ドンペン(ペンギン)はわしが育てた
さて、私はウサギを飼っていて、トイレに敷くペットシーツは犬用のものを使っています。
その理由は単純で、そのほうがコスパがいいから。
それで、ふだんはドンキのものを使っていたのですが、そこを超えてくるモノを発見したので、この記事ではそのシーツを紹介します。
- ドンキホーテのペットシーツ(トイレシーツ)の値段・口コミなど
- 高コスパ品「Famy/ファミー」のペットシーツの実力を検証(吸水力実験)
ドンキの情熱価格を超えるペットシーツ、それは「Famy(ファミー)」というブランドのものです。
これが市場に流通しだしたときは、なかなかの価格破壊でビックリでした。
ただ当初は口コミ・評判が割れていて、なにがホントかわからなかったので、ためしに使って実験もしてみたわけです。
それでこの「Famy」はどうだったかというと、
かなりよくて、それ以降はずっとFamyのペットシーツを使っています。
ワンちゃんはもちろんのこと、うさぎさんにもおすすめなので紹介していきましょう。
超ド級の吸水力実験の結果も、あわせてごらんください!
この記事に登場するうさぎ
- ミニレッキスのイブスター店長
- 2016年11月生まれのオス(現在7歳)
- やや詳しいプロフィールはこちら
ドンキホーテのペットシーツの値段・口コミ
(ドンキのペットシーツ/旧パッケージ)
まずはドンキホーテのペットシーツからお話しします。
私も使っていたドンキのペットシーツの価格は、以前は204枚入りで980円+税(1078円)でした。
1枚あたり約5.3円と、コストパフォーマンスは抜群です。
1パックから販売されているので、置き場所にも困ることもなく、それは便利なトイレシーツでした。
口コミ・評判もつぎのとおり良好で、
- 我が家のワンコには吸水力もよく、安くて気にいっていました()
- 毎日何枚も使うので安くて助かります!()
- いろいろ試した結果、小型犬にはこれが一番。コスパ・吸収もよくてムダがない()
- うす型ですがモルモットに使っています()
- これを使ったら、もうリピートしかない!()
(参考:楽天市場みんなのレビュー)
「ペットシーツこれでいいじゃん」という感じでした。
ただ、使っていて思ったのが、
ドンキまで買いに行くのがやや面倒くさいということ。
以前は「ドン・キホーテ 楽天市場店」からでも購入できましたが、これは送料がかかりました。
そしてなによりも、いつのまにか値上げもあったのですね。
そう、ドンキのペットシーツはこの値上げによって、現在はそこまでお得ではなくなってしまったのです!
ドンキホーテのペットシーツの値上がり情報
ドンキホーテのペットシーツは、2021~2022年のあいだに値上げがありました。
その値段ですが、2022年12月時点では、以下のとおりとなっています。
102枚入りは、698円+税(税込768円)で、
204枚入りは、1280円+税(税込1408円)です。
(※都内のドンキホーテで確認)
後者のほうが安いものの、それでも1枚あたり6.9円と、いうほどコスパはよくありません。
値上げはしかたがないですが、「もっとコスパのいいペットシーツはある」水準になってしまったのです。
となると、ドンキのペットシーツを使うメリットがなくなってきます。
使う理由の大部分はコスパだったりもするからな
それで、そんななかで見つけたのが、本記事の目玉となる「Famy」のペットシーツだったのですね。
Famyのペットシーツの基本情報
ではここからは、私がたどりついたFamyのペットシーツをご紹介しましょう。
基本的なことは以下のとおりで、
ブランド | Famy(ファミー) |
主力商品 | うす型ペットシーツレギュラー/800枚入り |
値段 | 4480円 |
1枚あたり | 5.6円 |
口コミ・評判 | (4.56/6915件) |
とくに楽天市場では売れまくっている、安くて評判のいいペットシーツです。
これが市場に流通しだしたときは、キャンペーン価格みたいなところもあったのでしょう。
800枚入りで3480円と、情熱価格を超えてもはや「超絶価格」でした。
(※1枚あたり4円台でした)
しかし近年は、どこのペットシーツも値上がりしていて、
Famyも値上げはやはりありました。
それでも、1枚あたり5円台をキープしているなど安く、値上げ前のドンキとおなじ水準です。
ペットシーツのおもな特徴は以下のとおりで、
- 吸収力とうすさを追求して完成した「6層構造」
- 日本ペット用品工業会からの適合品証もクリア
安心・安全も保証されていて、吸収性能にも期待できます。
Famyのペットシーツは「ドンキの代わりだったらコレ」な一品となっているのです!
でも当時は、よくないレビューもあったんだよな?
そう、Famyのペットシーツはすばらしい! という声は多い一方で、つぎのレビューも見受けられました。
- おしっこがもれて犬の足がよごれる
- 吸収しきれず床に貫通する
- 吸水力とは関係のないところでダンボールがくさい
しかしこういったレビューは、なにがホントかわかりません。
答えを知るには、じっさいに買って使ってみるしかないわけで、そうしてFamyの吸水力実験がはじまることとなったのです。
Famyのペットシーツ(薄型レギュラー)をレビュー
いいレビューしかない商品なんてものは、おそらくこの世にはありません。
でも、わるいレビューがほんとうかどうかもわかりません。
そこでここでは、Famyのペットシーツを購入し、レビュー&吸水力を検証したときの話をしましょう。
まずはダンボールから!
お待ちかねの「Famy」ペットシーツの到着です。
こちらは薄型レギュラーサイズの800枚入りで、それなりに重量はありました。
ただ、わるいレビューにあった「ダンボールのニオイがくさい」とかいうのは、まったくありませんでした。
さっそくガセレビューか?
もし気になることがあったら、回収日まで、ベランダにでも置いておけばだいじょうぶでしょう!
箱を開けるとこのように、1パック200枚入りのものが計4つ入っています。
このあとでもお話ししますが、Famyのペットシーツはリニューアルして(性能も)進化しています。
以前のパッケージはこのように質素でしたが、現在はもっとカラフルになっていますよ。
そして袋から取り出してみると、このとおり。
ここではドンキのものと厚さを比較してみました
左がFamy、右がドンキで、Famyのペットシーツのほうがうすいです。
うすければうすいだけ、置き場所に困りにくくなるので、これもうれしいポイントですね。
しかし問題は、うすいか厚いかではなく、吸うのか吸わないのか。
これに尽きるというものだな
ということで!
うすめた消毒液をペットシーツにたらし、Famyの吸収力をしらべていくことにしました。
以下、その実験の記録です。
イブスター店長の吸水力実験(Part.2)
では実験の流れを説明する
今回の吸収力実験は、まずは以下のようにペットシーツを床に置いて広げ、
その後はつぎの手順でおこなっていきます。
- レビューにあった「床に貫通するのか」をしらべる
- うさぎのトイレにもセットして実験をおこなう
ちなみに小型犬の1回のおしっこの量は「30ml」程度だそう。
この薄型レギュラーのシーツは1回使いきりなので、実験は30mlでおこなえばOK……
なのですが、
実験というものは、つねに「想定外のことを想定」しなければなりません。
小型犬の1日のおしっこの量は、1kgあたり20~40mlといわれます。
体重は10kg未満が小型犬なので、あいだをとると、1日のおしっこの量の平均は「30ml×5kg=120ml」。
ということで、おしっこが床に貫通するかの実験は、120mlでおこなうこととしました。
では、そんな感じで、さっそく実験開始です!
と、そのまえに、ウサギのイブスター店長がやってきました。
ペットシーツに手をおき、なにかを言おうしているようです。
……以前の実験で言ったことを、忘れたわけではあるまいな
「こんなくだらない実験は、いますぐに中止しなければならないッ!」
これはいけません!
このままでは吸水力実験が中止になってしまうので、彼には小屋のなかで待機していてもらいましょう。
では、お目よごし失礼しましたということで、実験再開です!
ペットシーツの上から、120mlの液体を一気にそそいでいきます。
これはすべての分量をそそいだところ。
思いましたが、常識的に考えて、小型犬は1回のおしっこに「こんなとんでもない量」はしないでしょう。
ちょっとやりすぎましたねこれは
ちなみに、わるいレビューに「犬の足がよごれる」というものがありました。
その理由はここでわかって、Famyペットシーツはジワジワ吸水していくという特徴があります。
液体がシーツの上に落ちてからすこしの時間、吸水面の上にやや浮いたような感じになるのです。
その(吸収の仕方の)ために、ペットシーツの上にほぼ直接乗る犬の場合、
おしっこをした場所を踏んでしまう
ということが起きれば、足がよごれてしまうこともあるのだと思います。
ただし、現在のFamyのペットシーツは「吸収力が130%にアップ」しているので、この問題は起こりにくくなっていますよ。
そして、これだけの液体をそそいでも、
裏側に貫通はしていませんでした!
裏に貫通するとかいうのは、おしっこが「シーツからはみだしていた」だけの話なのかもしれません。
ファミーのペットシーツ、かなりいいのではないでしょうか!?
想定の3倍……いや、4倍以上の耐久性能がある、ということか
うさぎのトイレではどれくらい使えるか?
(うさぎのトイレでも実験してみる)
さて、この吸水力実験もいよいよ佳境です。
ここからは、うさぎのトイレにペットシーツをセットし、そこに液体をそそいで吸収力をしらべていきます。
そそぐ液体の量は、たしか以前の実験が200mlだったと思ったので、それとおなじ分量でおこないます。
実験に使うトイレは、陶器製の三角形トイレにすることにしました。
では実験スタートです。
さきほど判明した吸収力で、もはや実験結果は見えている気がしますが、これも一気に200mlをイン!
ちなみに、これが例の「ジワる吸収の仕方」です
上の画像のように、最初はペットシーツの上に液体がたまるのですが、
しばらく待つとこのとおり。
しっかりと内側に液体が吸収されていくわけです。
そして、吸収もおわったところで、ペットシーツをひっくり返してみると……
ごらんのとおり!
トイレの底に若干の液体がついていますが、それでもじゅうぶんな結果といえるのではないでしょうか!?
実験はまたしても成功したので……!
ちょっと待て、前回はたしか「130ml」だったぞ?
130mlで吸水力実験をやり直してみる
なんと、ここでも想定外の事態が起きてしまいました。
あまり確認しないで実験を進めていたのですが、うさぎの1日のおしっこの量は体重1kgあたり130ml程度。
私は1日2回はトイレ掃除をしていて、イブスター店長は2kgくらいなので、以前は130mlで実験をしていたのです。
ということで、最後にもういちどです
200mlでもほとんど吸収できていたので、わざわざ量を減らして実験するまでもないといえばそうです。
でもせっかくなので、これも確認しておくことにしました。
やることはさっきとおなじで、液体をそそいで吸収できたら裏返すだけ。
そしてペットシーツを裏返してみると、上の画像のとおりで、ほぼカンペキに吸水されていました。
三角トイレの場合、どうしてもシーツの裏側に「液体を吸収しづらい面」ができてしまいます。
それでもこの吸水力だったので、うさぎ用のトイレでもまったく問題なく使えることがわかりました。
トイレの底も、液体は多少はついていますが、ほとんど誤差みたいなものでしたよ。
そんなわけで、Famyのペットシーツは、しっかりとおしっこを吸収してくれることがわかりました。
犬でもうさぎでもモルモットでも、なんでもござれ
実験は大成功におわったのです!!
すばらしい実験だった……!
今回のまとめ
- ドンキのペットシーツは値上がりしてしまった
- ペットシーツはFamyが安くて吸水力もバツグンにいい
- うさぎ用にはトイレ砂と併用すればニオイ問題も解決!
そのあとで、ふだんの長方形トイレでも実験をおこなってみましたが、やはり結果はよかったです。
Famyのペットシーツも値上げはしましたが、そのぶんリニューアルでパワーアップもしています。
しかも、それでもまだ安い部類に入るので、ペットシーツは正直コレでいいのではないかと思いますよ。
うさぎさん用に使うときは、シーツの上に「消臭砂」をすこし置いておけば、ニオイ対策もできます。
ニオイを抑えながらおしっこも吸収してくれるなど、W効果で快適になるので、こちらもためしてみてくださいね。
- ドンキ以上の高コスパ品がほしい
- 安くていいペットシーツをさがしている
そんなときはFamy(ファミー)です。
かなりいけて、私も愛用しているので、ぜひためしてみてください!
品質はまちがいないといっておこう
犬用トイレシーツがアツい
うさぎのトイレ掃除のやり方
おすすめの消臭剤(犬猫ウサギなど)
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