケージに2~3羽で生活していることも多いです。
この多頭飼いが病気のリスクになることもあるので、チェックしておきましょう。
で、なんの病気になりやすいんだ?
というと、エンセファリトゾーン症(Ez症)という病気です。
寄生虫が脳や神経などでわるさをする病気で、母体感染もあります。
うさぎさんは仲間のおしっこをなめたりするのですが、このEZ症はおしっこからでも感染します。
ようは、おなじケージに感染しているうさぎがいると、おしっこをなめてしまって、病気が移ってしまうこともあるのですね。
じっさいのところ、かなり多くのうさぎさんがEzには感染しているともいわれます
また感染しているからといって、かならずしも病気として発症するものでもありません。
でも、場合によってはあとで発症することはあるので、多頭飼いにはそのリスクがあることも知っておきましょう。
ちなみにEz症は、投薬で寄生虫を駆除して治療します。
子ウサギが若すぎるのはやや危ない
それから、子ウサギの生後の年齢が若すぎるのには注意が必要です。
結論からいうと、お迎えは「生後2か月以降」のうさぎさんにしたほうがいいでしょう。
これは本記事でいちばん重要な話でもあるので、くわしく補足していきます。
ペットショップでは、生後1か月~1か月半くらいの赤ちゃんうさぎが販売されていることがあります。
しかしこの年齢は「離乳期」であって、心身ともにできあがっておらず、突然死をしやすい時期でもあるんですね。
突然死だと……?
そう、環境の変化(ショップ → 家)のストレス等で下痢をするなど体調をくずしてしまい、そのまま死んでしまうことがあるのです。
私が信頼しているフードメーカーの「イースター社」でも、この件についてつぎのように述べていますし、
4週齢頃から少しずつ普通の食べ物に興味を持ち始め、5~6週齢頃から離乳が始まります。離乳食は特に必要なく、大人ウサギと同じものを食べます。食べ始めた時期にはまだ消化機能は成長中で、完全な離乳は8週齢(2ヶ月弱)頃になります。
ウサギの成長-イースター株式会社
1ヶ月齢程のちいさなウサギがペットショップにいることもありますが、まだ消化器官が成長途中で、特にお世話に注意が必要な時期です。お迎えの際には、そういった点にも注意してください。
そのほかでは、あまりにも子ウサギの突然死が多すぎるとして、「生後2か月未満はお迎えしないほうがいい」と注意喚起をだしている動物病院もあります。
さらにいうと、つぎのように、
- 「生後2か月以降をお迎えしてください」と明記しているうさぎ専門店もある
- 「離乳がおわる生後2か月以降にならないと引き渡しはできません」としている保護団体もある
最初のお迎え時期を慎重に考えているところは、すくなくありません。
ですから、お迎えをするのは、最低でも生後1か月半、できれば2か月以降にするのがいいでしょう。
あまりこういう生々しい話はしたくないんですけど、
うさぎ専門店によっては、赤ちゃんうさぎに死亡保障(返金・交換)をつけているところもあります。
それって結局のところ、生後まもない赤ちゃんうさぎの突然死があるから、そんな保障があるわけですよね?
すこし待てばいいだけの話です。
もちろん「2か月以降なら絶対に突然死はない」なんてことはないと思いますが、リスクはかなり減るはずです。
ペットショップにいえば、2週間前後ならお店であずかってくれるので、
- お迎えをしたいうさぎさんがいて、
- そのうさぎさんの年齢が生後1か月~1か月半くらいだった
なんてときは、もうすこし安定するまでお迎えは待ったほうがいいと私は思いますよ。
ちなみに契約だけ先にすることはできます。「成約済み」といった札が貼られるなどして、一定期間の取り置きで対応してもらえます。ただし期限はお店によっても異なるので、確認するようにしましょう。
2. うさぎ専門店
メリット | チェックポイント |
---|---|
スタッフの知識が豊富 アフターフォローが充実 血統書付きなど安心感が高い | 価格が高い 遠出が必要になる場合も |
つづいてはうさぎ専門店です。
うさぎ専門店というのは、読んで字のごとく、うさぎを専門にあつかっているお店です。
- ブリーダーが運営している
- ブリーディングハウスを持っている
など、ブリーダーがたずさわっているお店もあります。
それで、専門店の特徴ですが、
- スタッフの知識が豊富
- 爪切り・飼育相談などが無料の場合も(アフターフォローが充実)
- 純血種には血統書がついている
- うさぎは個別のケージで生活している
などなど、そのメリットは「安心感の高さ」にあるといえるでしょう。
ただそのかわり、うさぎさんの販売価格は6万~13万円とか、値段が高いです。
専門店によっても変わりますが、ペットショップとくらべると料金は2~4倍くらいになるでしょう。
注意点としては……
近所にお店がない場合、遠出する必要があることでしょうか。
人気店は遠くからでもお客さんが来るそうです。
専門店がいいなら、まずは「うさぎ専門店+居住エリア」で検索してみましょう。
近場にうさぎ専門店があるならまずは行ってみるのもいいと思います。MIX種なら専門店でも安く売っている傾向にありますよ。
3. ブリーダー(個人・直営店)
メリット | チェックポイント |
---|---|
直営価格で安い場合もある ブリーダーがしつけをしてくれている場合も | アクセスがやや難しい 悪質な業者にはとくに注意! |
ブリーダーから買う方法も選択肢のひとつです。
ブリーダーというのは、うさぎの繁殖をおこなっている個人・業者のことで、
大きなお店を街にかまえているわけではないうさぎ専門店
のように考えておくと、わかりやすいかもしれません。
一般住宅(マンションの一室など)やうさぎ舎のような場所でうさぎさんを育てて、そこで販売もしていたりします。
それで、ブリーダーから購入するメリットですが、
直営価格で、お店をかまえている専門店よりも安く入手できる場合があります。
あとは、ブリーダーがある程度のしつけをしてくれていたりとか、ラビットショー向けのうさぎさんがいたりとか。
街のうさぎ専門店にいるうさぎさんたちは、もとをたどれば、ブリーダーによる繁殖が基本です。
ブリーダーのもとからお店に来ているんだな
そのため「直接買えるならそのほうがいい」と、ブリーダーから買いたがる人もいるわけですね。
ただ、2つの点から、初心者にはややハードルは高いと感じます。
ここではそれを注意点としてまとめておきます。
見学は要予約などアクセスがやや難しい
ブリーダーがうさぎさんを育てる場所、または展示している場所は、さきのとおりで、
- 一般住宅の一室などが使われている
- 街から離れた(奥まった)場所にひっそりとある
など、規模が小さかったりと、お店のようにいつでも見に行けるわけではないことが多いです。
そのため、事前予約が必要になるなど、お店とくらべてアクセスはややむずかしいです。
また子ウサギの体調を考慮して、見学・ふれあいには制限が設けられていたりもします。
このへんも街のお店とはちがうな
ブリーダーの店舗ブログやHPから子ウサギを確認し、ある程度の希望がかたまったところで見学予約をする。
お迎えの流れはそういったものになるので、ややハードルは高いといえるわけです。
悪質なブリーダーには要注意
また、そういう話を(うさぎで)聞くことはあまりないのですが、なかには悪質なブリーダーもいます。
- 劣悪な環境で繁殖をおこなっている
- いい加減な交配で不健康な雑種を増やしている
こういったことも可能性としては考えられるので、よくないブリーダーには注意するようにしましょう。
といっても、なにをどう注意すればいいんだ?
というと、これはつぎのポイントをチェックするようにしてください。
- 動物取扱業の登録番号
- 対面販売を守っているか
- 飼育環境や施設の衛生状態
正式なブリーダーは、法律やルールにのっとって「動物取扱業登録番号」を取得しています。
通常は店舗ブログやHPに、この番号が表記されているので、まずはそれを確認するようにしましょう。
また2020年6月からの「改正動物愛護法」施行により、うさぎの販売は対面説明が義務化されています。
対面説明なしで配達・ネット販売いたします。
なんてところがもしあれば、トラブルの気配しか感じられないので、絶対に利用しないでください。
そして最後に「飼育環境・施設の衛生状態」です。
きちんとしたブリーダーなら、飼育環境にも気をくばっているはずです。
見学するさいは、うさぎさんだけでなく、そういったところもチェックしておくのがおすすめですよ。
ただし、繁殖をおこなっているブリーディングハウスまでは公開されていないのが一般的なので、それもおぼえておきましょう。
4. ホームセンター
メリット | チェックポイント |
---|---|
安い かなり気軽に見学できる | 飼育環境があまりよくない |
大型のホームセンターには、一角にペットコーナーがあり、そこでうさぎさんが販売されていることがあります。
入手先のひとつでもあるので、これもあわせて確認しておきましょう。
ホームセンターは、たとえば「ミニウサギが5000~8000円!」とか、販売価格が安い傾向にあります。
買い物のついでに見に行ける
など、見学のハードルもかなり低く、ふれあいイベント(?)のようなものが開催されていることも。
ただ、それだけに、飼育環境がいいとはあまりいえません。
草食動物のうさぎは、それこそ突然死があるなど、ストレスに弱いです。
ついでで見に来る人があまりにも多ければ、それだけストレスがたまる可能性もあるでしょう。
- うさぎの元気がなさそう
- 売れ残りで年をとったうさぎがいる
こういったことがあるのも、その「ついで」が多いからではないかという気もします。
とはいえ、ペットコーナーの管理に力を入れているところもあると思いますし、
ペットショップなどの専門店が近くになければ、選択肢のひとつにもなります
飼育環境がきちんとしているか。
そこができているなら、ホームセンターも使えると思うので、お店をチェックしながら考えてみてください。
5. 保護団体・施設
メリット | チェックポイント |
---|---|
困っているうさぎを助けられる | 条件が厳しいなどお迎えは簡単ではない うさぎが心に傷を負っていることもある |
ここからはうさぎさんを「引き取る」方法です。
うさぎの保護団体・施設とコンタクトをとることで、里親として譲渡してもらうことができます。
ニュースではあまり見ませんが、
- 多頭飼育崩壊(増えすぎた)
- 遺棄(捨てる)
といった、うさぎに関する社会問題は各地で起きています。
保護団体は、そういったところからうさぎさんを保護し、里親として引き取ってくれる人をさがしたりしているわけです。
保護団体・施設はいろんなところにあります
- 「うさぎ+保護団体+都道府県名」
- 「うさぎ+保護団体+エリア名(関東・関西など)」
で検索すると、保護団体のHPがでてきたりするので、確認してみてください。
個人も利用できる「里親募集サイト(後述します)」に、保護うさぎの情報が掲載されていることもありますよ。
里親になるのは簡単ではないことは知っておこう
うさぎの保護団体・施設とコンタクトをとれば、保護うさぎを譲渡してもらうことができます。
しかしここで知っておきたいのは、どの保護団体も譲渡の条件はきびしく、引き取るのはそう簡単なものではないということ。
たとえば、保護団体からの譲渡は、一般的には以下のような流れになっています。
- 条件を確認して応募フォームから応募する
- スタッフが内容を確認し、条件が合えば返信がくる
- スタッフと相談・お見合い(保護施設まで行く場合が多い)
- 飼育トライアル開始(期間中は連絡をこまめに取り合う)
- 問題がなければ里親決定
また引き取りには、一部医療費の負担で、1万~2万円ほどのお金が必要になることも多いです。
そう、いってしまえば、お店で買うよりもむずかしいのですね。
では、それはなぜなのか、というとだな
どの保護団体・施設も、ひとえにうさぎさんの幸せを願っているからです。
保護されるまえのうさぎさんは、過酷な環境で生きることを強いられきたケースもすくなくはありません。
もとの飼い主が突然いなくなり、捨てられてしまったことで、心に深い傷を負っていたりもするでしょう。
だから引き取りの条件はきびしいのです。
そんな悲しい思いを二度とうさぎさんにはしてほしくない、と保護団体は考えているからこそ、里親になるのは簡単ではないのですね。
なかなかうさぎさんが心を開いてくれないこともあると思います
ですから、里親を希望するなら、それなりの覚悟は必要になるでしょう。
「かわいそうだから」だけでは命をあずかることはできません。
もちろん買う場合もそうなのですが、最後までしっかりと面倒をみる意志をもって、利用するようにしてください。
ただ個人的には、保護うさぎもお迎えの選択肢のひとつとして考えてもらいたいと思っています。ハードルはやや高めですが、近場に保護施設があるときなどは、ぜひ検討してみてください。
6. 里親募集サイト
メリット | チェックポイント |
---|---|
保護施設よりも比較的利用しやすい | 個人とのやり取りの場合はトラブルに注意 |
うさぎさんを引き取るには、里親募集サイトを利用する方法もあります。
最後にこれを見ていきましょう。
里親募集サイトは、個人だけでなく保護団体も参加しているもので、つぎの2つが有名です。
使い方は、里親募集サイトをとおして募集者と連絡を取り合い、双方の話し合いで里親決定に進んでいきます。
相手が保護団体の場合は、保護うさぎの引き取り手順とおなじような感じになります
しかし相手が個人の場合、人によってはトラブルになることもあります。
どういうことか、対策方法とあわせて、最後にこれもチェックしていきましょう。
里親募集は個人間でのトラブルに注意しよう
個人間での里親募集・引き取りになる場合、まずは募集サイトをとおしてのやりとりになります。
その後、おたがいの合意のうえで、うさぎさんの譲渡になるのですが、
とくに個人の場合は、以下の3つに注意してくれ
- 相手が譲渡誓約書の取り交わしに応じるか
- 金銭の要求はないか
- 譲渡後の過干渉はないか
個人間での譲渡といっても、受け渡す・引き取るのは、生きているうさぎさんであって命です。
そのため、おたがいが「住所・氏名・連絡先」をあかす必要があり、譲渡誓約書の取り交わしも必要になります。
それを拒否する相手は、たとえば、引き渡し当日に連絡がとれなくなることもあるので注意しましょう。
また個人間での金銭の要求は、相手が自宅まで来てくれる交通費のみ許可されているなど、基本的に禁止されています。
交通費が必要になる場合は、正式に譲渡が決まるまえに相手と話し合う
このようにして、それ以外は払わないようにしてください。
それから個人の場合、おたがいのやりとりまで里親募集サイトは関与できません。
これにより、「毎月何回は画像つきで必ず連絡してください」といった過干渉が問題になることがあります。
保護団体から引き取る場合、もとの飼い主の情報は開示されませんし、こちらのことも相手には伝わりません
事前にそういった干渉がないかは、確認しておいたほうがいいでしょう。
個人間の場合、どうしてもトラブルの発生率は高くなってしまいます。
相手と連絡を取り合ってみて、「この人は信用できるな」と思ったときだけ、話を進めるのがいいと思いますよ。
今回のまとめ(+全体的な注意点の振り返り)
- ペットショップは利用しやすけど注意点も多め
- うさぎ専門店は高め、ブリーダーは中級者向け
- 里親として引き取るときは最後まで面倒をみる覚悟を
うさぎさんをお迎えする場所の特徴と注意点は以上です。
最後にそれぞれの話がどうだったのか、チェックポイントを補足しつつ、まとめておくことにしましょう。
この記事でお話しした内容は、以下のようなものでした。
お迎え場所 | チェックポイント |
ペットショップ | 多頭飼いは病気のリスク+健康状態が不透明な場合も。年齢と一緒にチェックしよう |
うさぎ専門店 | 専門店でも生後1か月半くらいから販売されていることは多い。不安なときは従業員に確認を |
ブリーダー | 正式な業者か、対面説明はあるか、は要チェック |
ホームセンター | 飼育環境がきちんとしているかは確認したほうがいい |
保護団体・施設 | お迎えするのは簡単ではない、最後まで守り抜く覚悟を |
里親募集サイト | 個人間でのやりとりはトラブルもあるので事前に確認しよう |
やはり買いやすさや値段からも、ペットショップで買うことがいちばん多くなると思います。
しかし多頭飼いは、以下のこともわかりにくくなるなど、感染症以外にも健康状態への注意点があります。
- どのうさぎがどれくらいエサを食べているか
- どのうんちをしているか、うんちの大きさや形はどうなのか
ですからペットショップでお迎えする場合は、
目ヤニ・よだれはないか、お尻まわりはキレイか、足の裏にしっかり毛は生えているか
このあたりのことは、最後に店員さんといっしょにチェックするようにしましょう。
うさぎさんが若すぎるときは、ケージなどの準備もあったりするので、いえばふつうに待ってもらえますよ。
うさぎのお迎えは、そう何回もするものではないからこそ最初が大事ですし、
それとおなじくらい、最後まで責任をもって面倒をみてあげるのも大事です
愛情をもって世話をしてあげれば、すばらしいパートナーになってくれるので、まずは場所選びからはじめてみてください。
どこで買うのがいいかわからないときは、ペットショップかうさぎ専門店がいいと思いますよ。
そして「ここだ!」と決めたら、その場所にこそ、きっとパートナーになってくれるうさぎさんはいるはずです!
子ウサギの飼育環境(ミニレッキス以外もOK)
じつは大変!うさぎを飼う前に知っておくべきこと
大人ウサギになっても使えるケージレイアウト
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