「Rinker」で新規のAmazon検索ができない(API)エラーを解決した方法

戦いはまだ終わりではありませんでした。Amazonアソシエイト突破の次は、「PA-API」の使用解禁を目指します。

Amazon、楽天市場、Yahooショッピングなどで扱われている商品をまとめて紹介できる外部ツール(プラグイン)に、「Rinker」というものがあります。その使いやすさから多くの方に利用されているといい、私もこの外部ツールを使いたいがために、新規でAmazonアソシエイトのアカウントを取得しました。

しかし、いざ使用する段階になってみると、ある重大な問題が発生。「リクエスト回数が多すぎます」というエラーによって、Amazonの商品検索機能を使用することができないのです。

この問題は「Rinker」が使用する、Amazonの「PA-API」という、商品データへのアクセス権のようなものが関わっていて、問題の解決方法にはさまざまなものがあるようですが、問題の解決のために「ある実験」を行ったところ、わずか1日でエラーを解除することができたので、その方法について残しておきたいと思います。

Rinkerは新規ではAmazonを使えない?

いちおう約2か月にもおよぶ壮絶な戦いとなったAmazonアソシエイト・プログラムの審査をクリアし、初期設定をミスると終わるという緊張感のなか「Rinker」の設定を終え、いざリンク作成へ! となった土壇場で、エラーが発生しました。

RinkerでAmazon検索が利用できない

「リクエスト回数が多すぎます」というエラーによって、個人的に「Rinker」最大のメリットと感じられる、紹介する商品をAmazonメインとする機能を使用することができないのです。

このエラーの原因は、「Rinker」がAmazonのデータを取得する際に使われる「PA-API」というものにあるようでした。

「PA-API(Product Advertising API)」とは、Amazonの商品データへのアクセス権のようなものと私は認識していますが、これを使用する条件が2018年、2019年と変更され、これまではすべての人が初期状態からサービスを利用できていたのが、以下のような条件でのみ使用することができるように変更となりました。

2019年01月23日よりこの条件を変更し、過去30日以内の発送済み売上商品が発生している場合、……下記仕様といたします。

……〕・PA-APIより取得した商品リンクより発生した、過去30日間の発送済み商品売上$0.05(日本円で約5円)ごとに1リクエスト追加〔……

売上実績の発生がない場合は、PA-APIの利用開始はできません。
また、発送済み商品売上が過去30日以内に発生していない場合、PA-APIをご利用いただけなくなる恐れがございます。2019/01/23 – Product Advertising API 利用ポリシーの変更について

ようは、Amazonの「PA-API」を使用するためには、「PA-API」より取得した(PA-APIにカウントされる)リンクから、最低でも1件(5円以上)の売上実績をつくり、30日以内に売上実績を継続してつくらなければならない、ということになっているようです。

Amazonアソシエイトの審査を突破できればクリア……ではなく、さらにこの「PA-API」の条件をクリアしなければ、なんと「Rinker」を使いこなすことはできなかったのです!

「PA-API」を使ってリンクを作成するには

Amazonアソシエイトのヘルプを確認すると、「PA-API」を利用するための要件として、以下の手順が記載されていました。

  1. アカウントの取得(審査通過)
  2. 運営規約への同意
  3. アクセスキーの取得

アクセスキーの取得自体はすぐにできるもので、「Rinker」の設定画面に入力する必要もあることから、私もすでに取得を終えていました。

では、その取得した「PA-API」を使用して商品リンクをつくるためにはどうすればいいのかというと、これは以下のように記載されていました。

Amazonアソシエイト・プログラムのウェブサイトで生成されたリンクを使用している場合、ご自身のウェブサイトにリンクやコードを追加した後にアソシエイトIDを使用して確認することができます。……多くの場合、これらのIDはURL中に「&tag=(AssociateID/tracking ID)」という形式で表示されています。リンクがアカウントに紐づけられていることを確認することはできますか?

動作確認の方法については、以下のように。

「ツール」>「Product Advertising API」の順にアクセスすることで確認できます。 また、AWS開発者向けフォーラムでアドバイスを得ることができます。PA-APIへのリンクが機能していることを確認する方法を教えてください。

また、このようにも。

リクエスト上限数の計算に用いられるのは、PA-APIから取得したURL経由で購入された発送済み商品売上のみです。 ……下記の項目をチェックすることで、PA-API経由の売上であることを確認できます。

・Amazonへリンクする際に、APIのレスポンスに含まれていた商品リンクURLのみを使用している。
・アソシエイト・プログラムのアカウントとPA-APIを使用しているアカウントに同じAmazonアカウント(または電子メール)を使用している。
・PA-APIのリクエストにあなたのアソシエイトIDを正しく含んでいる。リクエストの頻度を増やす方法

ようするに、「PA-API」を使用したリンクの作成方法については、ヘルプでは明示されておらず、正直いうとよくわからないのです。ただ、あやしいところではありますが、これらのヘルプから推測するに、「PA-API」を発行(取得)したあとは、自動でアソシエイトIDにひもづけられているとも考えることができます。

カスタマーサービスに問い合わせれば早いですが、すでに同じことを問い合わせている方がたくさんいらっしゃり、回答は基本的に「アソシエイト・セントラル(公式)の商品リンクで売上実績をつくってください」というものになっているようなので、いまさら私が問い合わせてみても同じことだと思われました。

そこで私は、できるだけ多くの情報を集め、どうすれば「PA-API」の売上にカウントされる実績をつくれるのかを調査することにしたのです。

「PA-API」の利用が可能になるとする4つの説

同じようなことで困っている方、無事に解決したという方、「Rinker」の使い方を解説されている方などの話をまとめると、この問題(PA-APIで売上を立てる)を解決する方法としては、以下の4つの説があるように思われました。

  1. Amazon公式リンクのみOK説
  2. カエレバでもOKだから放置説
  3. Rinker経由で売上が発生すればOK説
  4. Amazon公式リンクを手動でRinkerに入れる説

それぞれ簡単に解説しておきます。

1. Amazon公式リンクのみOK説

たとえば私のように、これまでは「もしもアフィリエイト」を使ってAmazonアソシエイトを利用していた場合でも、本家からすればそんなことは知ったことではないので、新規でAmazonアソシエイトのアカウントを取得した場合は、Amazonからはなんの実績もないヒヨコのような人間と認識されてしまいます。

そのため、カスタマーサービスに問い合わせても、「PA-API」を使いたければ、まずはAmazon公式のリンクを使用し、ある程度実績をつくってから再度利用を検討してくれ、という返答しか基本的にもらうことができないようなのです。

ヒヨコは純正リンクでニワトリに進化するのを待つしかない。つまり、公式のリンクからある程度の実績がつくられなければ、そもそも「PA-API」は使用できないので、新規はしばらく公式のリンクを使う必要がある、というのが1つ目の説です。

2. カエレバでもOKだから放置説

これも私のように、これまでは「もしもアフィリエイト × カエレバ」という方法でリンクを作成していた場合、「カエレバ」経由の売上実績もカウントされ、そのうち「PA-API」も使用することができるようになるので、リンクはAmazonアソシエイトに変更してそのまま放置しておく、というのが2つ目の説です。

この説が正しければ、「PA-API」を取得すると自動でアカウントにひもづけられるという私の推測も外れてはいないのかもしれませんが、「そのうち」ということなのであれば、やはりある程度の実績は必要となるのかもしれません。

少し売れればいいというわけではなく、一定の金額を超えなければならない、という話もあるようです。

3. Rinker経由で売上が発生すればOK説

ひとまず楽天メインでリンクを作成し、そのリンクからAmazonの売上が発生すれば、「PA-API」の使用ができるようになる、というのが3つ目の説です。

「Rinker」の設定画面では、Amazonアソシエイトで取得した「PA-API」のアクセスキーなどを入力する欄があり、ここで「PA-API」の情報は入っているので、「Rinker」経由でAmazonの商品が売れれば、それが30日以内に最低1件(5円以上)の売上という実績になる、つまりそれでだけで「PA-API」は使用できるようになる、ということなのでしょうか。

これが正しければ、純正リンクからの実績うんぬんというのは関係ない話となってきますし、ヒヨコもニワトリもなにもないということになります。

4. Amazon公式リンクをRinkerに手動で入れる説

「Rinker」の商品検索を楽天メインで行い、Amazonの商品詳細欄にはAmazonアソシエイト(公式のアソシエイト・セントラル)でつくったリンクを手動で入れ、ほとんど公式のものといってもいいリンクから売上を発生させることで、「PA-API」が使用可能となる、というのが最後の説です。

この説が正しいとすれば、1つ目の公式リンクを使用するデメリット(公式リンクと外部ツールで2つに分かれてしまうなど)を回避することができ、加えて公式リンクでの実績を積み重ねていくことができる可能性があります。

正直いうとこの手を使えば、画像のリンクも差し替えることができるので、Amazon商品検索が使えなくてもさほど問題はないようにも感じられます。ただ、この作業にはひと手間もふた手間もかかるため、これは一時的な手段として考えていたほうがいいかもしれません。

実験開始!「PA-API」のカウントを調査せよ

これらの4つの説を確かめるためには、上から順番に1つずつ試していけばハッキリするものと思われましたが、それをするとなると、かなりの時間が必要になると思われたので、私は4つの説をほぼ同時進行で確かめるための実験を行うことにしました。

実験名は、「PA-API-4」、「PA-PI-4」……「パピヨン実験」としましょうか。「パピヨン実験」の手順は以下のとおりです。

  1. カエレバで作成した大部分のリンクは放置
  2. Rinkerで楽天メインでつくったリンクを1記事に設置
  3. RinkerにAmazon公式でつくったリンクを手動で入れて1記事に設置

まず、カエレバでも売上実績が立てば「PA-API」を使えるようになるとする説があることから、大部分のリンクはそのままにし、それらから成果が発生した際にどうなるのかを確かめることにします。

それと同時進行で、「Rinker」でつくったリンクから売上が発生すればいけるとする説を確かめるため、成果が発生しやすい記事の1つに、楽天メイン(だけ)でつくったリンクを設置。

さらに、Amazon公式でつくったリンクが「Rinker」経由で使用されればいけるという説も確かめるため、こちらも成果が発生しやすい記事の1つに、以下のように楽天メインでつくり、「Rinker」の「Amazon商品詳細URL」に公式のテキストリンクを挿入したリンクを設置!

RinkerのAmazon公式リンクを入れる場所

純正のAmazonリンクも確かめる必要はありましたが、公式リンクだけを別に設置するのはデザイン的にも少しむずかしく、「公式リンク × Rinker」でもいけないこともないような気がしたので、ひとまず純正リンクの検証はステイすることに。

これで、どうなるかを確かめることにしました。

まさかの実験開始1日後に検証結果は出た

「パピヨン実験」の開始から数時間後の日付が変わった深夜12時。なにか動きがあればこの時間に確認できるはずなので、私は「Rinker」の商品情報取得画面で、ためしにAmazonから検索をかけてみることにしました。

すると……

Amazonの商品を検索できたRinkerの画面

なんと、ふつうにできていたのです。

Amazonアソシエイトの管理画面からなにが起きたのかを確認すると、楽天メイン(だけ)でつくったリンクからの成果の発生(ほぼ確実)を確認。つまり3つ目の説の、「Rinker経由で売上が発生すればOK説」で「PA-API」の使用が解禁されたということがこの実験で判明しました。

深夜の時間帯では詳しいデータを見ることができなかったため、昼ごろまで待ってもう一度レポート画面を確認すると、「リンクタイプレポート」に「PA-API」という欄が出現し、クリック数などのカウントも確認。

しかし、こちらはクリックだけで注文はなかったので、そのことから考えるに、「Rinker」にAmazon公式でつくったものを手動で挿入したリンクも、「PA-API」としてカウントされていたのではないかとも思われました。

実験はパピヨンのごときスピード感で終了してしまったので、よくわからない部分も多い結果となってしまいましたが、ひとまず私の場合は、実績のない新規のアカウントでも、純正リンクを使用して実績を重ねる必要はなく、Rinker経由での売上でいけた、ということになりました。

同じようなことでお困りの方は、いったん楽天メインでつくった「Rinker」のリンクをいくつか設置しておくか、手動でAmazonのリンクを挿入したものを設置しておけば、もしかするといけるかもしれません。

今回のまとめ

・新規で「Rinker」を使用する場合はAmazon商品検索が使えない
・「PA-API」を利用するためには1件(5円)以上の売上実績が必要
・楽天メインのリンクから成果が発生すればいけるのかもしれない

今回の実験とヘルプなどからの推測で、「PA-API」は一度取得すればアカウントに自動でひもづけられている可能性があるように思われ、さらに「Rinker」では直接「PA-API」の情報も入力しているので、そういったこともあって機能が解放されるのが早かったのではないか、という結論に私はひとまず達しました。

もう少し実験が長く続けば、「PA-API」の自動ひもづけや、ほかの説まで確かめることもできたかもしれませんし、場合によっては、純正リンクからの実績うんぬんという謎も解き明かせたかもしれません。

しかし、実験は一発勝負(Amazon検索が使えるようになったら終了)と最初から決めていたので(リンクの張り替え作業が控えていたため)、若干の心残りはありますが、今回はこれで実験終了としたいと思います。

いろんな説や意見があるように、おそらくこういった利用条件というのは、時期であったり、サイトごとによって話も変わってくる可能性があり、どれが正しいのか、どれが違うのか、ということは一概にはいえないように思います。

あくまでも人の意見は参考程度に、やはり自身で確かめていくしかないということでしょう。お役に立てれば幸いですが、当記事の内容もあくまでもということで、ご参考にしていただければと思います。

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