WordPressをクラシックエディタからブロックエディタ(gutenberg)に変えたところ、なぞの問題が発生するようになりました。
記事のリライト中に、更新ボタンは押していないというのに、なぜか記事が勝手に更新されてしまうのです。
しかしこの問題は、いちおうは原因を特定でき、対処することもできたので、この記事ではその方法をまとめておきます。
- ブロックエディタでリライト中に記事が勝手に更新される原因
- 記事が更新されるのをふせぐ対処法(プラグイン使用)
リライト中に記事が勝手に更新される原因
まずは当ブログの環境です。
テーマ:SWELL
バージョン:WordPress5.8
しらべてみても、まったく情報が出てこなかったので、もしかするとテーマやプラグインなどにも関係があるのかもしれません。
とはいえ、すこし検証してみると、以下が原因となっていることがわかりました。
リライト作業中に「バックアップを復元」をすると、なぜかその段階での内容で、記事が更新されてしまうのです。
また、これは「このリビジョンを復元」を押したときも同様となっていました。
ブロックエディタ(gutenberg)は、いちど公開した記事を書きなおしている作業中、変更の内容を保存する機能はありません(これはクラシックエディタでもおなじ)。
しかしクラシックエディタでは、復元をしても問題は起きなかったので、これは困ったこととなったわけです。
対策:Yoast Duplicate Postを使う
この問題の対策として、私は「Yoast DuplicatePost」というプラグインを使用することにしました。
この 「Yoast Duplicate Post」は、いちど公開した記事を複製し、公開前の記事と同様に、下書き保存をすることができるというもの。
しかも再度公開するときは、複製したものを公開済みの記事と統合してくれる、というのだからおどろきです。
以下、同プラグインの導入&使用手順です。
まずはプラグインの新規追加画面で「Yoast Duplicate Post」と検索し、これをインストールして有効化。
プラグインを有効化すると、記事をひらいているページや、記事一覧のページに「書き換え&再公開」という項目が出てくるので、これを選択しましょう。
そうするとこのように、公開したものとはべつに記事が複製されます。
あとは、通常の記事作成作業とおなじことをするだけ。
下書き保存をクリックすれば、書きなおした状態が保存されるので、いつでもリライト作業の中断&再開ができるようになります。
そして記事の書きなおしが完了したら、「Republish」をクリックすれば、複製された下書きは、公開済みの記事に統合されるというわけです(通常の更新となる)。
設定は初期のままでまったく問題はありませんが、変更したい部分があれば、日本語化もされているのでとてもかんたん!
すばらしいプラグインと出会いました。
今回のまとめ
- ブロックエディタでは勝手に記事が更新されることがある
- 「Yoast Duplicate Post」を使えば問題は解決
- リライト作業をよくするならこのプラグインはおすすめ
WordPressのテーマを「SWELL」に変えるまではクラシックエディタだったので、私は「バックアップから復元」を下書き保存のようにして使っていました。
しかし「Yoast Duplicate Post」のおかげで、リライト中でもきちんと下書き保存ができるようになったので、とても満足しています(リライト中にほかの記事を書きなおしたいときも便利)。
ブロックエディタも慣れればかなり使いやすいです。
もし、おなじような問題が起きているのなら、ためしに「Yoast Duplicate Post」を使ってみてください。
おすすめですよ。
コメント(確認後に反映/少々お時間をいただきます)