うさぎのソアホック対策で効果があった6つの方法&完全に治るまでの経緯

うさぎさんにとってメジャーな病気であるソアホックは、初期段階で手を打てば悪化を防げるので、しっかりと対策してあげよう。

うさぎさんの病気のなかでは特に多いといわれているソアホック。足の裏の毛がはげてしまい、皮膚が炎症を起こしてしまう病気です。

ソアホックは足の裏への負担が主な原因と考えられ、特に短毛種であるミニレッキスはかかりやすいとされているのですが、実際にミニレッキスのイブスター店長もソアホックになってしまいました。

しかし、いくつかの対策を打つことで足の毛は無事復活、完治したので、今回は私がおこなってきたソアホック対策についてご紹介します。

ソアホックの症状と原因

そもそもソアホックとはどういう病気なのかと言うと、うさぎさんの足裏の被毛がなんらかの原因によってはげてしまい、皮膚を守る毛がなくなったことで足裏が傷ついたりしてまうと、そこから細菌が侵入して皮膚が炎症、ひどくなると潰瘍ができてしまったり、患部が膿んでしまうというものです。

足底潰瘍、飛節びらん、潰瘍性足底(四肢)皮膚炎、などのさまざまな呼び方がありますが、共通しているのは、うさぎさんの体重が最もかかる後ろ足のかかと部分にできることが多く、最初は小さなたこから始まる病気ということでしょう。

ソアホックの原因は多岐にわたり、主に以下のようなことが原因となります。

  1. 短毛種などで元々足の裏の毛が薄い、少ない
  2. ケージが狭い、ケージの中にいる時間が長いなど、同じ体勢でいることが多い
  3. 肥満(太りすぎ)によって足に負担がかかっている
  4. 爪が伸びすぎていて足のかかと部分に負担がかかっている
  5. スタンピング(足ダン)をよくする
  6. フローリングなど、散歩する床の素材が硬い
  7. ケージ内外でしたおしっこが足についてしまい、足の裏が汚れている(細菌が繁殖する)

イブスター店長の場合、①短毛種(ミニレッキス)、②ケージが狭くなっていた、③太り気味、⑥散歩中に硬い床がある、⑦外でおしっこをして汚れるときがある、と5つの項目が当てはまり、ちょうど1歳くらいのころに足裏の毛がはげてしまったのです。

うさぎのソアホック

こちらがソアホックになってしまったときの足の画像ですが、かかりつけの獣医の先生に診てもらうと、「これくらいならまだ大丈夫」とのことで、正確に言うとイブスター店長の場合はソアホックの一歩手前、まだ炎症を起こしたり、潰瘍はできていない状態でした。

ただ、なんらかの原因によって被毛がなくなってしまった部分に傷がついてしまうと、そこが炎症を起こしてしまい、完全なソアホックとなってしまう可能性は十分にあるとのことだったので、私はすぐに対策を打つことにしたのです。

ちなみに、毛がはげた皮膚に白い部分があるのは「筋膜」がどうとかいう話を病院で聞きましたが、これは膿んでいるわけではなく、足の皮膚にある白い膜のようなものなんだとか。こちらもイブスター店長の場合でも確認できました。

ソアホック対策&予防方法

それでは、ここからは私がおこなってきた、ウサギのソアホック対策についてご紹介します。基本的には、先ほどの当てはまった問題点を1つずつ、可能な限り解決していく方法を取りながら、足を保護して毛を復活させる対策を取りました。

ソアホックの発症予防、治ったあとでの再発予防にもなる方法なので、現在も継続しているものも多い方法です。

1. ケージの拡大

ケージが狭くなったミニレッキス種のうさぎ

イブスター店長がソアホックを発症した時期というのは、体が大きくなり、ケージが狭くなっていたことに大きな原因があるように思われたため、手始めにケージを拡大することにしました。

ミニレッキスのケージ(大型)

こちらが拡大したケージ。ご覧のとおり、ケージの中で動き回れる広さを確保することができました。

ひとまずこれで、ケージの狭さ問題はクリアです。

2. 硬い、滑る床にはマットやすのこを敷く

うさぎさんの足にはイヌやネコのように肉球がないため、実はツルツル滑るフローリングは摩擦で足に負担がかかりやすく、被毛にとってはよくありません。

そこで、うさぎさんの散歩道がフローリングの場合に登場するのがこれ。

ソアホック対策のジョイントマット

ジョイントマットです。100均などで売っているので、これをうさぎさんが歩く場所に片っ端から設置していきます。

ただし、これには1つ問題があり、ホリホリ行為が激しいうさぎさんの場合は(というかイブスター店長がそうなのですが)興奮してマットにおしっこをまき散らすこともあるため、そのような場合はジョイントマット作戦は失敗に終わってしまうのです。

しかし、二の手は用意されています。

ソアホック対策で床に設置したプラスチックのすのこ

このように、一部だけでもプラスチックや木製のすのこを設置し、足にかかる負担を軽減してあげるのです。

私が使用したのは三晃(SANKO)の休足マット×4枚で、これをちょうど段差があり、硬い素材でできていた部分に設置しました。

休足マットの裏側にある突起を切る

休足マットの裏側は四隅に突起があるのでこれをペンチでカットし、水平な状態にして床にセット!

残ったフローリングの部分は仕方がないのでそのままにし、たまにタオルなどの布を設置したりすることにしました。

3. 足の裏に保護クリームをぬる、スプレーをかける

毛がはげてしまい、赤っぽい皮膚が見えてしまっている部分をそのままにしておくのはあまりよくありません。靴下などをおとなしく履いてくれればいいですが、イブスター店長はそんなものを履くようなタマではないのです。

しかし、あらわになってしまった皮膚を守るソアホック対策用のケアグッズはあるので、こちらもご紹介します。

パナズー パウケアクリーム

パナズーパウケアクリーム

まずは私も使用したパナズー パウケアクリーム。こちらはイヌの肉球保護に使われる保湿クリームですが、うさぎさんにも使用することができます。

パナズーパウケアクリームのジェル

クリームは保湿力&浸透力に優れた水溶性ジェルで、抗炎症・保湿・抗菌成分などが配合されています。うさぎさんが舐めても安心な副作用なし!

獣医の先生も毛がはげてしまった皮膚の保湿にいいと言っていたので、獣医師のお墨付きです。

パナズーパウケアクリームをうさぎの足にぬる方法

ぬり方は少しむずかしいですが、うさぎさんが足を伸ばして横になっているときに、片手で体をなでながら空いているほうの手でクリームを指先に取り、患部にぬり込むようにするとうまくいきます。

抱っこができるうさぎさんであれば、もっと簡単にぬることができると思います。これは特にオススメの一品!

プロポリス軟膏

また、足裏の状態が悪化し始めているときは、抗菌・殺菌作用に優れたプロポリスを軟膏にした「プロポリス軟膏」がいいそうです。

プロポリス軟膏は切り傷、擦り傷などの治りを早め、皮膚病の治療にも効果があります。こちらもかかりつけの獣医の先生がいいと言っていたので効くと思いますが、流通量が少ないのか、通販の場合はうさぎの専門店であるうさぎのしっぽさんぐらいしか取り扱っていない模様です。

グルーミングスプレー

トーラス社のEM微生物被毛剤(グルーミングスプレー)

ソアホックになった当時は使用していなかったのですが、トーラス社のグルーミングスプレーもオススメ。

こちらは生きている善玉菌(EM:乳酸菌などの微生物)が被毛に定着することで、皮膚トラブルの元である腐敗菌を抑え、被毛をフカフカにしてくれるという優れもの。

足裏での菌の繁殖を阻止するとともに、ソアホックの予防にもなるので、1本置いておくと便利ですよ。

4. 体重の減量(ダイエット)

うさぎさんの体重が重ければ重いほど足の裏にかかる負担は増えていきます。イブスター店長は最大で体重が2.6kgほどあり、結構太り気味だったので、ダイエットをさせることにしました。

具体的には、副食のペレットをカロリーの少ない健康志向の物に替え、食事の量を制限して減量を目指しました。

現在は2.3~2.4kgほどにまで減量に成功。たったの200~300gか、と思われるかもしれませんが、体重を30倍して人間と同じように考えると、78kgだったのが69~72kgになったということなので、うさぎさんにとっては結構な減量なのです。

獣医の先生も「これくらいを維持すればOK」と言っていたので、体重問題もこれでOKでしょう!

5. 爪が伸びすぎないようにする

うさぎさんの爪が伸びてくると、伸びた爪に指先が押し上げられるようにして(床に立てた爪が長くなっていくような感じで)足のかかとに負担が増えていくため、爪は伸びすぎないように切ってあげる必要があります。

当時、私は足裏の経過観察もかねて爪切りは動物病院に頼んでいたのですが、外で爪切りを頼むと、もう少ししてから行こう、もうちょっと伸びてからでいいか、と爪切りのタイミングが遅れてしまうこともあるため、自分でもできる方法はマスターしておいたほうがいいと思います。

爪切りはひとりでも簡単にできますよ。

6. ケージの外でするおしっこ対策

ケージの中でするおしっこはトイレを覚えてもらえば問題なくなると思いますが、ケージの外でするおしっこに関しては、うさぎさんの縄張り意識による部分も大きいので、これはなかなかむずかしい。

イブスター店長の場合、外にセットしたすのこの下にトイレシーツを忍ばせておいたり、外用トイレを購入して設置したりしましたが、結局はおしっこをしそうな気配を感じたらケージの中に戻すという技に私はたどり着きました。

床におしっこをしてしまうと足が汚れやすくなるので、お家のうさぎさんに合わせて対策をしてみてください。

ソアホックは無事完治しました

さて、これらの対策を続けた結果どうなったのかというと……

ソアホックが完治したうさぎの足

画像だと少しわかりにくいのですが、半年もしないくらいで右足のソアホックは無事完治! 獣医の先生に診てもらっても、かなりよくなったとの言葉をいただくことができました。

ただ、今度はなぜか左足の毛が微妙に薄くなり始め、放っておけば治るかなと思ったのですが、これが意外とフサフサには戻らなかったため、現在はパナズーをぬったり、グルーミングスプレーをかけたりして毛の復活を試みています。

しかし、いずれにせよ、炎症や潰瘍は防ぐことができたので、対策には効果があったと思います。イブスター店長の足は守られたのです!

うさぎさんの足裏の毛がはげてしまってお困りの方は、是非ご参考ください。

ミニレッキス種のうさぎ

イブスター店長
イブスター店長

パナズーが特にオススメだ!

今回のまとめ

・うさぎの足の裏は結構はげるらしい
・ソアホック対策で毛の復活は可能
・治ったあとも予防を続けると再発防止につながる

かかりつけの獣医の先生いわく、室内飼いのうさぎさんの場合、足のかかとの毛が薄くなっていたり、はげていたりすることは割と多く見受けられるそうです。

その状態がそれ以上進行しなければ大きな問題にはならないそうですが、皮膚がむき出しの状態というのはガードを失っている状態なので、その箇所がいつ炎症を起こしてしまうかはわかりません。

もしうさぎさんの足の裏がはげているのを見つけたら、大きな病気となってしまう前に対策してあげることをお勧めします。

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